西横浜 居酒屋「加一」

居酒屋探偵DAITENの生活 第355回 2010年7月29日(木) 【地域別】  【時間順】



西横浜 居酒屋「加一」


 西横浜加一入口

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 横浜の友人yousaku氏と一緒に行くことなったのは、相鉄線の横浜駅から二つ目の駅、西横浜駅前にある居酒屋「加一」である。お互いに用事を済ませてから会おうということになった。待ち合わせの時間は午後8時である。まだ1時間ほどの時間があった。相鉄線の天王町から西横浜駅を目指していたのに道に迷ってしまい、ずいぶんと歩き回ってしまった。気がつけば、相鉄線の平沼橋駅と西横浜駅の間にある陸橋の上に立っていた。相鉄線の東側の国道1号線に出てからyousaku氏と連絡を取り合い、西横浜駅前の「水道道」というバス停で待ち合わせた。

 「水道道」のバス停から線路の向こうの「加一」の看板が見えた(写真)。駅周辺には他にまったく飲食店がないから看板もない。ゆえにとてもよく目立つのである。
 国道沿いを歩いて来たyousaku氏と合流。西横浜駅の東側の階段を上がり、歩道橋上に出た。相鉄線の西横浜駅は相鉄線、東海道本線、横須賀線が並んで走る場所にある。周辺に高い建物はない。何本も並ぶ線路の上の夜空に、浮かぶように駅舎は建っている。
 屋根の無い歩道橋を渡り、その駅舎にたどり着く。そこから左に曲がり、線路と平行に西側へ行くための歩道橋が延びている。その歩道橋の上からも「加一」がよく見える。さらに、歩道橋は右に折れ、次の駅に向かってカーブし始めた相鉄線の線路の上を斜めに渡って、線路と川に挟まれた地域に出る。東側にも西側にもエレベーターがついているので、この歩道橋は高齢者の方にも便利な東西地域をつなぐ自由通路となっている。
 
 歩道橋の階段を降りて、すぐ目の前に見える「加一」に向かった。地味な入口(写真)に比べ、派手な看板がとてもよく目立つ。以前は無かったものである。
 左側に「おでん」、右側に「もつ煮込み」、中央に「加一」と書かれた白い暖簾をくぐって引き戸を開け中に入る。中は思いの外広い。目の前にコの字カウンターがある。全部で20人ほど座れるに違いない。コの字カウンターの右手に、4人の小上がり席が2つほど。コの字カウンターの左側に座敷席が見える。4人卓が8卓ほどあるだろうか。右手の小上がり席に男性2人組、座敷の奥には5、6人の方々が飲んでおられた。
 
 コの字カウンターの左奥に二人で座った。yousaku氏はレモンサワー(280円)、私は炭酸サワー(280円)をお願いする。ツマミは、もつ煮(620円)を二つ、厚揚げ焼き(280円)、鮪刺身(650円)と一期に頼んだ。
 「加一」は吉田類の酒場放浪記でも紹介されたお店である。また、居酒屋礼賛浜田信郎氏も紹介されている。

 二人で店内の様子を観察する。「加一」は、昭和33年、大衆食堂として開店、やがて居酒屋となった店である。すでに50年以上の歴史があることになる。店内が味わいのある状態になっている理由が解る。 
 yousaku氏が「店の人が普通のかっこうをしているのが良い、チェーン居酒屋とは違う、のんびり感がまたいいね」と言う。

 煮込みは四角い皿に入って出てくる。濃いめの甘口の味噌味の煮込みであった。よく見かける根菜類を入れた汁物に近いような煮込みとは違っている。大阪のドテ焼きを思わせる感じであった。「煮込み」という食べ物は、本当に店によって違うものが出てくる。
 玉の光大トクリ(790円)を常温で頼んだ。「大徳利」ではなく「大トクリ」と書いてある。日本酒が入れば、やはり思い出がよみがえる。ある酒屋さんの二階で一斗樽を取り寄せ、10人で8升飲んだ時、飲み過ぎて動けない仲間を階段を抱えながら降ろした思い出話をする。

 追加のつまみは、たこ唐揚げ(560円)にした。玉の光大トクリをもう一本いただく。
 店全体に漂う無造作な感じについてyousaku氏が語る。yousaku氏は、こちらのお店をずいぶん気に入ってくれたようである。前から知っていた店であり、地元なのに今まで来る機会が無かったそうである。
 最後に玉の光小トクリ(410円)を追加。飲んでから横浜に移動することにした。

 御勘定をお願いする。二人で4,860円であった。女将さんが入口まで来て、「また、よろしくお願いします」と笑顔で送り出してくれた。
 
 西横浜駅の西側に店は何も無い。コンビニエンスストアも東側に渡らなければ無いのである。駅脇にポツンと一軒だけ存在する居酒屋。それは、まるで山奥の一軒宿のようであった。


   ※  ※  ※


 この後、西横浜駅から相鉄線に乗り、横浜駅に移動。ある立ち飲み店に入った。よくあるタイプの新しい店。明るく元気な店員さんの店である。二人ともすでに酔っている。こんな状態でお店について語るのも失礼である。ゆえに今回は記事にはしないことにした。
 yousaku氏と近いうちにまた会うことを約束して、横浜駅構内で別れた。生まれ故郷ではないけれど、私にとって横浜は、ちょうど「田舎」のような感じの場所である。


 西横浜加一看板

西横浜 居酒屋「加一」
住所 神奈川県横浜市西区西平沼町8-37
電話 045-311-6974
定休日 日曜、祝日、第2・4土曜
営業時間 17:00~23:30
交通 相鉄線西横浜駅徒歩1分

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

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Re: ひょっとして

南武仙人様

居酒屋探偵DAITENです。
コメントありがとうございます。
残念ながらそのお店ではございません。

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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