五反田 居酒屋「いちまつ」

居酒屋探偵DAITENの生活 第393回 2011年1月27日(木) 【地域別】  【時間順】



2012年閉店

五反田 居酒屋「いちまつ」

 
  五反田居酒屋「いちまつ」外観


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 居酒屋に求めるものは人によって微妙に違う。まず、「早い、安い、うまい」という外食産業的な要求は誰もがあるに違いない。待たされるのが好きな人はあまりいない。安い値段で飲食できれば、一部の富裕層の方々を除いて、助かる人がほとんどである。いや、富裕層の方々こそが「価格」に関してシビアな人が多いのかもしれない。
 味については、出汁、醤油、味噌を基本とする日本人の食文化の特徴から言って、ごく一般的な味付けがされていれば満足してもらえる可能性が高い。居酒屋では、価格と品質のバランスがなによりである。
 
 しかし、お店の雰囲気や接客に関しては、好みが別れると思われる。
 店員が若くて元気な方が良い、出来れば可愛い女性に接客して欲しいという方もいる。マニュアル的な笑顔であってもその方が安心できて良いという人もいる。多くの方々は「公平性」を求めるものだ。初めての来店でも常連と同じように接してくれることを望んでいるのである。ゆえに、初めて入る個人営業の居酒屋には、どんな扱いを受けるか解らないので入りづらいという方もいる。私のように「どんな扱いをされるかが楽しみである」等というのは珍しいのである。

 私の場合、過剰な接客はあまり好きではない。
 「客席に来た時には立て膝をついて座り接客をする」というあの接客法は、まるで迷路のようになった大規模個室居酒屋の狭い通路で立って接客をすると、客を真上から見下げることになるので出来たマニュアルであると思う。少し離れた場所に立ち、普通に伝票に品名を書いてくれたり、奥の調理場に向かって、よく通る声で品物を言ってくれるような方が解りやすく気持ちが良い。
 やはり、私はシステム化されたチェーン居酒屋よりも大将や女将さんがいて、割烹着やエプロンの従業員のおばちゃんが注文を受けてくれるような小規模な「町の居酒屋」が好きなのである。

 午後7時少し前、JR五反田駅の改札口でSAKURAと待ち合わせた。初期の劇団メンバーの1人と久しぶりに新宿で飲んだ帰りであるという。
 改札を出て右手に行き、西口側に出ると目の前にタクシー乗り場がある。タクシー乗り場を見ながら左に行き、次の信号の無い横断歩道を右へ渡り、そのまま歩道を南下すると目黒川に出る。右手の目黒川沿いに建つビルの1階と2階には、第196回で紹介した立呑処「新橋へそ」五反田店第240回で紹介した酒蔵「ごたんだ」等、たくさんの居酒屋が入っている。目黒川沿いを川上へ歩いてゆくと、同ビルの西の端、ちょうど三叉路の右手前角に今日の目的の店、居酒屋「いちまつ」がある
 同店には目黒川側にある小さな入口と、角を右に曲がった側にある入口(写真)の二つの出入口がある。窓がたくさんあるお店なので店内がよく見える。先客は二組。川に面していない入口から入った。
 台形の店内。入って左手にはカウンター7席、右手に四人テーブルが7つ、五人テーブルが1つ、六人テーブルが1つある。余裕のあるテーブル配置である。
 カウンターの近くの五人テーブルへ通された。メニューを見て飲物を考える。私はホッピーセット(400円)、SAKURAキリン一番搾り樽生小(420円)、お通し肉じゃが(210円)が二つ一緒に出てくる。

 まずは乾杯。次に頼んだのは、レンコンはさみ揚げ(310円)。揚げ方がちょうど良いとSAKURAが言う。また、牛もつ煮込み(470円)と赤かぶ漬け(280円)も追加する。赤かぶ漬けを食べるのは久しぶりだ。
 メニューを見ると、揚げ物の項目が15種類もあった。その中からかれいの唐揚(470円)も食べてみることにした。これも美味しかった。

 飲み物のメニューを見ると、サワー類がシングルとダブルがあるのが面白い。それぞれ400円と520円。私はシングルで芋焼酎白波お湯割り(400円)を飲んでみた。寒い外に出る前に身体を温めておきたいと思ったのである。

 先客はサラリーマンらしき皆さんのグループが二組、2人連れと4人連れであった。話し声は聞こえてくるけれど、年齢層も高いので、それほどうるさいということもない。落ち着ける店、良い意味で「普通な店」が未だ残っていてくれることがうれしい。

 午後7時から午後7時50分まで50分ほどの滞在。御勘定は2人で3,170円であった。レシートもきちんと渡してくれる明朗会計のお店である。
 


  五反田居酒屋「いちまつ」看板


 
五反田 居酒屋「いちまつ」
住所 東京都品川区西五反田1-4-8 秀和レジデンス1F
電話 03-3493-8325
定休日 日曜祝日
営業時間 11:00~14:00/17:00~23:00
交通 JR五反田駅下車徒歩2分。東急池上線五反田駅下車徒歩3分。都営地下鉄浅草線五反田駅下車徒歩4分。


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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