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旗の台 炭火焼鳥「八鳥」

居酒屋探偵DAITENの生活 第370回 2010年9月24日(金)  【地域別】  【時間順】





旗の台 炭火焼鳥「八鳥」

  ~「4時から酒場」がまた一軒~


 旗の台炭火焼鳥「八鳥」外観
 
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 私が勝手に「4時から酒場」と呼んでいる種類のお店がまた一軒増えた。第362回で記事にした、隣の東急池上線荏原中延駅近くに出来たばかりの大衆酒場「栄」さんに続いて、旗の台駅近くにも午後4時から開店するお店が出来たのである。
 店を早く開ければ、お時間のある「人生の先輩たち」が来るに違いない。4時から6時までの2時間をこの皆さんが楽しみ、その後の6時から8時に会社帰りのサラリーマンの皆さんが来る。さらに、8時から10時は、夕食兼用で飲みにくる家族連れの皆さんという風に、ピークが3つに分散できるのではないだろうか。そんな風にうまくゆくわけもないけれど、早い時間に開けてくれるお店が増えるのは良いと思う。日がまだ高いうちに「酒場」で飲むのは楽しい。少なくとも私はそうである。
 時間のある方には早い時間に飲み始めて、早めに切り上げることをおすすめする。奥様からのご批判をかわし、軽く飲んでおいて「何食わぬ顔」で夕食の食卓につくのである。

 旗の台に出来たそのお店、炭火焼鳥「八鳥」sakuraと二人で行ってみた。7月6日の開店日から2ヶ月半以上の時間がたっている。ちょうど良い頃合いである。新規開店のお店を見つけても、すぐには入らないようにしているのだ。場所は、旗の台駅の東急池上線蒲田方面ホームにある東口改札を出て、踏切を渡らず右方向に30メートル程歩いた左手である。

 「八鳥」「はっとり」と読むようである。定番の「オロナミンC」の看板など「レトロ風」の小物を飾ってあり、カウンターの前の部分には波形トタン板が貼ってあり、全体に昭和の雰囲気を出している。20年程前は、この「レトロ風」がとても斬新に感じられたものである。それが、馴れてしまって、今や「普通」にしか感じない。こちらのお店は、うるさくない程度の「レトロ風」なので良いと思う。

 間口はあまり広くない。入ってすぐ右手に焼き台がある。それに続いて、右手にカウンター9席、入ってすぐ左手に4人テーブル1つ。左手中央の階段を上がると、二階は4人テーブル4つと2人テーブルが3つあり、大人数での宴会も可能なようである。トイレは二階にある。焼き台には男性、調理場に女性、もう一人、フロアで働く男性がいた。

 一階のカウンター席の中央に座った。最初に、小皿に入れた玉葱の醤油付けがほんの少しサービスで出てくる。東急目黒線西小山やきとん道場「三鶴」を思い出す。
 まずは、SAKURAはプレミアムモルツ生ビール(430円)、私はトリスハイボール(300円)を頼んだ。
 焼き物は、もも(100円)、レバー(100円)を1本ずつ、プチトマト(100円)は2本頼み、モツ煮込み(300円)、黒枝豆(250円)も頼んだ。

 メニューを見ると、定番の鳥のから揚げ(430円)以外に、鳥ザンギ(430円)もある。武蔵小山の「釧路食堂」の看板メニューが「ザンギ」であった。ザンギとは、北海道風の唐揚げで、普通の唐揚げよりもニンニクや生姜を効かせた味付けである。普通の唐揚げと両方がメニューにあるのは珍しい。

 煮込みが出てきた。コボウ、人参、こんにゃく、シロモツの煮込み。味付けは薄味である。
 2杯目はホッピーセット(450円)にした。「氷なしで」と言うと、冷えていないジョッキに焼酎を入れ、ホッピー瓶のみを冷やした1冷のセットが出てきた。氷無しの原理主義ホッピーを飲ませるという方針は無いようである。

 トイレに行くため、二階に上がってみた。思いの外広い。トイレも広くて奇麗である。テーブルを組み替えて、人数に合わせることが出来るようになっているようだ。ちょうど6人グループの方々が来て、席の移動とテーブルの組み替えをしていた。

 メニューには、焼き鳥丼(500円)、から揚げ丼(500円)等の食事メニューもある。家族連れの方の夕食兼用での来店にも良いかもしれない。
 
 いずれにしても、駅前の「4時から酒場」は便利である。
 
 午後6時45分から7時30分まで、45分ほどの滞在。お勘定は二人で1,930円であった。
 

  旗の台炭火焼鳥「八鳥」看板
 
旗の台 炭火焼鳥「八鳥」
住所 東京都品川区旗の台3-11-11
電話 03-3782-5388
定休日 水曜
営業時間 16:00~23:00
交通 東急池上線・大井町線旗の台駅東口下車徒歩30秒


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

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