学芸大学 居酒屋「さいとう屋」
居酒屋探偵DAITENの生活 第209回 2009年5月10日(日) 【地域別】 【時間順】
学芸大学 居酒屋「さいとう屋」

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sakuraと二人、用事を済ませながら東横線沿線の都立大学駅、学芸大学駅、祐天寺駅と移動した。そして、用事を全部済ませた後、銭湯に向かった。学芸大学駅から6、7分歩いた住宅街の中に「鷹番の湯」という温泉施設がある。東京在住の銭湯好きの方ならきっと御存知に違いない。数年前、東京都の銭湯組合を脱退したらしく、料金が以前より安くなっていた。一般の銭湯が大人料金450円なのに対して、大人料金380円で入ることが出来る。庶民にとっては、うれしい話である。一階と二階に浴室があり、男女日替わり制になっており、偶数日には一階が女湯で二階が男湯、奇数日には一階が男湯で二階が女湯になる。
今日は5月10日である。私は二階の浴室に入った。露天風呂があり、夕暮れ前のまだ青い空を見ながら湯船につかることができた。実に気持ち良い。
「鷹番の湯」を出て、学芸大学駅の東側にある商店街まで歩いた。商店街を歩いて、良い居酒屋が無いか探して歩く。以前に紹介した「串善」や「久慈川」のある路地も歩いてみる。日曜日で休みの店も多い。
この路地から一度商店街の方に戻り、すぐ目の前の細い路地に入った。この路地は学芸大学駅改札を出て右側に行き、左手のチェーン居酒屋が入ったビルの脇にある。狭い路地を入ってゆくと、右手に赤提灯を発見した。
目立たない店である。一階はパチンコの景品交換所だ。脇の階段を上がってゆく。前を通っていながら、ここに店があることにまったく気づかずにいたのである。
階段を上がり左手のガラス張りのドアを開けて中に入る。目の前のカウンター席には6人が座れる。カウンター席の中はお酒などを作る調理場、その右手にはガラス張りの小さなスペースがあり、炒め物や揚げ物をする為の調理場になっており、中にママさんらしき女性の姿が見えた。窓際にテーブル席が二つある。詰めて座ると、全部でちょうど10人がテーブルに座ることが出来る。テーブル席の脇の高い位置の壁には大画面テレビがあり、バラエティ番組をやっていた。カウンター席には四人ほどお客さんが座っていらっしゃる。テーブル席の一つに座った。
メニューを見ると、ホッピー(420円)がある。ボーダーライン400円を超えているが風呂上がりでもあり、どうしても飲みたくなってしまった。sakuraは生ビール(480円)である。
長身で坊主頭のマスターがカウンターの中から出てきて、飲み物の注文を取りにこられた。
「生と、それからホッピーお願いします」と言う。
「ハイ、ホッピーと生ですね。」と答える。
「氷なしがいいのですが・・・」と遠慮がちに言う。
すると、いったんカウンターのところに戻ってから、
「冷えた焼酎がいいですね」と、声をかけてくださる。
「はい」と、うれしそうに答える私。
少しあって、
「キンミヤの冷えたやつですね・・・」とも、言ってくださる。
さらには、
「グラスも冷えた方がいいですよね」と。
「はい。」と、さらにうれしそうな私。
「ジョッキにしましょう。」と、言ってくださった時は天にも昇る心地である。
まさかの3冷ホッピーである。なぜ、こんなにうれしいのであろうか。
〈ホッピー原理主義者〉とはこういうものである。
因みにキンミヤボトルは1500円。
3人連れのお客さんたちが隣のテーブルに座った。「今日は3人です」とおっしゃるところを見ると常連の皆さんらしい。
つまみは、ねぎ焼きお好み風(380円)、sakuraの好物の塩らっきょ(200円)、たこ唐揚げ(380円)、新玉オニオンスライス(300円)をお願いした。
お通しのマカロニサラダがうまかった。メニューを見るとペンネアラビアータ(600円)とある。私の一番好きなパスタではないか。他にもバジルとチーズのトマトパスタ、ペペロンチーノなどイタリアンのパスタがメニューにある。
