洗足池 ラーメン&中華スナック「大龍」

居酒屋探偵DAITENの生活 第336回 2010年5月12日(水) 【地域別】  【時間順】



洗足池 ラーメン&中華スナック「大龍」

  ~サッポロラーメンのお店・・・実は中華スナック~

  洗足池「大龍」外観    ←クリックお願いします。    にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。

 中原街道は五反田を起点として、途中環状七号線や環状八号線と交叉、多摩川の丸子橋を渡って、神奈川県川崎市に入り、横浜市、大和市、藤沢市、寒川町を経て茅ヶ崎市に至る道路である。そして、同じく五反田を起点とする東急池上線とは、五反田、大崎広小路、戸越銀座、荏原中延、旗の台、長原、洗足池、石川台、雪谷大塚までの9駅の間でほぼ平行に並んでいる。特に洗足池雪谷大塚駅は中原街道に面している。

 洗足池を降りて中原街道を川崎方面に向かって歩き始めると、次の石川台駅とのちょうど中間の辺りの街道沿いに「大龍」というサッポロラーメンの店がある。外観をみれば、どこにでもあるサッポロラーメンの店である。大龍グループのサイトを見ると「サッポロラーメン大龍チェーン」の一軒として紹介されている。しかし、外のテントをよく見ると赤地に白い文字でラーメン&中華スナックと書いてあり、単なるラーメン店ではないことがわかる。

 入口は左端と右端に二つある。左端の入口から店に入ってみた。13人ほどが座れるL字カウンターがある。左手前から奥にかけて5人、左の入口前から右の入口までに8人といったところであろうか。まだ、早い時間なのでお客さんは誰もいない。カウンターの右端の脇にある椅子に白い帽子を被ったマスターが一人座ってこちらを見ている。カウンターの真ん中あたりに座った。

 「久しぶりだね」と頬笑むマスター。
 もう何年も来ていないのに、マスターは覚えていてくれたのである。始めて来たのは12年ほど前であろうか。札幌ラーメンの店とみせて、実は中華居酒屋。深夜午前3時まで開いているので夜中にお世話になったことも多かった。素晴らしい手早さで、いろんなものを1人で作ってくれた。4人で行ってバラバラのものを注文しても全部同時に出てきた時には、本当に驚いたものである。

 「生ビールください」と言ってから、目の前の冷蔵庫に「ホッピー」のラベルを発見。
 「ホッピーあるんですね」と言うと、「ホッピーあるんですよ」と微笑むマスター。
 「生やめて、ホッピーの白を下さい」と言ってしまう。サッポロラーメンの店でホッピーが飲めることだけでもうれしくなってしまうのである。

 ホッピー白(400円)を飲みながらメニューを見る。納豆オムレツ(350円)を頼んだ後、さらにじっくりメニューを眺めた。メインのラーメンや中華系メニューとは別に手書きのホワイトボードメニューがあり、酒のつまみになるものが沢山並んでいる。ホワイトボードは3枚、それぞれ64種類、19種類、12種類の品物がある。合計95種類の食べ物があることになる。もちろん手書きメニューなので、その時によって変わってゆく。変化を発見するのが楽しいのである。

 飲物は瓶ビール、生ビール、ホッピーの他に、酎ハイ(400円)。生レモンハイ(400円)など一通り。特別な焼酎や日本酒は無いけれど、それは仕方がない。本来ここはサッポロラーメンの店なのである。

 やがて、私の右隣のカウンターの端に常連らしき方が座られた。黙って、ホッピーの瓶を冷蔵ケースから自分で出す。すると、氷と焼酎の入ったホッピーグラスをマスターが渡す。その方はただ一言、「やっこ」という。完全に居酒屋の会話である。

 私の納豆オムレツが出来てきた。でかいオムレツである。「フワフワトロトロ」といった感じの軟弱なオムレツではない。しっかりと焼いたつまみになる卵焼き的なオムレツである。

 ここのメニューを眺めていると、それだけで楽しい。よく見れば柿の種(150円)まであった。

 2杯目は梅干しハイ(400円)にした。
 「梅干しは崩しちゃっていい?」とマスター。
 さらに、タコワカメ酢の物(350円)をもらう。さらに、持ち帰りでニラ玉子いため(550円)、餃子(450円)をお願いする。
 「作っちゃっていい?」とマスター。
 「もうちょっと後でお願いします」と言う。まだ飲み足りないのである。

 以前に食べた中では、みそラーメン(650円)やタンメン(700円)が美味しかった。つまみだけではなく、中華メニューもちゃんと美味しいのである。

 さきほどの隣の方は、冷奴とホッピーセットと中を2杯半で帰られた。完全に居酒屋として使っておられるのだ。もう1人の常連の方が入ってくる。その方は前日もいらっしゃったようだ。

 日本酒【一合弱】(380円)を熱燗で頼んだ。お銚子で出てきた燗酒は本当に熱燗であった。半分くらい飲んだところで、持ち帰りの2品をつくってくれるように頼んだ。
 酒を口に運び、テレビの野球中継を眺める。どちらのチームが勝っているかも気にならない。ゆったりとした時間が流れてゆく。また来ようと思った。

 お持ち帰りも含めてお勘定は2,880円、午後6時半から7時半まで1時間の滞在であった。実は近くの店に入った後の二軒目なのである。所謂飲み直し。今日のところは帰ることにした。


 洗足池「大龍」看板

洗足池 ラーメン&中華スナック「大龍」
住所 東京都大田区東雪谷1-8-1
電話 03-3727-7209
定休日 月曜日
営業時間 平日18:00~03:00 日曜祭日18:00~02:30 
交通 東急池上線洗足池駅・石川台駅下車徒歩5分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

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テーマ : 居酒屋
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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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