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雪谷の味わいある建物

居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第5回 2010年12月11日(土)  【地域別】  【時間順】



※2010年12月16日 630,000カウント通過 感謝!


雪谷の味わいある建物

 ~雪谷大塚 蕎麦処「梅好」~

 
 雪谷大塚梅好表
 
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 多摩川方面から中原街道を歩いていると、雪谷大塚駅近くで古くて味わいある建物に出会う。すぐ右隣には総ガラス貼りの自動車会社のショールームがあり、古い物と新しい物が共存する景色が面白い。
 正面から見ると、どうも二軒の建物をつなげてあるようである。左側の建物は1階が調理場、右側の建物は1階が客席になっている。左側の建物の入口上に赤地に黒い文字で大きく「梅好」と書いてあり、肩に小さく「蕎麦処」の文字がある。。
 以前から時々寄ることがあった。しかし、居酒屋さんではない為、紹介することはなかった。今回は番外編として紹介することにした。

  雪谷大塚梅好外観 ←50年経つという味わいある蕎麦処「梅好」外観。

 晴れた土曜日の午後3時頃。少しお酒をいただき、蕎麦が食べたいと思った。
 正面の暖簾をくぐって中に入る。
 店の中央には、四人テーブルが二つ並び、間に顔が見える高さの低い衝立が立っている。この八人が座れる一組が、入口から奥に向けて三組ある。左側に二人テーブルと四人テーブル。右の奥の方には小上がり座敷がある。この小上がり座敷から一番手前の二階への階段のところまでを縁側のような廊下がつないでいる。
 円い卓袱台が置かれた小上がり座敷から手前の階段にかけての様子が、まるで舞台装置の茶の間のような味わいである。

 左手の調理場に近い四人テーブルに一人で座る。
 白衣を着た男性が注文を聞いてくれる。マスターであろうか。まずは、浦霞(500円)をお燗でお願いする。つまみは板わさ(400円)。
 入口の引き戸の脇にテレビが置かれている。お客さんたちは入口の方に向かって座り、このテレビを眺めるのである。店内には先客はいらっしゃらなかった。

 浦霞がやってくる。私にはちょうど良い癇上がりである。蕎麦屋定番の板わさが美味しい。
 作業着を着た男性二人が入ってこられる。土曜日にも仕事をされている方々の前で、うまそうにお酒を飲むのは少し気がひける。
 やがて、マスターが暖簾を仕舞われた。一時的に休みになることをこの時初めて知ったのである。
 急いで、もり一枚(500円)を頼んだ。

 蕎麦がやってくる。そば湯もいただいた。何よりも蕎麦が好きな自分がいる。急いでたぐり込む。この「たぐり込む」という食べ方は、蕎麦独特のものに違いない。

 午後3時10分から50分まで40分ほどの滞在。

 お勘定を済ませてからマスターに聞いてみた。
 「間の時間に休まれるんですね、知りませんでした」
 「はい、午後3時から5時まで、お休みをいただいているんです。」
 「こちらの建物は、建ってからどのくらい経つんですか?」
 「私どもも解らないんですが、50年は経つと思います。」とのこと。

 表の木の看板(下写真)も良い。お店の外観を改めて見る。今、古いものがどんどんと壊されてゆく。無理やり造ったものではない、「時」が造り上げたものがここにある。それは安心を与えてくれる。味わいある「時」をまたいただくことができた。



 雪谷大塚梅好看板
 
雪谷大塚 蕎麦処「梅好」
住所 東京都大田区雪谷大塚町10-1
電話 03-3720-4504
定休日 金曜日
営業時間 11:00~15:30/17:00~20:30
交通 東急池上線雪谷大塚駅下車3分。

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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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Comments 1

新岳大典

Re: 味わいのある建物

南武侍様

居酒屋探偵DAITENです。

> こちらも酒場ではないのですが、東急多摩川線 下丸子駅踏切の近くにある食堂と、ガス橋通り沿いにあるうなぎ屋の 日吉 の外観も味わい深く、良い感じです。
>
> 開発されず、いつまでも残ってもらいたいものです…

雪谷大塚の「乾杯横丁」。ここも是非開発されてしまわず残して欲しい一画なのです。
昔は、まるで小さなゴールデン街のように盛況だったそうです。
隣接するマンションは昔は映画館だったとのこと。
是非、一度のぞいてみてください。