大井町 立呑み処「豊後屋」
居酒屋探偵DAITENの生活 第404回 2011年3月1日(火) 【地域別】 【時間順】
大井町 立呑み処「豊後屋」

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冷たい雨が降っていた。
盟友RAM元帥とまた飲むことになった。二人とも様々な問題を抱える世代である。互いの「心」に降る雨に、傘をさしかけ合う、そんな気持ちで待ち合わせた場所は、「酒場の街」大井町である。
JR京浜東北線から東急大井町線へ乗り換える側、東口改札口に待ち合わせ時間の午後6時20分に行くと、RAM元帥がちゃんと待っていてくれた。時間厳守は「酒友」の必須条件である。
東口を出て左へ。そして、線路沿いの道に入ってゆく。すると、すぐ右手に闇市的雰囲気を残した飲み屋街「東小路飲食店街」の2本の路地の入口が見える。平行して並ぶ2本の路地のうち、手前の方へ入ってゆく。傘を刺したまま進むと、向こうからも傘を刺した人がやってくる。すれ違うのも大変だ。
「東小路飲食店街」を抜け、「すずらん通り」に出る。左へ行くと、「東小路飲食店街」の2本目の道の出口辺りに有名な「肉のまえかわ」がある。本来は立ち飲み店ではなく精肉店だ。【肉屋さんにお客さんが入り込んで立ち飲み店にしてしまった店】とでも言おうか。様々なマスコミの記事で取り上げている。雨なのでお客さんはいつもより少ないけれど、店内は人がいっぱいである。本当は「保健所」の通達により店の外で食べたり飲んだりするのは不可なのである。
「肉のまえかわ」の角を左に曲がり、「すずらん通り」を少し進む。右手の中華料理店の二階に立ち飲み店がある。中華料理店の脇の入口からのぞくと、二階へと上がる階段が見える。入口の上に白地に黒く「豊後屋」と書かれた提灯がぶら下がっている。その下をくぐって階段を上がるのだ。
階段を上がりきって、左手の入口から二階の客席に入る。入ってすぐにカウンターがあり、その周りにも立つことが出来る。左手に行くと広くなっていて、手前から壁際、窓際とカウンターが巡らせてある。店内は暖色の照明で落ち着いた雰囲気、まるでパブのような小綺麗な立ち飲み店である。二階の店なので外から見えず、窓から外が見えるのが良い。2010年の2月に開店したばかりの店なのでまだ新しくきれいな店である。RAM元帥も「落ち着く、良い感じの店だねえ」との感想。
まずは、私はホッピーセット(300円)を氷り無しでいただく。RAM元帥は生ビール(300円)である。つまみは、クレソンサラダ(300円)。さらに、ししゃもから揚げ(300円)も頼んだ。品物を持ってきてくれた時にその都度支払いをするシステムである。
元々、東小路の入口にあった「親父酒場」系の立ち飲み店が今の場所に移転したようである。前のお店にも入った記憶があるけれど、ずいぶんと変わったものである。移転した後の場所も「立ち呑み処」というお店がそのまま入っている。以前、そちらにもお邪魔したことがある。
ちょっと入りづらいお店が多い大井町にあって、女性客が気軽に入ることの出来る、このような立ち飲み店の存在も必要であると思う。
お互いの日々の近況を語り、互いの健闘をたたえる、そんないつもの二人である。ゆえに、酒はすすむ。
私はチューハイ(300円)、RAM元帥はレモンサワー(300円)、タコのカルパッチョ(400円)。つまみは、どれも安くて美味しかった。
3杯目は黒ホッピーセット(300円)を二つ頼む。
午後6時30分から7時45分まで1時間15分ほどの滞在。結局支払ったのは、酒6杯つまみ3品で2人で2,800円。1人1,400円であった。
さて、立ち飲み店1軒で終わること等、私たちにはありえない。前述の東小路に入り、右手にある有名店をのぞく。狭い店内に空き席が二つだけあった。
RAM元帥との酒は本当に楽しい。ゆえに、この日はさらに長い夜となってしまった。
(つづく)
大井町 立呑み処「豊後屋」
住 所 東京都品川区東大井5-4-18 MT5.ビル 2F
電 話 03-5479-9192
定休日 日曜・祝祭日
営業時間 月~金17:00~23:45 土16:00~21:00
交通 JR京浜東北線大井町駅徒歩3分/東急大井町線大井町駅徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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大井町 立呑み処「豊後屋」




冷たい雨が降っていた。
盟友RAM元帥とまた飲むことになった。二人とも様々な問題を抱える世代である。互いの「心」に降る雨に、傘をさしかけ合う、そんな気持ちで待ち合わせた場所は、「酒場の街」大井町である。
JR京浜東北線から東急大井町線へ乗り換える側、東口改札口に待ち合わせ時間の午後6時20分に行くと、RAM元帥がちゃんと待っていてくれた。時間厳守は「酒友」の必須条件である。
東口を出て左へ。そして、線路沿いの道に入ってゆく。すると、すぐ右手に闇市的雰囲気を残した飲み屋街「東小路飲食店街」の2本の路地の入口が見える。平行して並ぶ2本の路地のうち、手前の方へ入ってゆく。傘を刺したまま進むと、向こうからも傘を刺した人がやってくる。すれ違うのも大変だ。
「東小路飲食店街」を抜け、「すずらん通り」に出る。左へ行くと、「東小路飲食店街」の2本目の道の出口辺りに有名な「肉のまえかわ」がある。本来は立ち飲み店ではなく精肉店だ。【肉屋さんにお客さんが入り込んで立ち飲み店にしてしまった店】とでも言おうか。様々なマスコミの記事で取り上げている。雨なのでお客さんはいつもより少ないけれど、店内は人がいっぱいである。本当は「保健所」の通達により店の外で食べたり飲んだりするのは不可なのである。
「肉のまえかわ」の角を左に曲がり、「すずらん通り」を少し進む。右手の中華料理店の二階に立ち飲み店がある。中華料理店の脇の入口からのぞくと、二階へと上がる階段が見える。入口の上に白地に黒く「豊後屋」と書かれた提灯がぶら下がっている。その下をくぐって階段を上がるのだ。
階段を上がりきって、左手の入口から二階の客席に入る。入ってすぐにカウンターがあり、その周りにも立つことが出来る。左手に行くと広くなっていて、手前から壁際、窓際とカウンターが巡らせてある。店内は暖色の照明で落ち着いた雰囲気、まるでパブのような小綺麗な立ち飲み店である。二階の店なので外から見えず、窓から外が見えるのが良い。2010年の2月に開店したばかりの店なのでまだ新しくきれいな店である。RAM元帥も「落ち着く、良い感じの店だねえ」との感想。
まずは、私はホッピーセット(300円)を氷り無しでいただく。RAM元帥は生ビール(300円)である。つまみは、クレソンサラダ(300円)。さらに、ししゃもから揚げ(300円)も頼んだ。品物を持ってきてくれた時にその都度支払いをするシステムである。
元々、東小路の入口にあった「親父酒場」系の立ち飲み店が今の場所に移転したようである。前のお店にも入った記憶があるけれど、ずいぶんと変わったものである。移転した後の場所も「立ち呑み処」というお店がそのまま入っている。以前、そちらにもお邪魔したことがある。
ちょっと入りづらいお店が多い大井町にあって、女性客が気軽に入ることの出来る、このような立ち飲み店の存在も必要であると思う。
お互いの日々の近況を語り、互いの健闘をたたえる、そんないつもの二人である。ゆえに、酒はすすむ。
私はチューハイ(300円)、RAM元帥はレモンサワー(300円)、タコのカルパッチョ(400円)。つまみは、どれも安くて美味しかった。
3杯目は黒ホッピーセット(300円)を二つ頼む。
午後6時30分から7時45分まで1時間15分ほどの滞在。結局支払ったのは、酒6杯つまみ3品で2人で2,800円。1人1,400円であった。
さて、立ち飲み店1軒で終わること等、私たちにはありえない。前述の東小路に入り、右手にある有名店をのぞく。狭い店内に空き席が二つだけあった。
RAM元帥との酒は本当に楽しい。ゆえに、この日はさらに長い夜となってしまった。
(つづく)
大井町 立呑み処「豊後屋」
住 所 東京都品川区東大井5-4-18 MT5.ビル 2F
電 話 03-5479-9192
定休日 日曜・祝祭日
営業時間 月~金17:00~23:45 土16:00~21:00
交通 JR京浜東北線大井町駅徒歩3分/東急大井町線大井町駅徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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