蒲田 居酒屋「赤穂」

居酒屋探偵DAITENの生活 第395回 2011年1月29日(土) 【地域別】  【時間順】





蒲田 居酒屋「赤穂」

 
  蒲田赤穂外観
  

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 蒲田駅西口駅前で目の前のロータリーに向かって立って眺めていると、右斜め方向の道から東急バスがやってきて、目の前で大きく曲がり、駅からまっすぐに伸びる広い通りに向かって入っていった。通り沿いに並ぶバス停で乗客を乗せる為である。この通りはどこかに続いている訳ではなく、400メートルほど先で東急池上線にぶつかり終わってしまっている。
 駅前広場の中心にある小さな公園のようになった場所を越え、再び道を渡ると、広い通りから一本北側に細い路地がある。この路地もまた東急池上線の近くまで続いている長い路地だ。

 この路地は入ると左右に居酒屋が並んでいる。放置自転車を避けながら進むと、まず、右手に最近出来たばかりの鮮魚を売りにした流行りの業態の店がある。先日、川崎に行った時にもこの業態の店がずいぶん増えていた。
 この手の店は、新小岩、赤羽、新宿思い出横丁と店を増やしている「トロ函」をモデルにしているような感じなので、「トロ函」系居酒屋と呼ぶのが一番良いのかもしれない。やがて、この業態は日本的ビジネスモデルとして海外にもどんどん展開されてゆくのではないだろうか。
 明るい照明のその店の並びに、くすんだ外観の古い居酒屋がある。店の名前は居酒屋「赤穂」。看板には「居酒屋赤穂 B1 宴会場」と書いてある。宴会場という言葉に懐かしさを感じる。入口の古いアクリル看板に「メゴチフライ」と書かれている。ずっと前からの定番商品に違いない。

 前回のお店を出て30分ほど蒲田周辺を徘徊した後の午後5時40分である。こちらのお店を見つけて中に入ってみた。お店の中では、大将、女将、男性の方、3人の皆さんがそれぞれの位置に座っておられた。土曜日の夕暮れ時である。仕込みも終わり、最初の常連客の登場を待っているところに見知らぬ闖入者が入ってきたのである。
 外の喧騒が嘘のように静かである。左手に10人ほどが座れるカウンター席。右手の壁際に二人席が三つある。壁際が幅50センチほど床が高くなっていて、その上に小さなテーブルと椅子が並んでいるのが面白い。

 まずは、メゴチフライ(450円)と瓶ビール(430円)を頼む。お通しは、竹輪や人参などの煮物。
 ビールを飲み、入口に近い方に置かれたテレビを見る。アナログテレビである。番組はテレビ東京が土曜午後5時30分から6時まで放送しているテレビ大阪製作の「THEフィッシング」であった。この後、午後6時から6時30分までテレビ東京の「釣りロマンを求めて」が放送されるので、土曜の夕方のこの1時間は、釣り好きはテレビに釘付けである。
 壁には、たくさんの魚拓が貼ってあった。大将は釣り好きのようである。
 
 「THEフィッシング」の今日のテーマは「真冬の海で、ブリと白熱ファイト!!和歌山ルアーゲーム」とあった。まるで、それに合わせたかのように、マスターが黒板にブリ焼きと書き始めた。今年はブリが豊漁である。後で頼んでみよう。
 
 「メゴチフライ、おまちどうさまです」。
 「何をかければいいですか?」
 「塩が一番味がわかります」

 塩を掛けて食べる。なかなか美味しい。

 メゴチフライを食べてしまい、次はぶり塩焼き(450円)を頼んだ。

 飲物メニューを眺める。ウーロンサワー(300円)、レモンサワー(300円)、カリフォルニアからお届けしますライムサワー(350円)というものもある。棚にキープされたボトルがたくさん並んでいるので、麦焼酎玄海ボトル(1800円)が常連の方の定番のようである。

 入口の近くにピンク電話がある。誰もが携帯電話を持っている時代に本当に珍しい。

 ぶりに合わせて、お酒(250円)を頼んだ。熱燗である。

 ぶり塩焼きがやってくる。ぶりの身を口に入れ、熱燗を飲む。至福の時である。

 少しして常連の方が登場された。一期に場が和んだ。やはり、常連は大切である。

 17時40分から18時30分まで50分ほどの滞在。お勘定は2,000円ちょうどであった。前のお店が1000円ちょうどあったから、今日は二軒ともちょうどきりの良い日のようである。縁起がよいと思うことにしよう。
 外にでる。やはり寒ぶりの季節である。寒い。

 蒲田駅ビル、グランデュオ蒲田の地下の鮮魚店でイナダと鯛を買って帰る。実は探偵事務所でちょっと寄り道をしてしまったけれど、家になんとかたどり着き、刺身なめろうを作って食べた。家族にも好評。今日は魚の日であった。

 (了)



 蒲田赤穂看板


蒲田 居酒屋「赤穂」
住所 東京都大田区西蒲田7-29-9
電話 03-3739-4474
定休日 ?
営業時間 ?
交通 JR蒲田駅西口下車徒歩2分・東急池上線蒲田駅下車徒歩2分・多摩川線蒲田駅下車徒歩2分


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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

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Re: なんと!

南武侍様

居酒屋探偵DAITENです。

> こちらも1月に友人と“銀次郎”の後“赤穂”へ初めて行きました。そしてやはり“メゴチフライ”も頼みました。珍しい“自家製ビワ酒”が杏仁豆腐の様な味わいで美味しかったです。

コメントありがとうございます。
銀治郎から赤穂とは、実に渋いコースですね。
蓮沼〜蒲田〜京急蒲田〜雑色、この辺りは、
今後も重点的に紹介してゆきたいと思っております。

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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