FC2ブログ

三田 立ち飲み「河米伊藤酒店」

居酒屋探偵DAITENの生活 第315回 2010年2月10日(水) 【地域別】  【時間順】


※2010年2月14日 430,000カウント通過 感謝!

※2018年9月末にて角打をやめるとの情報をいただきました。

角打シリーズ第4弾
三田 立ち飲み「河米伊藤酒店」



  三田伊藤酒店外観    ←クリックお願いします。  にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  ←クリックお願いします。


 いろいろと大変な出来事のあった日である。その場所からタクシーに乗った。
 「三田の慶応大学の先の辺り、赤羽橋の手前まで行ってください」と告げる。
 何故か、わざわざタクシーに乗って角打に向かうのである。角打の安さから考えればバランスが悪い。桜田通りを走って、まるで教会のような外観の慶応大学東館ホールの前で降りると目の前に東京タワーが見えた。

  東京タワー ←東京タワー

 桜田通りを東京タワーの方向へ少し歩く。美しくライトアップされた東京タワーを久しぶりに見た。桜田通りの東側の地域に入り、裏通りを歩いてゆく。何本目かの十字路に出たところで左側を見た。遠くに明るい場所が見えた。あそこだと直感して歩いて行く。やはりそうであった。

 店の前に立ったのは午後9時である。店名は「河米伊藤酒店」。私としては比較的遅い時間から飲むことになった。こういう日は深酒になるものである。
 正面から見て左側半分が「立ちのみスペース」になっているようだ。外から覗くとかなり広い。右側半分は普通の「酒屋スペース」だ。その酒屋さん側から入った。「こんなことできますか?」と言いながら酒を口に持っていって飲む得意のジェスチャーをする。
 レジに立っていたマスターが「奥の冷蔵庫からお好きな飲み物を選んでこちらに持ってきてください。」とおっしゃる。奥の冷蔵庫からのどごし生(137円)を出して、その並びの冷蔵ケースからタマゴといんげんのサラダ(200円)を取り、レジに持って行く。合計337円を払う。それからレジ脇の衝立の向こう側の立ちのみスペースに移動した。マスターが後ろから「そちらの小さいテーブルへどうぞ、箸はカウンターにあります」とおっしゃる。

 店内は思いの外広く、天井も高い。簡単なカウンターと棚が立ちのみスペースを二つに区切っていて、向こう側の見えない場所が調理場のようである。立ち飲みテーブルは大小8個。さきほどのレジのある「酒屋スペース」の入口とは別に「立ちのみスペース」側にも目立たない入口がある。常連はそちらから入ってくるようだ。その入口の高い位置にブラウン管テレビがある。調理場の中から何かを炒める美味しそうな音がする。ここは食べ物が評判のお店である。卵とインゲンのサラダも美味しかった。

 店の一番奥に「立呑み終了時間9時30分」と大きく書いてある。お客さんはほとんどが近隣のサラリーマン風のグループの皆さんである。女性も多い。一人客は私以外にもう一人いらっしゃるだけであった。その一人客の方は常連のようである。しばらくすると、カウンターに自分の皿やグラスを運び、律儀にママさんに声をかけて帰っていかれた。

 入口付近の8人のグループにジャンボなオムレツが届けられた。びっくりサイズだ。次の飲み物を買う為にレジに行った時、マスターに聞いてみると、コンビーフオムレツ(800円)だそうである。本当に大きくて安い。他に納豆オムレツや焼きそば、唐揚げもあるそうだ。飲み物は白角水割り(210円)を選んだ。

 隣の8人グループが10人に増えた。マスターに頼まれ、私の立っていたテーブルを譲った。「旦那さんすいません」とマスターが何度もおっしゃる。このあたりのサラリーマンのみなさんは本当に幸せだ。
 酒屋さん側の壁の高い位置に月桂冠池内淳子さん、黄桜三浦文子さんなどの懐かしいポスターが飾ってある。ビールの宣伝であろうか。高倉健さんのポスターもあった。
 天井が高いのでタバコの煙りも比較的気にならなかった。午後9時から25分までの滞在。払ったお金は547円であった。マスターに挨拶をして酒屋さん側の入口から外に出た。
 