隣のテーブルの皆さんが焼きそば(600円)をとっていた。こちらも食べてみたい。
ホッピーを飲んでしまい、もう一杯だけお願いした。ちゃんと、また3冷で出してくれた。
やがて、カウンターの一番奥の席に、2008年9月24日の第142回と2009年1月17日の第171回の記事で紹介したSAKURAの行きつけの店、祐天寺の居酒屋「まるちゃん」のマスターがいらっしゃることにSAKURAが気がついた。お店が休みの日にこうやって周辺の店を歩いて研究をされているのだろうか。
つまみ類は、値段も手頃で我々の好みのものが多い。Sakuraと二人、これは発見であると意見一致であった。
ふだん出ないであろう手間のかかる3冷ホッピーを繰り返し頼むのはお店の方の負担になると考え、3杯目を我慢して冷酒(550円)に切り替えた。300ミリボトルの「松竹梅黒麹四段」である。
私見ではあるが、マスターは学芸大学在住の有名人、ブラザートムさんに似ていらっしゃる。こちらの店に、ブラザートムさんも来店したことがあるのであろうか。一度聞いてみたいと思う。
お勘定をお願いして店を出る時、カウンター席の一番奥の「まるちゃん」のマスターにお声を掛けて外に出た。「まるちゃん」は御夫婦で経営されている。表にマスターが立って接客をされ、奥まった調理場でママさんが調理をするという点で、こちらの「さいとう屋」さんと、「まるちゃん」は似ている。また一軒、城南地区で行きべき店を発見した。
7時45分から8時45分までの1時間の滞在。お勘定は2人で3,630円であった。

学芸大学 居酒屋「さいとう屋」
住所 東京都目黒区鷹番3-1-4
電話 044-433-8944
定休日 第一・第三日曜休・祝日休
営業時間 ?
交通 東急東横線学芸大学駅下車徒歩1分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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sakuraと二人、用事を済ませながら東横線沿線の都立大学駅、学芸大学駅、祐天寺駅と移動した。そして、用事を全部済ませた後、銭湯に向かった。学芸大学駅から6、7分歩いた住宅街の中に「鷹番の湯」という温泉施設がある。東京在住の銭湯好きの方ならきっと御存知に違いない。数年前、東京都の銭湯組合を脱退したらしく、料金が以前より安くなっていた。一般の銭湯が大人料金450円なのに対して、大人料金380円で入ることが出来る。庶民にとっては、うれしい話である。一階と二階に浴室があり、男女日替わり制になっており、偶数日には一階が女湯で二階が男湯、奇数日には一階が男湯で二階が女湯になる。
今日は5月10日である。私は二階の浴室に入った。露天風呂があり、夕暮れ前のまだ青い空を見ながら湯船につかることができた。実に気持ち良い。
「鷹番の湯」を出て、学芸大学駅の東側にある商店街まで歩いた。商店街を歩いて、良い居酒屋が無いか探して歩く。以前に紹介した「串善」や「久慈川」のある路地も歩いてみる。日曜日で休みの店も多い。
この路地から一度商店街の方に戻り、すぐ目の前の細い路地に入った。この路地は学芸大学駅改札を出て右側に行き、左手のチェーン居酒屋が入ったビルの脇にある。狭い路地を入ってゆくと、右手に赤提灯を発見した。
目立たない店である。一階はパチンコの景品交換所だ。脇の階段を上がってゆく。前を通っていながら、ここに店があることにまったく気づかずにいたのである。
階段を上がり左手のガラス張りのドアを開けて中に入る。目の前のカウンター席には6人が座れる。カウンター席の中はお酒などを作る調理場、その右手にはガラス張りの小さなスペースがあり、炒め物や揚げ物をする為の調理場になっており、中にママさんらしき女性の姿が見えた。窓際にテーブル席が二つある。詰めて座ると、全部でちょうど10人がテーブルに座ることが出来る。テーブル席の脇の高い位置の壁には大画面テレビがあり、バラエティ番組をやっていた。カウンター席には四人ほどお客さんが座っていらっしゃる。テーブル席の一つに座った。
