千鳥町 居酒屋「浮かれ海老」

居酒屋探偵DAITENの生活 第217回  2009年5月27日(水) 【地域別】 【時間順】 【がっかり集】




千鳥町 居酒屋「浮かれ海老」

  ~ ビールのようでビールじゃない、焼酎で割るけどサワーじゃない、ホッピー、焼酎一杯付き ~


  千鳥町うかれ海老外観 


 
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 東急池上線沿線には黒湯温泉に入ることのできる銭湯が多い。
 黒湯(くろゆ)とは、昔、海であった地域で海草植物の化石(泥炭など)が地下深くで水に溶け込んで黒くなったもので、成分は重炭酸ソーダメタケイ酸など、塩味があり素肌をつるつるにして、全身を暖める効果がある。この地下水をくみ上げ暖めたものを浴槽に入れたものを「黒湯温泉」という。
 池上線沿線でも旗の台、石川台、御嶽山、久が原、池上、蓮沼、蒲田の各駅の近くに「黒湯温泉」が点在している。私はいつもは御嶽山駅近くの線路脇にある「調布弁天湯」まで歩いてゆく場合が多い。
 この日、首を少し痛めた為、夜九時になって「調布弁天湯」を目指して歩き始めた。しかし、御嶽山駅前まで行って気が変わり、池上線に一駅だけ乗って久が原駅で下車、駅のホームから見える場所にある「益の湯」に入ることにした。
 
 「益の湯」の湯船は普通の銭湯よりも奥行きがあり、黒湯白湯の二つに分かれている。白湯は背中や足に気泡を当てられる座湯と電気風呂に、黒湯の方は「ぬるめ」と「あつめ」になっていて、「ぬるめ」の方は浅く、下から強い泡が吹き出している超音波風呂になっている。黒湯の方は熱く深い。
 
       ※    ※    ※

 黒湯によくつかったおかげで首の痛みも癒され外に出た。
 久が原界隈の店を探す気持ちもあったが、踏切が鳴って蒲田方面へ向かう電車が来た為、急いで乗り込んでしまった。そして、隣の千鳥町駅で下車、駅周辺を少し歩いた後、五反田方面の改札口前にある居酒屋「浮かれ海老」に入ってみた。名前がユーモラスなので、気にはなっていたのであるが、店に入ることは無かった。

 間口の割りに奥行きがあって、思いの外広い。入ってすぐ右手にテーブル席が二つ。先客の皆さんがそれぞれ座っておられた。左手の調理場を見ながら奥へ行くと、左手はカウンター席、右手は3卓ある小上がり席になっている。奥にゆくにしたがって幅が広くなっている「小上がり席」の一番奥には、作業服を着た男性3人のグループ。カウンター席は真ん中が調理場への通路になっていて、4席ずつ二つに分かれているのが面白い。

 店内には、スタンダード・ジャズがBGMとして流れている。ジャズが流れているような店は、照明を暗めにしている場合が多いのであるがこちらの店はとても明るい。
 女性の方が飲み物の注文にきてくれた。まずは、ホッピーセット(430円)を氷無しで頼む。突き出しとして大根のカクテキが出てきた。
 リターナル瓶ではないコンビニで売っているタイプの冷えたホッピーの瓶。ビールジョッキに焼酎が入ったもの、それからガラス製の酒器に、焼酎が入ったものの三点セットが出てきた。いわゆる一冷の状態である。焼酎の濃いホッピーを飲みたいとは思わない方なので、この組み合わせは助かる。後で外(ホッピー)を頼んで2杯目を飲めるからである。
 壁に「ビールのようでビールじゃない、焼酎で割るけどサワーじゃない、ホッピー、焼酎一杯付き、430円」とある。ホッピーがどういう飲み物であるか知らない人の為に良い広告文である。

 ホッピーを一口飲んでから食べ物メニューに目を通した。かしらなんこつとりをお願いする。価格は120円。一本ずつでも良いというので、そのようにお願いする。

 店内を眺めると、単純な四角ではなく、中央の部分が少し狭くなっていて、ガラスの向こうに坪庭がつくってある。入口から奥にかけてある長い調理場に男性二人、接客担当の女性も調理場で卵焼きを焼くなど調理をされていた。

 生桜えびのおろし添え(500円)を頼み、ホッピーの外を頼んだ。
 久しぶりに食べる桜えびがうまかった。全体に魚介類のつまみが豊富な店である。もつ焼きと魚の両方が食べられる店は基本的に私の好きな居酒屋の形である。
 小上がり席の常連の方がお勘定の時、お店の女性を「○○ちゃん、お勘定お願いね」いう風にちゃん付けで呼んでいた。なんとなくうらやましい気もする。己を隠して酒を呑む居酒屋探偵には、なれない立場である。
 やがて、入ってこられた男性がカウンター席に座って、ゆっくりメニューを眺めてから「生一つ」と言われた。私も同じである。居酒屋に入って、ビールの銘柄を気にせず、いきなり元気よく「生!」と言える人をうらやましいと思う。ただし、全員での乾杯までの時間を短縮する必要のある宴会の席では、ためらわず瓶ビールを頼むのがルールだと思っている。
 居酒屋「浮かれ海老」はメニューも豊富、酒類も豊富な店であった。

 午後9時55分から10時40分まで45分間の滞在。お勘定は1,940円であった。

  千鳥町うかれ海老看板

千鳥町 居酒屋「浮かれ海老」
住所 東京都大田区千鳥1-21-4
電話 03-3758-5799
定休日 火曜日 ※以前水曜日だった定休日が変わったとのこと。
営業時間 17:00~24:00
交通 東急池上線千鳥町駅下車徒歩20秒 ※五反田方面改札から見える。

 ※インターネット上に公式サイトがある。しかし、メニューの価格や定休日が古いままなので御注意いただきたい。


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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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