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尻手 立呑処「酔舎本店」第2回

居酒屋探偵DAITENの生活 第426回 2011年5月14日(土) 【地域別】  【時間順】





尻手 立呑処「酔舎本店」 第2回


   尻手酔舎本店外観

 

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 省エネライフ実現の前にちょっと立ちのみ


 JR南武線の尻手駅から10分ほどの場所に家具を中心とした品物を販売している量販店、ニトリ横浜鶴見店がある。「尻手」は横浜市鶴見区の地名である。このニトリに行く為、尻手駅でSAKURAと待ち合わせた。本来は買い物を済ませてからの方が良いのであるが大きな荷物を持って長く移動するのは嫌なので、先に飲みたいというのだ。なお、尻手駅の駅舎は川崎市幸区にある。

 二人で向かったのは、尻手駅から近い、午後4時から営業している立ち飲み店、立呑処「酔舎本店」である。前回、一人でうかがったのは、「3.11」の6日前の2011年3月5日であった。
 
 まずは、キリンラガー中瓶(480円)を1本頼み、グラスを2つもらう。本来あるはずのサッポロラガーは今は入らないとのこと。これも「3.11 東日本大震災」の影響である。
 
 つまみは、板ワサ(300円)とモツのコテツ君(300円)を選んだ。モツがそれほど好きではないSAKURAがこのモツ料理は気に入ったそうである。

 「こういうモツ料理は始めてだわ、私でも美味しいと思うもの・・・」という。

 私は、ビールを少し飲んで、早々に黒ホッピーセット(380円)を氷無しで頼んだ。さきほどのピアタンブラーにジョッキに入った多めの焼酎の半分を移して、ホッピーと焼酎を均等にまぜながら飲むのである。

 「前回いらしたのは2ヶ月くらい前ですね」とマスター。
 「はい、ちょうど、3.11の何日か前でした・・・あの頃も心配事はありましたけど、今の心配に比べればたいしたことはないですよねえ・・・」と私。こんな会話を巷のあちらこちらで聞く。

 醤油豆としらすジャコ(250円)を頼む、名前を聞いただけで酒飲みが好むつまみである。これが美味かった。

 午後4時半をまわって、男性のお客さんが続けて二人、入ってこられた。

 SAKURAの2杯目は美酔サワー(270円)にする。これはトマトコラーゲンを少し入れたチューハイである。私の2杯目はトリスハイボール(380円)である。

 手作りのお店であることは、前回、マスターからうかがった。今回もマスターとまたその話になった。古い民家の雨戸が壁として貼られているのである。
 その壁に古いたこ糸が残っていて、元の持ち主の方がこちらのお店を見に来られた時に自分で発見したそうである。その方はとても喜ばれていたそうだ。半世紀の長い時がたっていることに驚かされる。

 キャベツ(100円)を頼み、3杯目は白ホッピーセット(380円)を氷無しでいただく。柿の種中毒のSAKURAが短冊メニューから柿ピー(100円)を発見、注文をする。100円という安さのつまみがあるのは、酒飲みとしては助かるものである。一人客の場合、こういった軽いつまみがあると、そのつまみでもう1杯飲みたくなる。これはお店にとっても良いことではないだろうか。
 
SAKURAの3杯目はクエン酸サワー(270円)である。

 最後に旨煮付け(300円)を頼む。玉こんにゃん、大根、豚角煮、厚揚等が一緒に煮てあるものだ。玉こんにゃくが美味い。
 昔、山形県山形市山寺に行った時、立石寺の参道前で食べた玉こんにゃくの話をする。すると並びのお客さんが最近、宮城県に行ったそうで、これをきっかけに震災の話などを共にすることになった。
 私が2回目の来店であることをお伝えすると、その方も3回目とのこと。すぐに常連的な気持ちになれるのは、お店の雰囲気が良いからであろう。

 午後4時15分から6時まで1時間45分の滞在。
 酒6杯、つまみ6品。それぞれを注文して、品物を受け取る度に支払うシステムである。支払った総額は二人で総額3,510円であった。

  ※  ※  ※

 楽しくて、ついつい話し込んでしまい、長居をしてしまった。急いで、ニトリ横浜鶴見店へ向かう。
 買ったのは追加分のフロアスタンドである。天井に向かって間接照明用に1つ、読書用に下向きに1つ、合計2つ電灯がついており、それぞれスイッチがあって、価格は2900円(のちに2400円に値下げした)。消費電力6.9ワット4ワットLED電球を一緒に買った。LED電球もずいぶん安くなっている。
 天井の照明を消してこのフロアスタンドを点ければ不自由は無い。かえって目が楽になり、睡眠に入る前のゆるやかな導入にも良いらしい。これでまた100ワット以上の消費電力を少なくできるようになった。
 我が家の照明器具は、小さな保安灯もLEDであり、もはや白熱電球は1つもない。

 省エネライフ実現への道は遠い。今後もやるべきことを探してゆかなければならないと思う。 


  尻手酔舎本店暖簾

尻手 立呑処「酔舎本店」
住 所 神奈川県横浜市鶴見区矢向2-13-14 MYビル 1F
電 話 ?
定休日 日曜日
営業時間 16:00~23:00
交通 JR尻手駅下車徒歩3分



ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら

実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
 

テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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