西小山 やきとん道場「三鶴」新店舗 第2回
居酒屋探偵DAITENの生活 第227回 2009年6月24日(水) 【地域別】 【時間順】
西小山 やきとん道場「三鶴」 新店舗 第2回

←クリックお願いします。
←クリックお願いします。
←クリックお願いします。
東京池上線の戸越銀座駅から目黒線の西小山駅近くまで約2キロメートルほど歩いた。西小山駅から少し離れた気になる店の前まで行く。お店の中から常連の方たちが、全員でこちらを見ている。もちろん、外観の写真など撮れない。なんとなく入りづらくなってしまい、この最も古く味わいのある店への訪問は次回にすることにした。
少し歩いて、西小山駅の北西側の再開発の為、西小山駅の南側に移転してきた【やきとん道場「三鶴」】の暖簾をくぐることにした。中を見ると、「凹の字型カウンター」の右側一番手前に空き席がある。「凹の字型カウンター」の中心に位置する焼き台の前に、長身のマスターが立っており、その後ろの小型の冷蔵庫の向こう側にママさんが控えている。「凹の字型カウンター」の左側には常連さんたちが居並んで、左側奥の壁に取り付けられた薄型テレビを見ていた。
ママさんにホッピー(400円)をお願いする。いつもの通り、何も言わなくてもホッピージョッキに作られたホッピーが「3冷」で出てきた。実にちょうどよい塩梅である。一緒に醤油漬けの玉葱の入った小皿に楊枝を添えたものが出てくる。
マスターと目があったところで、たん、はつ、なんこつ(各120円)を塩でお願いする。
ちょうど口開けに来る常連の方と次の時間帯に来る常連の方の入れ替わる時間らしく、人の動きが多い。常連さん同志は、頭を軽く下げたり、目で挨拶をしたり、声をかけたりとお互いを確認しあう。
左側の常連席へ、他の席にとりあえず座っていたお客さんが移動する。マスターも左側の席の前に椅子を置いて時折小休止をする。久しぶりにおじゃましたが店内の様子は変わっていない。壁には、「平成21年5月7日一周年」と書かれた提灯が掛かっている。この新しいお店に移転してもう一年以上たったのである。元々の店の雰囲気をうまく残した店内レイアウトがよい。このまま、だんだんに枯れて渋い雰囲気を増してゆくに違いない。
一杯目のホッピーを飲み終わった頃、焼き物がやってきた。「たん」と「はつ」は歯ごたえがあって、歯触りも良い。食べ応えがあって、実にうまいもつ焼きである。しかし、私がこちらの店で最も好きなものは「なんこつ」である。
ここのなんこつは硬めである。コリコリと良い音をたてて、口の中にうまみが広がる。昔、下町のあるもつ焼き屋さんでは、こういうものを「硬骨」と呼んでいた。
ホッピーの2杯目をお願いして、次はタレで2品。「レバ」と「シロ」(各120円)である。
ホワイトボードメニューのトップにレバ刺(550円)とある。 煮込み(350円)も食べたい。しかし、両方とも我慢することにした。
新しく入ってきた常連の方が瓶ビール大を頼んだ。ビアタンブラーではなく、特別にサワー・グラスが渡される。女将さんはそのことをちゃんと覚えている。
レバとシロがやってきた。どちらもうまい。久しぶりにもつ焼きをきちんと食べた気がする。
6時45分から7時25分まで40分ほどの滞在。お勘定は1400円であった。
西小山駅まで向かった。しばらく来ない間に、ずっと続いていた駅周辺の工事は終わっていた。光に包まれた美しい駅舎とロータリーがそこにあった。しかし、駅の近くの庶民的な商店街はそのまま残っている。何かが変わり、何かが残る。東京は常に変貌し、生まれ変わってゆく。今までもそうであったように、これからもそうであるに違いない。
←東急目黒線「西小山駅」駅前。
西小山 やきとん道場「三鶴」に関する過去の紹介記事
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第161回 新店舗 2008年12月10日(水)
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第83回 旧店舗 2008年3月12日(水)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第49回 旧店舗 2007年11月7日(水)
西小山 やきとん道場「三鶴」
住所 東京都品川区小山6-5-13
電話 03-5498-1237
交通 東急目黒線西小山駅下車徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking
こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ
実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
西小山 やきとん道場「三鶴」 新店舗 第2回




