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両国 居酒屋「ニュー加賀屋・両国店」

居酒屋探偵DAITENの生活 第270回 2009年10月20日(火) 【地域別】  【時間順】


※2009年10月20日 360,000カウント通過 感謝!


両国 居酒屋「ニュー加賀屋・両国店」

 
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 東京・両国のシアターΧ(かい)で上演のシアター・コレクティブ実験劇場2009マリヴォー作「本気の役者たち」の初日を明日に控えた夜、「場当たり」の終わった後、以前から「居酒屋探偵DAITENの生活」にも何度か登場していただいた舞台監督であり照明・音響関連会社社長であるH社長と、演出のsakuraと3人で打ち合わせ方々呑むことになった。

 因みに、舞台用語辞典には
 【「場当たり」とは、本番と同じ状態の舞台で、役者の立ち位置の決定、場面 転換時(暗転時など)の物の出ハケの確認、照明、音楽のきっかけ合わせを行うこと、「ゲネ」の前に行われ、部分的、主に場面転換時を中心に行われる。 「場当たり」では、暗転の長さをはかったり、役者が暗闇での移動を練習したり、本番用の靴をはき、足音のチェックをしたり、言わば、役者が演技以外の練習をする。】とのこと。
 
 いつもは別の相撲ちゃんこ系の店に行くのであるが、今夜は「ニュー加賀屋・両国店」へ行くことにした。私は「困った時の加賀屋」といって、思い当たる居酒屋が無い場合、はずれの無い「加賀屋チェーンの店」に入ることにしている。

 両国駅東口改札を出ると、すぐ目の前に「横綱横丁」という路地がある。横綱横丁に入って、二つ目の十字路を左に曲がって、50メートルほど歩いた右手に、「加賀屋」と大きく書かれた赤提灯が下がっている。暖簾には「ニュー加賀屋」とある。
 「加賀屋」「ニュー加賀屋」とは何が違うのか。「加賀屋応援隊」というページを読むと、加賀屋には「加賀屋」「ニュー加賀屋」「加賀廣」の三つがあるとのこと。しかし、大串もつ焼き、煮込み、ホッピーを出すという点はまったく同じであるという。最初に出来た「加賀屋」と同じ街に後から出来た店とを区別する為、新しい方の店を「ニュー加賀屋」としたり、経営者が代わった時に、「ニュー加賀屋」に改名したりといったことらしい。

 入口を入ると、左手にテーブル席が2列あり、その向こうにはL字カウンター席。その右手にテーブル席があって、その奥には横に長い座敷席がある。席数は全部で34席とのこと。

 瓶ビール大(550円)を一本もらう。残念ながらスーパードライしかないそうである。それでも喉が渇いているので美味しい。
 H社長と私は、すぐにホッピー(380円)に切り替えた。私はいつもの通り氷なし。H社長は氷有りである。このまま社長は、「外1中4」のペースで呑む。しかも、4杯目でホッピーを余らせてしまった。究極の「ホッピー味の焼酎派」である。

 つまみは、まずはメニューのトップに大きく書いてある名物料理、煮込み鍋(480円)を頼む。
 モツといえば、ということで、昨日の稽古場での最終稽古の後、sakuraをはじめ、十数名で中目黒「小鳥屋」で呑んだ話が出る。私は忙しくて参加できなかった。モツ鍋がとても美味しくて、全員喜んでいたとのこと。
 さらに、H社長が必ず頼む和牛レバ刺し(700円)と、sakuraの好物のらっきょ塩づけ(350円)を頼んだ。

 私は、2杯目に酎ハイ(360円)。sakuraは、珍しくスーパードライ大瓶を追加した。H社長は「中・焼酎」の追加である。「中・焼酎」の価格は解らなかった。
 酎ハイは、氷と焼酎の入ったグラスとソーダの瓶が1本付いてくる出し方。ポテトサラダ(370円)も追加した。

 色々な酒場の話をしているうちに、H社長の口から東急多摩川線の武蔵新田の駅前にある角打ちのできる酒屋の話が出てきた。
 「それって、飯田酒店じゃありませんか」
 「そうそう、そんな名前だよ、カウンターもあって、いい店だよ」
 仕事関係の人に連れて行かれたそうである。私もつい先日、店の前まで行って定休日でふられたばかりであった。
 H社長は舞台の仕事で全国を回る為、どこの街でも安くて良い店を探すそうである。酒場の話になると酒飲み同志というものは盛り上がるものである。

 3杯目に、私はシークァーサーサワー(360円)にする。あまり酸っぱくない。sakuraは日本酒大(500円)。二合徳利のようである。H社長は「中・焼酎」追加。
 昔、高田馬場にあったアパートを改造した小劇場、「東芸劇場」の話になる。女優で演出家の渡辺えりさんが率いていた劇団300(さんじゅうまる)の前身、劇団200(にじゅうまる)の旗揚げの頃、「東芸劇場」で照明をされたそうである。その時の裏話で盛り上がる。同劇場は、第三舞台キャラメル・ボックス遊機械全自動シアターなど、小劇場の有名劇団が旗揚げの頃に使った劇場として有名である。
 その他、1970年代演劇の話をH社長が楽しそうに話してくださった。

 午後9時30分から11時まで、1時間半ほどの滞在。お勘定は3人で6,510円であった。


   ニュー加賀屋両国店提灯

両国 居酒屋「ニュー加賀屋・両国店」
住所 東京都墨田区両国3-21-6
電話 03-3635-3541
定休日 年中無休
営業時間 17:00~24:00
交通 JR両国駅下車東口より徒歩2分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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