武蔵小山 立ち飲み「晩杯屋」
武蔵小山 立呑み「晩杯屋」


第251回の記事で少し触れた武蔵小山の新しい立呑店に入ってみた。
新しくなった武蔵小山駅のロータリーに面して、有名な焼き鳥の店、鳥勇がある。焼き鳥を買いに来た人、店の前で缶ビール片手に立ったまま焼き鳥を頬張る人など、たくさんの皆さんが小さな店の周りに群がっている。狭い路地に面した角地にあるので、路地の中にも人が立っている。その人々をよけながら路地に入って行くと、すぐに小さな十字路に出る。その十字路の左手向側にあるのが今日の店「晩杯屋」である。元々は「サッチモ」という渋い名前の麻雀荘があった場所だ。店名の読みは「ばんぱいや」であり、「ヴァンパイヤ(吸血鬼)」ではない。
この店について特筆すべきは、その営業時間である。なんと、朝8時から夜12時まで。この長い営業時間を二人で切り盛りしているというから驚きである。キャッチフレーズを作るとしたら、「朝から飲めても晩杯屋」とでも言うのだろうか。
角地にあるほぼ真四角の店である。建物の角に四角い調理スペースがあり、内側の店内にL字カウンターがあって、北西側と南西側に二つ、それぞれ入口がある。中のL字カウンターに10人ほどが立てるだろうか。さらに、南西側の外にも4人ほど立つことが出来る。
もう一点、特筆すべきは、その安さである。
まずは、チューハイ(230円)、アジ南蛮(150円)、煮込み(130円)を頼んだ。前払い方式である。三点で合計510円であった。
ドリンクメニューは以外に豊富である。カミナリハイボール(290円)は電気ブランのハイボール、トリハイ(250円)はトリスウイスキーのハイボールである。ホッピー・セット(350円)は、こちらの店では高級品だ。日本酒(190円)、トマト割り」(290円)などもある。いわゆる、外(焼酎のみ)はシングルで210円、ダブルは460円であった。並びのお客さんがウーロンハイの残りに外(焼酎)のダブルをもらって飲んでいた。
特製ポテトサラダ(130円)と、ホッピー・セット(350円)を氷無しでお願いする。すると冷えたビールジョッキに焼酎を入れて、冷えたホッピーと共に出してくれた。最近はホッピー氷り無しを頼んで冷えていないホッピー瓶を出す店は減っている。
トリスのハイボールがトリハイと書いてある。トリハイ(250円)を頼む。後から来られた常連の方がトリハイを注文すると、その方の好みがソーダ少なめであることをお店の方がちゃんと覚えていた。
マグロ(200円)。マグロは同じ価格で、大トロ、中トロ、赤身が日替わりらしい。本日は中トロ、5切れで200円は安い。常連はみんな頼んでいた。
18時45分から19時15分まで30分ほどの滞在。三杯三品で、支払ったお金は1,440円であった。
早朝は「同業」の方が多いとお店の方が言う。一度、朝一番で来てみたいと思う。
※ ※ ※
追記 その後、営業時間が変わったようです。詳しいことはお問い合わせを。また、2号店が近くに出来ました。(2010.6)

武蔵小山 立呑み「晩杯屋(ばんぱいや)」
住所 東京都品川区小山3丁目
電話 03-3785-7635
定休日 無休
営業時間 11:00~22:00
交通 東急目黒線武蔵小山駅下車徒歩1分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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