メニューを見ると、ホッピー(420円)がある。ボーダーライン400円を超えているが風呂上がりでもあり、どうしても飲みたくなってしまった。sakuraは生ビール(480円)である。
長身で坊主頭のマスターがカウンターの中から出てきて、飲み物の注文を取りにこられた。
「生と、それからホッピーお願いします」と言う。
「ハイ、ホッピーと生ですね。」と答える。
「氷なしがいいのですが・・・」と遠慮がちに言う。
すると、いったんカウンターのところに戻ってから、
「冷えた焼酎がいいですね」と、声をかけてくださる。
「はい」と、うれしそうに答える私。
少しあって、
「キンミヤの冷えたやつですね・・・」とも、言ってくださる。
さらには、
「グラスも冷えた方がいいですよね」と。
「はい。」と、さらにうれしそうな私。
「ジョッキにしましょう。」と、言ってくださった時は天にも昇る心地である。
まさかの3冷ホッピーである。なぜ、こんなにうれしいのであろうか。
〈ホッピー原理主義者〉とはこういうものである。
因みにキンミヤボトルは1500円。
3人連れのお客さんたちが隣のテーブルに座った。「今日は3人です」とおっしゃるところを見ると常連の皆さんらしい。
つまみは、ねぎ焼きお好み風(380円)、sakuraの好物の塩らっきょ(200円)、たこ唐揚げ(380円)、新玉オニオンスライス(300円)をお願いした。
お通しのマカロニサラダがうまかった。メニューを見るとペンネアラビアータ(600円)とある。私の一番好きなパスタではないか。他にもバジルとチーズのトマトパスタ、ペペロンチーノなどイタリアンのパスタがメニューにある。
隣のテーブルの皆さんが焼きそば(600円)をとっていた。こちらも食べてみたい。
ホッピーを飲んでしまい、もう一杯だけお願いした。ちゃんと、また3冷で出してくれた。
やがて、カウンターの一番奥の席に、2008年9月24日の第142回と2009年1月17日の第171回の記事で紹介したSAKURAの行きつけの店、祐天寺の居酒屋「まるちゃん」のマスターがいらっしゃることにSAKURAが気がついた。お店が休みの日にこうやって周辺の店を歩いて研究をされているのだろうか。
つまみ類は、値段も手頃で我々の好みのものが多い。Sakuraと二人、これは発見であると意見一致であった。
ふだん出ないであろう手間のかかる3冷ホッピーを繰り返し頼むのはお店の方の負担になると考え、3杯目を我慢して冷酒(550円)に切り替えた。300ミリボトルの「松竹梅黒麹四段」である。
私見ではあるが、マスターは学芸大学在住の有名人、ブラザートムさんに似ていらっしゃる。こちらの店に、ブラザートムさんも来店したことがあるのであろうか。一度聞いてみたいと思う。
お勘定をお願いして店を出る時、カウンター席の一番奥の「まるちゃん」のマスターにお声を掛けて外に出た。「まるちゃん」は御夫婦で経営されている。表にマスターが立って接客をされ、奥まった調理場でママさんが調理をするという点で、こちらの「さいとう屋」さんと、「まるちゃん」は似ている。また一軒、城南地区で行きべき店を発見した。
7時45分から8時45分までの1時間の滞在。お勘定は2人で3,630円であった。

学芸大学 居酒屋「さいとう屋」
住所 東京都目黒区鷹番3-1-4
電話 044-433-8944
定休日 第一・第三日曜休・祝日休
営業時間 ?
交通 東急東横線学芸大学駅下車徒歩1分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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