恵比寿 居酒屋「大吉」
恵比寿 居酒屋「大吉」
~ある「映画」の後で~




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恵比寿ガーデンプレイスの中にある「東京都写真美術館」の1階ホールで映画の上映会があった。探偵事務所のマスターにチケットをいただいたのである。
題名は「ZERO:9/11の虚構 私たちはまだ何も知らない」である。映画を見た後の場内は不思議な空気に満たされた。言葉にならない驚きとでもいうか。詳しい内容については公式サイトを御覧いただきたい。マスコミが取り上げないという事実も含めて、注目の作品である。
この後、クールダウンの為にある場所で生ビールを少し飲んだ。しかし、飲み始めてすぐ、そこでアクシデントがあり、場所を変える為に恵比寿の街を歩き回った。物語はいつもすぐそばにあるのだ。
お腹を満たす為にある餃子店に入った。そこには、あの元関取「小錦八十吉」氏がいて、若い女性達と楽しそうに話していた。少しお腹に入れて落ち着いたので、その店は30分ほどで引き上げた。
さらに、恵比寿の街を彷徨い、恵比寿駅前という交差点を北西側に向かって渡り、銀行の脇の路地を入り、やっと私好みの店にたどり着くことが出来た。
※ ※ ※
その店とは老舗居酒屋「大吉」である。初めておじゃましたのは、今から25年くらい前ではないだろうか。仕事場に強い酒が好きな先輩がいて、黒糖焼酎を飲みに連れてきてもらったように思う。また、15年ほど前、劇団員たちが稽古場の近くの居酒屋で黒糖焼酎のボトルをキープするようになった時期があって、その流れで稽古帰りに寄ったことがあった。
「東京、恵比寿 長寿と健康食の徳之島料理と黒糖焼酎」という言葉が公式サイトに書いてあった。
すでに午後10時をまわっている。土曜日の遅い時間である為であろうか、店内には1テーブル以外、すべて空いていた。入って左右に4人掛けテーブルが8個ほど、奥の右手が小上がり席が3つ。左奥は調理場になっている。
「まだ、大丈夫ですか?」と言いながら中に入る。
「どうぞ」と女将さん。店の中程のテーブル席に二人で座った。
私はホッピーセット(450円)を氷無しでいただく。何の迷いもなく用意していただけるのがうれしい。sakuraは、お店の女将さんのおすすめのシーカーサーサワー(450円)。ちょうど新鮮なシーカーサーの実を徳之島から送ってきたそうで、それを二つ絞ってくれる「生シーカーサーサワー」である。これが美味であった。一つ目を絞り、少し飲んで二つ目を絞る。酸味が心地よい。
つまみは、おおとろしめさば(450円)、トーフチャンプルー(500円)、島らっきょ(500円)をお願いした。
特にしめさばが美味しかった。
2杯目は、黒糖焼酎ロック(520円)をいただく。sakuraは2杯目もシーカーサーサワーであった。
黒糖焼酎が脂ののったシメサバに合うのである。島らっきょは味噌をつけて食べる。元々らっきょ好きの二人である。これもまた黒糖焼酎に合う。
さらに、キビナゴの刺身をサービスしていただいた。やはり美味しかった。
女将さんに今のような巨大な駅ビルになる以前の恵比寿駅や、まだ住宅街だった頃の静かな恵比寿の町のお話をうかがった。
こちらのお店は徳之島出身の様々な芸能文化関係の皆さんの連絡所のようになっているようである。色々なポスターが壁に貼ってあった。
午後10時10分から11時10分迄、1時間ほどの滞在。御勘定は二人で4,120円であった。
※ ※ ※
この後、五反田で一軒、さらに、探偵事務所に映画のチケットのお礼をする為に寄ってしまった。こちらのお店の従業員の方やマスターもいらっしゃった。
今週も金曜日は飲み過ぎになってしまった。こういうことはそろそろ止めなければと反省する。

恵比寿 居酒屋「大吉」
住所 渋谷区恵比寿西1-7-11
電話 03-3496-8904
定休日 日曜・祝日
営業時間 16:30 ~ 23:00
交通 JR恵比寿駅下車徒歩2分
公式サイト http://www.yanya.com/dai/top.html
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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Re: 恵比寿は好きな街です