 三田の街を彷徨い歩く。今後取材予定の何軒かも確認した。歩いているとストレスが消えてゆくような気がする。30分ほど歩いた頃、sakuraからメールが入った。稽古が終わったのである。都営地下鉄三田線に乗り込む。次の店はまだ決めていない。

 (つづく)


  三田伊藤酒店看板

三田 立ち飲み「河米伊藤酒店」
住所 東京都港区芝2-4-8
電話 03-3451-2072
定休 日、祝日
営業時間 17:00~21:30
交通 都営地下鉄三田線・浅草線三田駅下車徒歩8分、都営地下鉄大江戸線赤羽橋駅下車徒歩5分。


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
三田

Comments 6

新岳大典
新岳大典

Re: タイトルなし

> DAITENさん、お久し振りです。
> このお店ではありませんが、三田駅から少し歩いたところにある酒店が9月末で角打ちをやめるそうです。
> 店内禁煙で好きだったのですが残念です。

コメントありがとうございます。
そうですか、あちらこちら本当の酒屋さんのやってる角打が無くなります。
まるで、居酒屋としか思えないのに、立ち飲みの「角打もどき」はありますが
あのストアの中で吞んでいるような雑然とした雰囲気が好きでした。

残念です。

  • 2018-10-12 (Fri) 17:34
  • REPLY
-

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

  • 2018-09-24 (Mon) 00:26
  • REPLY
居酒屋探偵DAITEN

Re: 角打が好きです

happy_thursday様

居酒屋探偵DAITENです。

> 私にはオーラを感じさせる場所でした。
> 最も気になる、行ってみたい角打です。
> 角打が好きです。

正に前に立った時の感動は「オーラ」そのものです。
住宅街の中なので、周囲に迷惑にならないように気をつけているようですが、
外のクールさに対して、中はホットでした。

> 先日訪れた御徒町のある角打は、たしか瓶ビールを
> 水の入った古い冷蔵庫(?)で冷やしていて、中からは
> 「赤星」なのです。
> これでもう、なにもいりません。

御徒町といえばあのお店ですね。是非、紹介したいと思います。

私にとって角打とはずっと前に亡くなった祖父との思い出です。
七歳くらいの頃、二人で銭湯に行った帰りの酒屋さん。
お父さんとお母さんには内緒だよと言われ、
味噌樽が並ぶ酒屋さんで、他のたくさんの小父さんたちと
嬉しそうに酒を飲んでいた祖父の思い出です。
もちろん私はラムネとかを飲んでいたのでしょうね。
角打に行くとホッとするのはこの思い出の為かもしれません。

居酒屋探偵DAITEN

Re: 良く通りますが・・・

はまちゃん様

居酒屋探偵DAITENです。

> 自転車散歩の時にこの辺りは良く通りますが全然知りませんでした。
> 今度探してみます。

三田は角打が豊富な地域です。すぐ近くにもう一店舗、日本酒に特化した角打もあります。

> 城南地区も知らない良い所がたくさんあるのですね。
>
> まさに「角打ち強化年!」ですね。笑

そうなんです。角打ち強化年です。
全体的にも「安さと時短」がテーマですから。

happy_thursday

角打が好きです

こんばんは。
ここは数年前に偶然に横を通ったことがあるはずだ、と
勝手に感じています。
しかし、他の情報から場所を考えても、それはほぼ
間違いないものなのです。
ある場所から田町駅へ向かっていたときです。
裏通り好きな私は、例によって裏通りに。
そのとき偶然にも発見したのです。
私にはオーラを感じさせる場所でした。
最も気になる、行ってみたい角打です。
角打が好きです。
先日訪れた御徒町のある角打は、たしか瓶ビールを
水の入った古い冷蔵庫(?)で冷やしていて、中からは
「赤星」なのです。
これでもう、なにもいりません。
何度も角打へは行ってないのですが、初めて行った角打は
どこだったのか、思いだせないのがとても残念です。

はまちゃん

良く通りますが・・・

DAITEN様

自転車散歩の時にこの辺りは良く通りますが全然知りませんでした。
今度探してみます。

城南地区も知らない良い所がたくさんあるのですね。

まさに「角打ち強化年!」ですね。笑