蓮沼 立呑処「勘藏」第8回
居酒屋探偵DAITENの生活 第300回 2010年1月1日(木) 【地域別】 【時間順】 【がっかり集】
蓮沼 立呑処「勘藏」 第8回




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「居酒屋探偵DAITENの生活」第300回
東急池上線の蓮沼駅から歩いて向かったのは立呑処「勘藏」である。前回2009年11月24日に伺った時に今年も新年1月1日の午後6時から開店であることを聞いていた。一年の最初の居酒屋探訪は2009年1月1日がそうであったように、2010年も立呑処「勘藏」さんが良いとsakuraと二人でずっと話していたのである。
しかし、それだけではない。2010年の最初の回であると同時に、今回は「居酒屋探偵DAITENの生活」の記念すべき第300回なのである。特に計算をした訳ではないのに、たまたま立呑処「勘藏」さんが「居酒屋探偵DAITENの生活」の第300回に当たったのである。しかも、それが2010年1月1日であった。これも何かの縁かもしれない。
この時点では第300回目とは考えてもいない私である。sakuraと二人、特に気負うこともなくお店の前までやってきた。店内をガラス越しにのぞくと満員である。思い切って中に入る。今日もマスターの関さんが笑顔で迎えてくれた。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。」と大きな声でおっしゃる。
左右の皆さんが場所を空けてくださった。それに連れて奥に向かって皆さんが少しずつ動いてくださる。カウンター席には、来店する度にいらっしゃる常連の皆さんのお顔がある。
「まずは、これを呑んでくださいませ」と言って、関さんが升に注いで出してくださったのが「出羽鶴たる酒」である。
「おめでとうございます。いただきます。」と言うと、
「今年も御指導御鞭撻のほどよろしくお願いいたします」と関さん。なんだか気恥ずかしい。
「こちらこそ、よろしくお願いします」と答える。
「もっと早く6時頃にいらっしゃるかと思ってました」と、おっしゃる。
「いろいろと忙しくて遅くなりました。これから本門寺さんで初詣なんです。」と答えた。
まずは、毎年新年に振る舞い酒として提供される出羽鶴たる酒をそれぞれいただく。振る舞い酒をいただくと寿命が延びる気がする。
次に、私は生ビール(350円)をいただく。つまみは、ちくわぶお煮しめ(250円)。たる酒の後にsakuraが頼んだ熱燗は升にグラスがのったスタイルで出される。一度出してから少し追加でついでくれる。正月追加とのこと。赤たこ(250円)を出してもらう。懐かしい感じがする。私は常温でお酒を一杯。紅白なます(150円)と、するめ(200円)ももらった。
そろそろ、初詣にゆかなければならない。いつもの年ならば、大晦日の深夜、年が変わってすぐに行くのであるが、今年は体調と相談をして1月1日にしたのである。
まだまだ飲んでいらっしゃる常連の皆さんに軽く御挨拶をして、マスターの関さんの元気な声に送り出され外に出た。
午後7時から8時まで約1時間ほどの滞在、支払ったのはちょうど2000円であった。
「勘藏」を出て、池上本門寺まで住宅街の静かな道を歩いた。空に月が浮かんでいる。今年はいったいどんな年になるのだろう。我々から見た月に裏と表があるように、期待(明)と不安(暗)が表裏一体だ。しかし、今夜の月は明るく美しかった。

立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第7回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第288回 2009年11月24日(火)
第6回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第268回 2009年10月12日(月)
第5回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第243回 2009年8月8日(土)
第4回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第221回 2009年5月30日(土)
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日)
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)

蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩5分。JR蒲田駅下車徒歩3分。
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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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Re: こんばんは