川崎 「元祖立ち飲み屋」
居酒屋探偵DAITENの生活 第260回 2009年9月16日(水) 【地域別】 【時間順】
川崎 「元祖立ち飲み屋」
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今日は一日忙しい。様々な用事を済ませ、午後3時半に身体が空いた。JR川崎駅と京急川崎駅の間の地域に足を踏み入れる。以前、ビルとビルの間に「望郷横丁」という飲み屋街があった。そこに、古い立ち飲み屋さんがあったのである。1号店と2号店の二軒があった。しかし、この地区のビル再開発に伴い、近くのビルの一階に移転したのである。店の名前は「元祖立ち飲み屋」という。この地区の再開発では、第126回に紹介した立ち飲み「天下」も閉店している。残念なことである。
第256回で紹介した「地下のもぐら」の入っているタワーリパークビルの地下を探索。ここに気になる店が一軒ある。しかし、まだ開店していない。京急蒲田方面に向かうエスカレーターを上がり、外に出て、すぐ前の交差点に立つ。すると、背中に「地下のもぐら」と書かれたTシャツを着た男性が追い越して行った。後を目で追っていると、交差点の斜め向こうのビルの一階にある「元祖立ち飲み屋」という立ち飲み屋に入って行く。二軒は系列店に違いない。
「元祖立ち飲み屋」の開店は午後4時である。少し待っていると、開店時間になった。入口には、最近よく見る「角ハイボール酒場」という黄色い看板がある。(写真)

中に入る。口開け一人目の客となった。大きなL字カウンターが右手にあり、左手の壁にもカウンターや立ちテーブルがたくさんある。40人は入ることが出来るに違いない。
まずは、角ハイボール(280円)と名物・牛もつ煮込み(塩)(300円)、本日のおすすめからさんま刺(200円)を頼む。
角ハイボールを持ってきてくれた女性に、「こちらのお店は、あちらのビルの地下のもぐらさんと同じ経営ですか」と聞くと、やはりそうであるという。
さんま刺は七切れ、200円は安い。牛もつ煮込みも充分な量。最近流行りの塩煮込みはうまい。調理場の中央に塩煮込み、味噌煮込み、肉豆腐の三つの大きな鍋が置いてある。
お店の人たちのTシャツには、「川崎駅前望郷横丁元祖立ち飲み屋、創業1970年」と背中に書いてある。
2杯目は生レモンサワー(300円)を頼む。
他に飲物は、中ジョッキが350円。ホッピーセットは450円である。因みに外(ホッピー)は350円、中(焼酎)は100円である。並びには、氷たっぷりのホッピーセットを飲んでいる方がいる。脇にあるホッピー瓶の残量から見て、後二回、中(焼酎)を頼むだろうと予想が出来た。
口開け20分でお客さんは12名となった。テレビは民主党新政権の組閣のニュースを流している。時代の転換点を立呑み酒場で迎えているということか。
午後4時から30分間の滞在。2杯2品でお勘定は1,080円。
店を出る時、さきほどのホッピーの方が3杯目の中(焼酎)を頼んでいる。予想通りである。なんだかうれしい。
時間はまだ早い。隣町に新しい店が出来たという情報を思い出し、JR川崎駅に急いで行って、京浜東北線に乗りこんだ。
(つづく)
追記 / 公式サイトによれば、「元祖立ち飲み屋」も「地下のもぐら」も、株式会社デイフィールドという会社が経営する店であった。
「元祖立ち飲み屋」
住所 神奈川県川崎市川崎区駅前本町15-5 十五番館 1F
電話 044-222-3323
定休日 日曜日
営業時間 月曜~土曜 16:00~23:00 祝祭日 16:00~22:00
交通 京浜急行京急川崎駅下車徒歩2分・JR川崎駅下車徒歩5分
http://www.dayfield.co.jp/index.html
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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川崎 「元祖立ち飲み屋」



今日は一日忙しい。様々な用事を済ませ、午後3時半に身体が空いた。JR川崎駅と京急川崎駅の間の地域に足を踏み入れる。以前、ビルとビルの間に「望郷横丁」という飲み屋街があった。そこに、古い立ち飲み屋さんがあったのである。1号店と2号店の二軒があった。しかし、この地区のビル再開発に伴い、近くのビルの一階に移転したのである。店の名前は「元祖立ち飲み屋」という。この地区の再開発では、第126回に紹介した立ち飲み「天下」も閉店している。残念なことである。
第256回で紹介した「地下のもぐら」の入っているタワーリパークビルの地下を探索。ここに気になる店が一軒ある。しかし、まだ開店していない。京急蒲田方面に向かうエスカレーターを上がり、外に出て、すぐ前の交差点に立つ。すると、背中に「地下のもぐら」と書かれたTシャツを着た男性が追い越して行った。後を目で追っていると、交差点の斜め向こうのビルの一階にある「元祖立ち飲み屋」という立ち飲み屋に入って行く。二軒は系列店に違いない。
「元祖立ち飲み屋」の開店は午後4時である。少し待っていると、開店時間になった。入口には、最近よく見る「角ハイボール酒場」という黄色い看板がある。(写真)

中に入る。口開け一人目の客となった。大きなL字カウンターが右手にあり、左手の壁にもカウンターや立ちテーブルがたくさんある。40人は入ることが出来るに違いない。
まずは、角ハイボール(280円)と名物・牛もつ煮込み(塩)(300円)、本日のおすすめからさんま刺(200円)を頼む。
角ハイボールを持ってきてくれた女性に、「こちらのお店は、あちらのビルの地下のもぐらさんと同じ経営ですか」と聞くと、やはりそうであるという。
さんま刺は七切れ、200円は安い。牛もつ煮込みも充分な量。最近流行りの塩煮込みはうまい。調理場の中央に塩煮込み、味噌煮込み、肉豆腐の三つの大きな鍋が置いてある。
お店の人たちのTシャツには、「川崎駅前望郷横丁元祖立ち飲み屋、創業1970年」と背中に書いてある。
2杯目は生レモンサワー(300円)を頼む。
他に飲物は、中ジョッキが350円。ホッピーセットは450円である。因みに外(ホッピー)は350円、中(焼酎)は100円である。並びには、氷たっぷりのホッピーセットを飲んでいる方がいる。脇にあるホッピー瓶の残量から見て、後二回、中(焼酎)を頼むだろうと予想が出来た。
口開け20分でお客さんは12名となった。テレビは民主党新政権の組閣のニュースを流している。時代の転換点を立呑み酒場で迎えているということか。
午後4時から30分間の滞在。2杯2品でお勘定は1,080円。
店を出る時、さきほどのホッピーの方が3杯目の中(焼酎)を頼んでいる。予想通りである。なんだかうれしい。
時間はまだ早い。隣町に新しい店が出来たという情報を思い出し、JR川崎駅に急いで行って、京浜東北線に乗りこんだ。
(つづく)
追記 / 公式サイトによれば、「元祖立ち飲み屋」も「地下のもぐら」も、株式会社デイフィールドという会社が経営する店であった。
「元祖立ち飲み屋」
住所 神奈川県川崎市川崎区駅前本町15-5 十五番館 1F
電話 044-222-3323
定休日 日曜日
営業時間 月曜~土曜 16:00~23:00 祝祭日 16:00~22:00
交通 京浜急行京急川崎駅下車徒歩2分・JR川崎駅下車徒歩5分
http://www.dayfield.co.jp/index.html
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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