荏原町 おでん「松田」
居酒屋探偵DAITENの生活 第233回 2009年7月8日(水) 【地域別】 【時間順】
荏原町 おでん「松田」

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その場所は、元は「絹」という地味な居酒屋であった。外観は白っぽく、居酒屋風ではない。居酒屋になる前はスナックか美容室だったのかもしれない。東急大井町線の荏原町駅脇の踏切からすぐの場所である。大井町方面の改札を出たとしたら本当に近い。改札を出て右へ行くと、第158回で紹介した〈やきとり・立呑み「きむきむ」〉が踏切のすぐ脇にある。そこから視線を左に移すと、そこにその白い建物がある。店名は〈おでん「松田」〉という。
入口が閉まっている時、何も知らず初めて扉を開けて中に入った人は驚くに違いない。入って左手に「おでんの屋台」がそのまま置いてあるのだ。客は屋台の三方に座って、おでんが煮える様子を見つめながら酒を飲むことになる。
建物の中に「おでんの屋台」が入っている店は他に数軒知っている。しかし、こんなに身近に発見するとは思わなかった。今頃のシーズンは入口を開け放っているので、外から「屋台」が良く見える。「屋台」を見て面白いと思い、入って来た人も多いに違いない。
左手の「屋台」の周りには10人くらい、右手のカウンター席には5人くらいが座れるようである。
中に入るとマスターがおでん鍋の前に立っていた。まずは、シークァーサーサワー(400円)をお願いする。
しばらくして、マスターが「何かとりましょうか?」と、おでん鍋の向こうから聞いてくれた。当然の如く、大好物のちくわぶ(150円)を選び、はんぺん(150円)も頼んだ。
壁を見ると、男前ビール(1000円)というのがある。巨大なサイズの生ビールのようである。因みに、普通の中生ビールは400円。
しばらくして、ママさんらしき女性がやってきた。屋台側にマスターが立ち、カウンターの中にママさんが立っている。ママさんの前にもお客さんが座った。
二杯目は、ジンジャーハイボール(400円)にした。チューハイに生姜の小さな断片が入っている。しかし、思ったよりも辛くはない。
だんだんに常連の方々がやってくる。確実に、店内の「おでん屋台」の周囲は一杯になってゆく。おでんとは違う物も食べてみたいと思い、出汁巻き玉子(300円)を頼んだ。マスターがボールにおでんのだし汁を入れてママさんに渡す。おでんの出し汁を入れた出汁巻き玉子ということになる。ママさんが作ってくれた出汁巻き玉子は〈友人の家に行ったら奥さんが頑張って作ってくれた出汁巻き玉子〉という感じの家庭的な出汁巻き玉子であった。
ネット情報によれば、品川駅、武蔵小杉駅、武蔵溝ノ口駅などに「おでん屋台」を出した後、今年の4月からこちらのお店を開いたとのこと。長年使い馴れた「おでん屋台」をそのままお店の中に入れてしまったアイデアは成功である。「おでんの屋台」に座り、じっくり酒を飲むのは楽しい。しかし、季節によっては熱かったり寒かったりする。でも、こちらは寒くもなければ熱くもない。雨が降っても大丈夫である。
近くに、また面白い店を見つけてしまった。真夏に熱々のおでんで熱燗というのもいい。
18時25分から19時5分まで40分の滞在。お勘定は1,400円であった。
荏原町 おでん「松田」
住所 東京都品川区中延4-17-2
交通 東急大井町線荏原町駅大井町方面改札下車徒歩30秒
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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荏原町 おでん「松田」




その場所は、元は「絹」という地味な居酒屋であった。外観は白っぽく、居酒屋風ではない。居酒屋になる前はスナックか美容室だったのかもしれない。東急大井町線の荏原町駅脇の踏切からすぐの場所である。大井町方面の改札を出たとしたら本当に近い。改札を出て右へ行くと、第158回で紹介した〈やきとり・立呑み「きむきむ」〉が踏切のすぐ脇にある。そこから視線を左に移すと、そこにその白い建物がある。店名は〈おでん「松田」〉という。
入口が閉まっている時、何も知らず初めて扉を開けて中に入った人は驚くに違いない。入って左手に「おでんの屋台」がそのまま置いてあるのだ。客は屋台の三方に座って、おでんが煮える様子を見つめながら酒を飲むことになる。
建物の中に「おでんの屋台」が入っている店は他に数軒知っている。しかし、こんなに身近に発見するとは思わなかった。今頃のシーズンは入口を開け放っているので、外から「屋台」が良く見える。「屋台」を見て面白いと思い、入って来た人も多いに違いない。
左手の「屋台」の周りには10人くらい、右手のカウンター席には5人くらいが座れるようである。
中に入るとマスターがおでん鍋の前に立っていた。まずは、シークァーサーサワー(400円)をお願いする。
しばらくして、マスターが「何かとりましょうか?」と、おでん鍋の向こうから聞いてくれた。当然の如く、大好物のちくわぶ(150円)を選び、はんぺん(150円)も頼んだ。
壁を見ると、男前ビール(1000円)というのがある。巨大なサイズの生ビールのようである。因みに、普通の中生ビールは400円。
しばらくして、ママさんらしき女性がやってきた。屋台側にマスターが立ち、カウンターの中にママさんが立っている。ママさんの前にもお客さんが座った。
二杯目は、ジンジャーハイボール(400円)にした。チューハイに生姜の小さな断片が入っている。しかし、思ったよりも辛くはない。
だんだんに常連の方々がやってくる。確実に、店内の「おでん屋台」の周囲は一杯になってゆく。おでんとは違う物も食べてみたいと思い、出汁巻き玉子(300円)を頼んだ。マスターがボールにおでんのだし汁を入れてママさんに渡す。おでんの出し汁を入れた出汁巻き玉子ということになる。ママさんが作ってくれた出汁巻き玉子は〈友人の家に行ったら奥さんが頑張って作ってくれた出汁巻き玉子〉という感じの家庭的な出汁巻き玉子であった。
ネット情報によれば、品川駅、武蔵小杉駅、武蔵溝ノ口駅などに「おでん屋台」を出した後、今年の4月からこちらのお店を開いたとのこと。長年使い馴れた「おでん屋台」をそのままお店の中に入れてしまったアイデアは成功である。「おでんの屋台」に座り、じっくり酒を飲むのは楽しい。しかし、季節によっては熱かったり寒かったりする。でも、こちらは寒くもなければ熱くもない。雨が降っても大丈夫である。
近くに、また面白い店を見つけてしまった。真夏に熱々のおでんで熱燗というのもいい。
18時25分から19時5分まで40分の滞在。お勘定は1,400円であった。
荏原町 おでん「松田」
住所 東京都品川区中延4-17-2
交通 東急大井町線荏原町駅大井町方面改札下車徒歩30秒
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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