武蔵新田 居酒屋「味家」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第387回 2010年12月25日(土)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


※閉店

武蔵新田 居酒屋「味家」

  
  武蔵新田味家外観

 <     にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ  blogram投票ボタン ←クリックお願いします。

 ↓電子書籍の作成と販売が出来るサイト
ブクログのパブー | 電子書籍作成・販売プラットフォーム ←新岳大典作小説無料公開中。「新岳大典」で検索してください。

 近くの「島忠ホームズ・太田千鳥店」で買い物を済ませた後、少し時間があったので、前々から何度も前を通りながら入ることのなかったお店を目指した。
 「島忠ホームズ・太田千鳥店」を出て、第二京浜沿いを南へ歩く。
 第二京浜が下を通り、環状八号線が上を通る立体交差が遠くに見える。その手前の木村病院という救急病院のある十字路を右に曲がり西へ歩く。
 すると、あと少しで環状八号線に出る手前の辺り、その左手に一軒だけポツリと居酒屋がある。店名は居酒屋「味家」
 最寄りの駅は武蔵新田駅である。武蔵新田駅の蒲田方面の改札口を出て、目の前の線路沿いの道を右に歩いてゆくと、道は斜め左に曲がる。そのまま広い通りに出る。その通りが環状八号線だ。目の前の信号を渡りまっすぐ進む。すると、次の十字路を渡った向こうの右手にお店が見えてくる。武蔵新田駅からは徒歩3分ほどであろうか。

 第二京浜方向から夜道を歩いてゆくと、私の前をゆっくりと歩いてゆく人影があった。追い抜きながら横顔をのぞく。かなりの大先輩である。
 
 店の前に立つ。緑色の鳥の絵が描かれた特徴的な看板を見る(写真)。「やきとり」と書かれた古い赤提灯。渋い色の暖簾。ガラス格子の引き戸。全てが古典酒場の雰囲気を満たしている。建物の上の方の真新しく明るい看板がまぶしい。
 
 引き戸の前に立つ、外を見ていた大将らしき方と目が合った。お互いちょっとびっくりする。中に入る。
 「・・・はい、いらっしゃい」。少し間がある。
 右手には8人ほどが座れるカウンター。入ってすぐ右手は焼き台。それにつづいて奥に向かって調理場となっている。調理場の中は大将と女将さんのお二人。
 カウンターの一番手前に男性。奥に近い方に女性の方。先客はお二人である。

 メニューを見ながら考える。すぐにパッと決めることが出来ないのが私の性分である。少し考えて、調理場の中の女将さんにレモンサワー(300円)をお願いした。
 大将と目が合う。
 「焼き物いいですか?」
 「はい、どうぞ」
 「1本でもいいですか?」
 「大丈夫ですよ」
 頼んだのは肉ねぎ(150円)、軟骨(150円)、ぼんぢり(100円)を各1本である。まずは、どれも塩でお願いした。

 ここで、もう一人の男性客の方が入ってこられ、カウンターの一番奥の席に座られた。
 「あの、通りの向こうをゆっくり歩いてくるのは○○さんだっけ?」
 女将さんが外へ出て行く。
 「やっぱり、そうだわ、○○さんよ」と行って迎えに行かれた。
 大将も女将さん、そして、その場にいる常連の皆さん全員で心配をされている。その方は足が悪いそうなのである。

 しばらくして、その方が入ってこられた。さきほど、やはり、私が追い抜いた方であった。たどり着くのに、ずいぶん長い時がかかっている。女将さんの介添えでカウンターに座られた。
 生ビールを頼み、美味しそうに飲んでおられた。

 ネギマではなく肉ねぎという名前の1本。これが美味しかった。さらに、軟骨もぼんぢりも美味い。鳥好きとしては、どれも合格点以上の味であった。添えてある辛味噌がまた良い。
 2杯目はお茶ハイ(300円)にする。

 「質問があるんですけど」と私。
 「はい、どうぞ」と大将。
 「この、とろ玉納豆焼きというもののとろというのは何ですか?」
 「とろというのは、とろろのことなんですよ。うちのオリジナルなんです。」とのこと。

 とろ玉納豆焼き(550円)をお願いした。カウンターの前の部分に、福山雅治の歌で有名になった田園調布本町桜坂を撮した写真がたくさん貼ってあった。

 3杯目はエビス生(500円)である。エビスの生が飲めるのは嬉しい。
 とろ玉納豆焼きが出てくる。とろろ、納豆、カツオ節などの具材が入っている。ふんわりとしたお好み焼きのようである。これも美味しかった。

 前述の大先輩が味家鍋を頼まれた。見ると、韓国風チゲ鍋にチーズが入っているような感じである。次回は頼んでみたいと思う一品であった。
 その大先輩の方に、大将や隣の席の女性がいろいろと話しかけ、心配をしてあげている。私も少しお話をした。単にお酒が飲みたいだけで、人は居酒屋に来る訳ではないと思う。人に会いたいから、人の気配を感じたいから居酒屋に来るのである。

 午後5時30分から6時15分まで、45分ほどの滞在。お勘定は2,150円であった。

 店を出る時、大将が「駅は解りますか?」と気にしてくださる。
 「解ります。ありがとうございます。」と言って外に出た。

 心配りと気づかいを感じさせるお店であった。また来たいと思う。



 武蔵新田味家看板

武蔵新田 居酒屋「味家」
住所 東京都大田区千鳥2-38-1
電話 03-3756-2086
定休日 日曜日
営業時間 17:00~22:00
交通 東急多摩川線武蔵新田駅下車徒歩3分。

ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking

こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

コメントの投稿

非公開コメント

FC2カウンター
プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

地名タグ
↓【地名をクリックするとその地域の記事だけが表示されます】

西谷 星川 菊名 蒲田 二俣川 元住吉 武蔵新田 保土ヶ谷 平沼橋 天王町 吉田町 黄金町 所沢 自由が丘 野毛 横浜 桜木町 雪谷大塚 藤沢 戸部 西横浜 東神奈川 中目黒 下北沢 池上 日吉 多摩川 田園調布 千鳥町 洗足池 新丸子 新橋 蓮沼 石川台 長原 緑が丘 大岡山 矢口渡 下丸子 大崎広小路 五反田 沼部 祐天寺 鵜の木 大井町 奥沢 渋谷 高円寺 武蔵小杉 尻手 川崎 鹿島田 向ヶ丘遊園 御徒町 東京 浜松町 学芸大学 御嶽山 雑色 中延 荏原中延 荏原町 二子新地 登戸 関内 鶴見 椎名町 池袋 戸越銀座 吉祥寺 戸越公園 目黒駅 平間 久が原 高田馬場 下高井戸 三鷹 大崎 秋津 新宿 大森 旗の台 恵比寿 都立大学 石川町 日ノ出町 綱島 武蔵小山 神田 秋葉原 上野 三軒茶屋 新馬場 不動前 立会川 鮫洲 三田 東銀座 西馬込 西小山 浅草橋 両国 笹塚 西大井 馬込 武蔵新城 新川崎 神泉 北品川 新小岩 武蔵溝ノ口 小島新田 神楽坂 水道橋 日暮里 西日暮里 野方 赤羽 大倉山 飯田橋 小石川 代々木 十条 王子 豪徳寺 世田谷 山下 深川 

新岳大典作小説リンク
ブクログのパブー発表中の「居酒屋短編小説シリーズ」
カテゴリー
ブログ内検索
居酒屋探偵団関連リンク
おすすめサイト ◎新岳大典が管理しているブログ、サイト、facebook
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
最近のトラックバック
RSSフィード
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる