鶴見 立ち飲み「とっちゃん」鶴見店第2回
居酒屋探偵DAITENの生活 第403回 2011年2月26日(土) 【地域別】 【時間順】
鶴見 立ち飲み「とっちゃん」鶴見店 第2回

←クリックお願いします。
↓電子書籍の作成と販売が出来るサイト
居酒屋短編小説を発表中。このブログの右カラムに作品別のリンクあります→
読者の方からの情報は大切である。以前から気になっていたあるお店のことを、読者の方からコメントで改めてすすめていただいた。
土曜日の夕方、時間が出来たのでJR蒲田駅周辺を少し散策した後、京急蒲田駅まで歩き、そこから京浜急行線に乗った。おすすめのお店が京急鶴見駅の東側の一画にあるからである。
京急鶴見駅の改札を出て試しに左手の方へ出てみた。ここで一瞬戸惑いを覚える。まったく違う駅にたどり着いてしまったような錯覚を受けたのである。そこに見えるはずのJR鶴見駅ビルが無いのである。
駅ビルがあった場所は四角く切り取られたようになっていて、前は見えなかった駅西側の西友ストアの看板が見え、夕日に照らされ輝いていたのである。(下写真)
← JR京浜東北線鶴見駅・駅ビル跡
京浜急行鶴見駅の東側に出て、目の前の道を入ってゆく。
そこに広がっているのは、「鶴見三業地」と呼ばれる地区である。三業地とは、料理屋、芸者置屋、待合茶屋の三業が営業される場所のことである。もちろん、今はそのようなお店は無い。「鶴見三業地」という言葉と「土地の記憶」のようなものがあるだけである。
左右には様々なお店が点在している。やがて、第1京浜国道が見えてきた。その第一京浜国道に出る少し手前の右に目的のお店があった。
しかし、残念なことにシャッターが閉まっており、体調不良の為、臨時休業である旨が書かれた紙が貼ってあった。誠に残念である。それから「鶴見三業地」を少し散策する。以前に歩いた時よりもお店の数が減っているような気がする。時間があればくまなく歩いてどこかのお店に入っても良かった。しかし、時間がない。もつ焼きを食べるつもりだったので、やはり馴染みのもつ焼きのお店に向かうことにした。
※ ※ ※
向かったのは、第347回で紹介した立ち飲み「とっちゃん」鶴見店である。京浜急行の京急蒲田駅の近くにある本店にも時々うかがう。
黄色い看板の下、黄色い光に照らされた暖簾をくぐると、思いの外広い空間である。入って左手に長く伸びるカウンターの一番手前辺りに立つ。こちらのお店のカウンターに立つと、背後がとても広く通り易いことに気づく。入口近くと奥の右手にある立ち飲みテーブルの周囲も広くて立ち易い。
まずは、いつものフローズンホッピー(395円)とマカロニサラダ(200円)を頼む。
「マカサラください」
「マカロニサラダの胡椒はどうされます?」
「たっぷりかけてください」
いつものやりとりである。トロリとなるまで氷らせたキンミヤ焼酎を入れた氷らせたホッピージョッキに、冷えたホッピーを全量投入したフローズンホッピーがやってくる。
3冷ホッピーも冷えたホッピージョッキに冷えた焼酎を入れ、ホッピー1瓶を投入した状態でやってくる。これに対して、ホッピーセットというと、ホッピージョッキに焼酎と氷を入れ、ホッピー瓶を付けた状態のものが来る。「中」を追加したい方はこのタイプを頼むのが良い。「ホッピー原理主義者」というのは、私自身が原理主義的に飲みたいのであって、ホッピーの中と外を繰り返す、あの飲み方が良い方は、そのようにすれば良いと思っている。酒の飲み方は自由である。
焼き物は、かしら、たん、レバーを頼む。焼き台の前の辺りに立っているので注文がしやすい。各80円。
店の外から子供達の声が聞こえた。母親らしき女性と一緒である。「立ち飲み」に子供連れで入るのかと思っていると「お持ち帰り」の注文であった。注文をして出来上がる頃に再び来店するらしい。
ところが少しして、背後からも子供の声が聞こえてきたのである。若いお父さんらしき人が小学校低学年くらいの男の子をつれていたのである。お勘定をして帰るのだ。やはり、土曜日である。
焼き物がやってくる。こちらのもつ焼きは安くて美味しい。
もつ焼きをすぐに食べてしまい、次にささみの刺身(300円)と三冷ホッピー(395円)を注文する。
「ささみは、ニンニク、ワサビ、しょうが、ゆずこしょうとありますけど、どれになさいます?」
「ゆずこしょうをお願いします。」
ゆずこしょうのピリッとした辛さが良い。前回のお店に続いて、鳥刺しを食べたことになる。
冒頭に書いた通り、残念ながら本来の目的のお店は入ることが出来なかったけれど、今日も「とっちゃん」のホッピーともつ焼きを楽しむことが出来た。必ず近々に「鶴見三業地」のそのお店を訪問したいと思う。
午後5時15分から6時まで45分の滞在。御勘定は1,530円であった。
帰りは、工事中の駅ビルの中を通る通路を使って駅構内に入り、JR京浜東北線に乗って家路についた。
鶴見 立ち飲み「とっちゃん」鶴見店
住 所 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1-8-11 日鋼ビル
電 話 045-503-5188
定休日 日曜・祝日
営業時間 16:00~23:30
交通 JR京浜東北線鶴見駅下車東口より徒歩2分・京浜急行京急鶴見駅下車徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking
こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ
実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
鶴見 立ち飲み「とっちゃん」鶴見店 第2回




↓電子書籍の作成と販売が出来るサイト

読者の方からの情報は大切である。以前から気になっていたあるお店のことを、読者の方からコメントで改めてすすめていただいた。
土曜日の夕方、時間が出来たのでJR蒲田駅周辺を少し散策した後、京急蒲田駅まで歩き、そこから京浜急行線に乗った。おすすめのお店が京急鶴見駅の東側の一画にあるからである。
京急鶴見駅の改札を出て試しに左手の方へ出てみた。ここで一瞬戸惑いを覚える。まったく違う駅にたどり着いてしまったような錯覚を受けたのである。そこに見えるはずのJR鶴見駅ビルが無いのである。
駅ビルがあった場所は四角く切り取られたようになっていて、前は見えなかった駅西側の西友ストアの看板が見え、夕日に照らされ輝いていたのである。(下写真)

京浜急行鶴見駅の東側に出て、目の前の道を入ってゆく。
そこに広がっているのは、「鶴見三業地」と呼ばれる地区である。三業地とは、料理屋、芸者置屋、待合茶屋の三業が営業される場所のことである。もちろん、今はそのようなお店は無い。「鶴見三業地」という言葉と「土地の記憶」のようなものがあるだけである。
左右には様々なお店が点在している。やがて、第1京浜国道が見えてきた。その第一京浜国道に出る少し手前の右に目的のお店があった。
しかし、残念なことにシャッターが閉まっており、体調不良の為、臨時休業である旨が書かれた紙が貼ってあった。誠に残念である。それから「鶴見三業地」を少し散策する。以前に歩いた時よりもお店の数が減っているような気がする。時間があればくまなく歩いてどこかのお店に入っても良かった。しかし、時間がない。もつ焼きを食べるつもりだったので、やはり馴染みのもつ焼きのお店に向かうことにした。
※ ※ ※
向かったのは、第347回で紹介した立ち飲み「とっちゃん」鶴見店である。京浜急行の京急蒲田駅の近くにある本店にも時々うかがう。
黄色い看板の下、黄色い光に照らされた暖簾をくぐると、思いの外広い空間である。入って左手に長く伸びるカウンターの一番手前辺りに立つ。こちらのお店のカウンターに立つと、背後がとても広く通り易いことに気づく。入口近くと奥の右手にある立ち飲みテーブルの周囲も広くて立ち易い。
まずは、いつものフローズンホッピー(395円)とマカロニサラダ(200円)を頼む。
「マカサラください」
「マカロニサラダの胡椒はどうされます?」
「たっぷりかけてください」
いつものやりとりである。トロリとなるまで氷らせたキンミヤ焼酎を入れた氷らせたホッピージョッキに、冷えたホッピーを全量投入したフローズンホッピーがやってくる。
3冷ホッピーも冷えたホッピージョッキに冷えた焼酎を入れ、ホッピー1瓶を投入した状態でやってくる。これに対して、ホッピーセットというと、ホッピージョッキに焼酎と氷を入れ、ホッピー瓶を付けた状態のものが来る。「中」を追加したい方はこのタイプを頼むのが良い。「ホッピー原理主義者」というのは、私自身が原理主義的に飲みたいのであって、ホッピーの中と外を繰り返す、あの飲み方が良い方は、そのようにすれば良いと思っている。酒の飲み方は自由である。
焼き物は、かしら、たん、レバーを頼む。焼き台の前の辺りに立っているので注文がしやすい。各80円。
店の外から子供達の声が聞こえた。母親らしき女性と一緒である。「立ち飲み」に子供連れで入るのかと思っていると「お持ち帰り」の注文であった。注文をして出来上がる頃に再び来店するらしい。
ところが少しして、背後からも子供の声が聞こえてきたのである。若いお父さんらしき人が小学校低学年くらいの男の子をつれていたのである。お勘定をして帰るのだ。やはり、土曜日である。
焼き物がやってくる。こちらのもつ焼きは安くて美味しい。
もつ焼きをすぐに食べてしまい、次にささみの刺身(300円)と三冷ホッピー(395円)を注文する。
「ささみは、ニンニク、ワサビ、しょうが、ゆずこしょうとありますけど、どれになさいます?」
「ゆずこしょうをお願いします。」
ゆずこしょうのピリッとした辛さが良い。前回のお店に続いて、鳥刺しを食べたことになる。
冒頭に書いた通り、残念ながら本来の目的のお店は入ることが出来なかったけれど、今日も「とっちゃん」のホッピーともつ焼きを楽しむことが出来た。必ず近々に「鶴見三業地」のそのお店を訪問したいと思う。
午後5時15分から6時まで45分の滞在。御勘定は1,530円であった。
帰りは、工事中の駅ビルの中を通る通路を使って駅構内に入り、JR京浜東北線に乗って家路についた。
鶴見 立ち飲み「とっちゃん」鶴見店
住 所 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央1-8-11 日鋼ビル
電 話 045-503-5188
定休日 日曜・祝日
営業時間 16:00~23:30
交通 JR京浜東北線鶴見駅下車東口より徒歩2分・京浜急行京急鶴見駅下車徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
こちらクリックお願いします→ FC2 Blog Ranking
こちらクリックお願いします→ 人気blogランキングへ
実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」