蓮沼 立呑処「勘蔵」第6回
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第268回 2009年10月12日(月) 【地域別】 【時間順】 【がっかり集】
蓮沼 立呑処「勘蔵」 第6回

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前回のお店を出て、右手に十数メートル歩くと多摩堤通りに出る。この通りを左に歩いて行くと、左手の向こう角にあるのが立呑処「勘藏」である。前にうかがった時のことは第243回に書いた。大体、3ヶ月に一度は立呑処「勘藏」を記事にしており、今回で6回目である。私は、あまり同じ店を繰り返し紹介しない。同じ店ばかりが続くと読者の皆さんが飽きてしまうのではないかと、心配になるからである。そんな私にとっては珍しいことである。
今日も関さんの笑顔に迎えられ店に入る。目の前の小さな器に千円札を入れる。
関さんが「昨日から始めた、ハイボールセット、いかがですか?」という。ここにもウイスキーハイボールの波がやってきている。ただし、こちらのウイスキーはサントリー角瓶ではなく、トリスウイスキーである。セットの価格は500円。トリスウイスキーがビアタンブラーに半分。ソーダ1瓶。小さなジョッキに氷とレモンの輪切りの入ったものが出てくる。ソーダとウイスキーを入れながら2杯のハイボールが飲める。
つまみは、ポテトサラダ(150円)をお願いする。段々に人数が増えて、カウンターに立つのは私を含め8人となった。盛況だ。以前にお会いした方もいらっしゃる。いろいろな方の噂話が出る。
「○○は最近こないね」「なんだか、最近忙しいらしいよ」といった会話である。
2杯目に緑茶割り(250円)を頼み、やっこ(100円)ももらった。
午後6時半頃になって、お店を女性の方にまかせて、関さんが常連の方2人と出かけられた。「お会式」に行くそうである。
隣にいらした常連の方が「お会式は、普通のお祭りとは違い、日蓮正人の供養なんだよ」とおっしゃる。今日、蒲田中をずいぶんと歩いた。街を歩く人々の会話の中に「お会式」という単語が何度も出てくる。なんとなく、街全体が陽気な雰囲気につつまれている。
蒲田に長年住んでおられる常連の方に、地元のいろいろ裏話を教えていただく。世の中、本当に面白いと思う。
お話が面白く、レモンサワー(250円)、グループフルーツサワー(250円)と、ついつい続けて飲んでしまった。
関さんが常連の方と一緒に、「お会式」から戻ってこられた。お酒を飲めない関さんが少し赤い顔をしている。私も「お会式」に行ってみたいと思う。しかし、ずんぶんと飲んでしまったので帰ることに決めた。滞在時間は午後6時00分から7時40分まで。立呑処「勘藏」は居心地が良い。今日も思いの外、長居してしまう。支払った金額は、つまみ2品と酒類4杯で合計1,500円であった。
立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土)
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日)
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)
蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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蓮沼 立呑処「勘蔵」 第6回




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前回のお店を出て、右手に十数メートル歩くと多摩堤通りに出る。この通りを左に歩いて行くと、左手の向こう角にあるのが立呑処「勘藏」である。前にうかがった時のことは第243回に書いた。大体、3ヶ月に一度は立呑処「勘藏」を記事にしており、今回で6回目である。私は、あまり同じ店を繰り返し紹介しない。同じ店ばかりが続くと読者の皆さんが飽きてしまうのではないかと、心配になるからである。そんな私にとっては珍しいことである。
今日も関さんの笑顔に迎えられ店に入る。目の前の小さな器に千円札を入れる。
関さんが「昨日から始めた、ハイボールセット、いかがですか?」という。ここにもウイスキーハイボールの波がやってきている。ただし、こちらのウイスキーはサントリー角瓶ではなく、トリスウイスキーである。セットの価格は500円。トリスウイスキーがビアタンブラーに半分。ソーダ1瓶。小さなジョッキに氷とレモンの輪切りの入ったものが出てくる。ソーダとウイスキーを入れながら2杯のハイボールが飲める。
つまみは、ポテトサラダ(150円)をお願いする。段々に人数が増えて、カウンターに立つのは私を含め8人となった。盛況だ。以前にお会いした方もいらっしゃる。いろいろな方の噂話が出る。
「○○は最近こないね」「なんだか、最近忙しいらしいよ」といった会話である。
2杯目に緑茶割り(250円)を頼み、やっこ(100円)ももらった。
午後6時半頃になって、お店を女性の方にまかせて、関さんが常連の方2人と出かけられた。「お会式」に行くそうである。
隣にいらした常連の方が「お会式は、普通のお祭りとは違い、日蓮正人の供養なんだよ」とおっしゃる。今日、蒲田中をずいぶんと歩いた。街を歩く人々の会話の中に「お会式」という単語が何度も出てくる。なんとなく、街全体が陽気な雰囲気につつまれている。
蒲田に長年住んでおられる常連の方に、地元のいろいろ裏話を教えていただく。世の中、本当に面白いと思う。
お話が面白く、レモンサワー(250円)、グループフルーツサワー(250円)と、ついつい続けて飲んでしまった。
関さんが常連の方と一緒に、「お会式」から戻ってこられた。お酒を飲めない関さんが少し赤い顔をしている。私も「お会式」に行ってみたいと思う。しかし、ずんぶんと飲んでしまったので帰ることに決めた。滞在時間は午後6時00分から7時40分まで。立呑処「勘藏」は居心地が良い。今日も思いの外、長居してしまう。支払った金額は、つまみ2品と酒類4杯で合計1,500円であった。
立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土)
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日)
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)
蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
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定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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