大崎広小路 家庭料理・居酒屋「一平」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第373回 2010年10月2日(土)  【地域別】  【時間順】




大崎広小路 家庭料理・居酒屋「一平」 第2回

 
  大崎広小路家庭料理居酒屋一平
 
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 前回の店を出たsakuraと私の二人は路地から目黒通りに出る為、小さな階段を上がった。もう少し散歩を続けることにする。右に行けば目黒川があり、そのまま権之助坂を登れば目黒駅に出る。
 左に歩いて、大鳥神社交差点に出て、山手通りを五反田方面へ歩くことにした。少し歩いて羅漢寺という二股の交差点に出る。そこを斜め右に歩いて行けば、五百羅漢寺があり、さらに向こうには、「泰叡山瀧泉寺」という、不動明王を本尊とする関東最古の不動霊場がある。いわゆる目黒不動。私もsakuraも何度もお参りにきたことがある。
 さらに歩けば林試の森公園という大きな公園もある。元々あった林野庁の「林業試験場」が筑波研究学園都市に移転した跡地を整備して、平成元年から「都立林試の森公園」として開園したものである。この辺りは緑も多く、住みやすい地域である。
 山手通りを歩いて、かむら坂下の三叉路に出た。ここを右に曲がれば、第8回という「居酒屋探偵DAITENの生活」の黎明期の記事で紹介した2軒、ホルモン道場「大田屋」さんと、立ち呑み「坂や」さんがある。

 目黒線の大きなガードの下をくぐった。ガード脇を右に行けば不動前駅であり、しばらく歩くと右手に全国のワンカップ酒を置いていることで有名な内藤酒店がある。ビルの建て替えも終わり、立派な構えの酒店となっている。
 首都高速2号目黒線が見えてくる。交差点を渡り、山手通りから逸れて右に曲がった。すると一軒のマンションの1階に、私が最も気に入っている店の一軒、家庭料理・居酒屋「一平」がある。
 第327回の記事に書いた通り、同店は大崎広小路駅前から現在の場所に移転してきた新店舗である。旧店舗には何度も二人で行っているけれど、sakuraをこの新店舗へ連れてくるのは初めてであった。
 
 ちょうど、同店の入っているマンションが改修工事らしく、建物の外側に足場が作られ、ネットが貼られていた。工事現場然とした雰囲気の中に突入するのである。(写真)
 右手のL字カウンターにはお客さんの姿は無く、左手の壁際に男性と女性が壁を背に座っているだけだった。以前に見かけたことのある方々だった。土曜日のこの時間はサラリーマン風の姿は無く、静かである。
 いつもの女将さんともう一人、美しい顔立ちの女性が立ち働いてた。初めて見る方である。女将さんは前述のお客さんたちと楽しそうに話していた。

 L字カウンターの右手の端に二人で座った。ちょうど飲み物メニューが見えない位置なので、一度席から離れたりしながら、sakuraは瓶ビール大瓶(550円)を選び、私はホッピーセット(380円)をお願いした。
 オクラとモズクの酢の物が二つ、突き出しとして出てきた。(後で計算してみると一つ200円であった)

 二軒目なので、つまみは軽めにして、冷や奴(150円)と、しめあじ(300円)にした。私の2杯目はレモンサワー(300円)であった。
 他の方が選んだ刺身盛合わせが運ばれて行く。あいかわらず凄い盛りである。やってきたしめさばならぬしめあじも量がある。

 だんだんに常連の方々が集まり始めた。男性が二人やってきて先程の壁際の皆さんの前に座った。男性と女性の二人客、女性二人客とお客さんが増えてゆく。壁際や入口から席がうまってゆく。どうやら、メニューが見やすく、店の奥の方の冷蔵庫の上に置かれた大画面テレビが見やすい場所を選ぶようである。カウンター席はテレビが見にくい。それでも、次の男性一人客の方はカウンター席に座られた。一人の場合、やはりカウンター席の方が座りやすいと思う。

 店全体に、ゆるい時間が流れてゆく、殺気だった雰囲気や大声で自己を主張する人もいない。土曜日や休日の酒場が特に好きなのはこの点である。お店の方が女性である為か、女性客の姿を多く見る。いわゆる「こじゃれた店」ではないけれど、マスコミがよく使う表現、「女性一人でも安心して入れるお店」であるといえる。基本的には「食事処」なので食事だけ済ませる人もいるようだ。

 最後にもう一杯、レモンサワー(300円)をいただいた。
 sakuraに、新しい店の印象を聞くと、「マイルドの一言」だそうである。実際、数日後の夜10時過ぎに、sakuraは一人でこちらの店に来たそうである。マイルドな雰囲気がよっぽど気に入ったようである。

 御勘定は2人で2,380円であった。午後7時30分から8時15分まで45分ほどの滞在。

 再び、山手通りに出て歩き始める。今日のところは探偵事務所には寄らず、大人しく帰ることにしよう。しかし、数日後、探偵事務所で面白い実験に立ち会うのであった。

 (了)

 ※  ※  ※

 実際には池上線の大崎広小路駅よりも目黒線の不動前駅に近いのかもしれない。しかし、元々の旧店舗が大崎広小路駅近くのガード下にあったので、そのまま大崎広小路駅の分類に入れることにした。
 
 


第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第327回 2010年3月10日(水)


  大崎広小路家庭料理居酒屋「一平」新店舗看板

大崎広小路 家庭料理・居酒屋「一平」
住所 東京都品川区西五反田7-20-13 セブンスターマンション第7五反田
電話 03-3493-7730
定休日 日曜・祭日
営業時間 17:00~
交通 東急池上線大崎広小路駅徒歩7分・東急目黒線不動前駅徒歩7分


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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