東京池上線の戸越銀座駅から目黒線の西小山駅近くまで約2キロメートルほど歩いた。西小山駅から少し離れた気になる店の前まで行く。お店の中から常連の方たちが、全員でこちらを見ている。もちろん、外観の写真など撮れない。なんとなく入りづらくなってしまい、この最も古く味わいのある店への訪問は次回にすることにした。
少し歩いて、西小山駅の北西側の再開発の為、西小山駅の南側に移転してきた【やきとん道場「三鶴」】の暖簾をくぐることにした。中を見ると、「凹の字型カウンター」の右側一番手前に空き席がある。「凹の字型カウンター」の中心に位置する焼き台の前に、長身のマスターが立っており、その後ろの小型の冷蔵庫の向こう側にママさんが控えている。「凹の字型カウンター」の左側には常連さんたちが居並んで、左側奥の壁に取り付けられた薄型テレビを見ていた。
ママさんにホッピー(400円)をお願いする。いつもの通り、何も言わなくてもホッピージョッキに作られたホッピーが「3冷」で出てきた。実にちょうどよい塩梅である。一緒に醤油漬けの玉葱の入った小皿に楊枝を添えたものが出てくる。
マスターと目があったところで、たん、はつ、なんこつ(各120円)を塩でお願いする。
ちょうど口開けに来る常連の方と次の時間帯に来る常連の方の入れ替わる時間らしく、人の動きが多い。常連さん同志は、頭を軽く下げたり、目で挨拶をしたり、声をかけたりとお互いを確認しあう。
左側の常連席へ、他の席にとりあえず座っていたお客さんが移動する。マスターも左側の席の前に椅子を置いて時折小休止をする。久しぶりにおじゃましたが店内の様子は変わっていない。壁には、「平成21年5月7日一周年」と書かれた提灯が掛かっている。この新しいお店に移転してもう一年以上たったのである。元々の店の雰囲気をうまく残した店内レイアウトがよい。このまま、だんだんに枯れて渋い雰囲気を増してゆくに違いない。
一杯目のホッピーを飲み終わった頃、焼き物がやってきた。「たん」と「はつ」は歯ごたえがあって、歯触りも良い。食べ応えがあって、実にうまいもつ焼きである。しかし、私がこちらの店で最も好きなものは「なんこつ」である。
ここのなんこつは硬めである。コリコリと良い音をたてて、口の中にうまみが広がる。昔、下町のあるもつ焼き屋さんでは、こういうものを「硬骨」と呼んでいた。
ホッピーの2杯目をお願いして、次はタレで2品。「レバ」と「シロ」(各120円)である。
ホワイトボードメニューのトップにレバ刺(550円)とある。 煮込み(350円)も食べたい。しかし、両方とも我慢することにした。
新しく入ってきた常連の方が瓶ビール大を頼んだ。ビアタンブラーではなく、特別にサワー・グラスが渡される。女将さんはそのことをちゃんと覚えている。
レバとシロがやってきた。どちらもうまい。久しぶりにもつ焼きをきちんと食べた気がする。
6時45分から7時25分まで40分ほどの滞在。お勘定は1400円であった。
西小山駅まで向かった。しばらく来ない間に、ずっと続いていた駅周辺の工事は終わっていた。光に包まれた美しい駅舎とロータリーがそこにあった。しかし、駅の近くの庶民的な商店街はそのまま残っている。何かが変わり、何かが残る。東京は常に変貌し、生まれ変わってゆく。今までもそうであったように、これからもそうであるに違いない。

西小山 やきとん道場「三鶴」に関する過去の紹介記事
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第161回 新店舗 2008年12月10日(水)
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第83回 旧店舗 2008年3月12日(水)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第49回 旧店舗 2007年11月7日(水)
西小山 やきとん道場「三鶴」
住所 東京都品川区小山6-5-13
電話 03-5498-1237
交通 東急目黒線西小山駅下車徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking
こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ
実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
目黒線沿線