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渋谷 酒処「十徳」渋谷店

居酒屋探偵DAITENの生活 第276回 2009年11月03日(火)文化の日 【地域別】  【時間順】


※2009年11月5日 370,000カウント通過 感謝!


渋谷 酒処「十徳」渋谷

  渋谷十徳


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 青年座にて

 久しぶりに、代々木八幡にある青年座劇場で芝居を見ることになった。sakura劇団青年座演出をした時の出演俳優であり、当ブログでも第7回第27回に登場していただいた劇団青年座のベテラン俳優、名取幸政さんが出演される舞台である。
 「3on3 Part2」 喫茶店で起こる三つの物語 主催:(社)日本劇団協議会
 舞台には、現実の喫茶店に近いセットが組まれている。そこで、サイホンを使い、本物のコーヒーを入れて飲み、本物の煙草を吸うのである。その同じ喫茶店で3人の作家が書いた30分ほどの短編を3人の演出家が演出をするオムニバス形式の舞台である。
 名取さんは1本目の「みぢかうた」に出演された。冒頭から半分は座った背中だけを見せた芝居である。種明かしはしないけれど、前半と後半で事情と役柄が変わるので、この演出にはとても意味があったと思う。
 私的には、2本目の「青島先生」を喜劇でありながらエドワード・オールビー「動物園物語」の変容と見て、面白く見ることができた。
 3本目の「はひふへほ」は、悩める日本人としての文学的な何かをテキストから読みとることが出来ないまま終わってしまった。戯曲を読んでみたいと思う。


 道玄坂の隠れ家
  
 代々木八幡から神山町を通り、東急百貨店本店の前の道玄坂2丁目の交差点に出る。東急本店前の通りから弓なりに伸びる路地を抜けて、道玄坂通りに出た。この通りから京王井の頭線渋谷駅西口前に出る道に入った。およそ、1.5キロメートルの道程である。いつものコースだ。
 さて、京王井の頭線西口改札前の通りは、渋谷に唯一残されたといってもいい古典的居酒屋が集中した地域である。道玄坂からこの通りに入って最初の路地を右に入ると、左手に今日の目的の店、酒処「十徳」渋谷がある。新宿周辺に数店舗ある「十徳」グループの支店だ。

 公式サイトには「道玄坂の隠れ家」と書いてある。まさに、そんな感じの店構えである。入口にいつもいらっしゃる店長さんがいる。「二人です」と言って中に入る。比較的天井の低いお店である。入って右手から奥にかけて、6人位が座れるテーブルが四つ続いている。こちらのお店で相席は当たり前。覚悟して入ったのであるが、今日が文化の日であることを忘れていた。しかも午後5時ではまだ空いている。一番手前のテーブルににカップルが座り、左手奥の5人ほどのカウンター席に男性が一人座っていた。こちらの店は平日は4時から開店している。さらに、日曜日は3時半から開けている。しかも年中無休。休日の酒飲みにはもってこいの店である。

 「十徳」に来て、生ビールやサワーではもったいない。焼酎も同じである。やはり、日本酒だ。
 目の前に「山形正宗の飲み比べ2種セット500円」というメニューがあった。銘柄は山形正宗「特別本醸造」「純米吟醸秋あがり」の2種類。sakuraは〆張鶴の純米吟醸(500円)。
 お通し(480円?)は鳥肉とニンジンとレンコンの煮物。
 飲み比べセットは小さなグラスに入ったものが専用の台の上に乗って出てくる。それぞれにうまい。
 牛すじ大根煮(580円)、鰺なめろう(680円)を頼んだ。牛すじをこれだけさっぱりと美味しく食べさせてくれるのはなかなかない。言うまでもなく鯵なめろうは酒に合う。よく聞く、「これだけで3杯は飲める」という酒飲みの発言には説得力がある。

 2杯目は、私は神亀純米辛口(600円)。埼玉の神亀酒造の酒である。桝に入った大ぶりのグラスに入って出てくる。ちゃんと、桝にこぼしてくれる。この満足感は酒好きならではだろう。

 ここにも「ハイボールはじめました。大人気のウイスキーの炭酸割 400円」と書いてある。
 しかし、「十徳」で日本酒以外を飲むなんてことはしない。そんなことを思っていると、やがて並びに若いカップルが座った。頭の良さそうな顔をしたカップルである。二人で生ビールを飲み始めた。しかし、それをチビチビとお湯割りを飲むように飲むのである。そして、黙ったままである。酒を頼む様子はない。ここがどんな店であるかを知らずに入ってきてしまったのかもしれない。知らないということは残念なことである。そして、チビチビと生ビールを口に含んでは、つまみを行儀良く食べている。

 sakuraの2杯目は、高知の酔鯨酒造酔鯨純米吟上(600円)。有名な酒である。

 刺身類はイナダ(580円)、シマアジ(750円)など種類も豊富である。迷った末に、マダイ刺身(680円)を頼んだ。本当に日本酒に合う。これも正解であった。

 3杯目に、鳥取の諏訪酒造すわいずみ純米生酒(450円)をもらい、二人で分けあって飲んだ。
 もし、「十徳」が無くなってしまったら、落ち着いて安い価格で日本酒を飲む場所がなくなってしまう。是非続けて欲しいものである。

 帰る時、さきほどのカップルをちらりと見る。次の瞬間、いきなり男性が太い声で「高清水、ひとつ」なんて言ったらかっこいいのに・・・と思うがそれもなかった。チビチビと生ビールである。芝居を見た帰りは、現実に対しても次の展開に期待してしまう癖がつく。観劇後遺症とでもいうのだろうか。

 午後5時から6時30分まで1時間30分ほどの滞在。お勘定は5,550円であった。私たちとしてはたまの贅沢といえる。

 ※   ※   ※

 そういえば、「古典酒場」の最新号は「日本酒酒場」である。当ブログのマイショップにも載っているのでよろしく。

渋谷 酒処「十徳」渋谷店
住所 東京都渋谷区道玄坂2-9-4 1F
電話 03-3770-7678
定休日 無休
営業時間 月~土 16:00~04:00 日・祝 15:30~24:00
交通 JR渋谷駅徒歩3分・京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩1分・地下鉄半蔵門線渋谷駅徒歩3分 
公式サイト http://www.juttoku.com/

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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渋谷

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