下丸子 バール「marucoバール」
居酒屋探偵DAITENの生活 第428回 2011年5月28日(土) 【地域別】 【時間順】
※2014年1月閉店
下丸子 バール「marucoバール」

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スーパー銭湯ならぬスーパー上銭湯 「第一天神湯」
土曜日の午後3時以降は買い物をしたり散歩をすることが多い。今日はあいにくの雨であった。雨の日はあまり出かけたくない気持ちと、滅入る気分を変えたい気持ちの両方がある。
外出しているSAKURAと待ち合わせたのは東横線の武蔵小杉駅構内であった。南武線に乗り換え、川崎方面へ2つ先の平間駅で降りた。今日は黒湯の銭湯に入ろうというのである。駅脇を通る道路西に歩き始めると上平間の交叉点に出る。交叉点を渡り、少し歩いてセブンイレブンの角を右に曲がり、少し歩くと商店街に出た。その右角に目的の第一天神湯はあった。
十年以上前に大田区、品川区、目黒区の「黒湯銭湯巡り」をしていた時にも川崎市側の黒湯にはあまり入らなかった。考えてみれば同じ多摩川流域、黒湯があって当然なのである。
一階はスーパーマーケットになっており、二階に銭湯があるという珍しい構成。スーパー銭湯ならぬスーパー上銭湯である。階段が二つ入口の表と裏に向き合うようにあるのも面白い。その階段はどちらも少し急であった。その為か、表側の階段脇にスロープがある。しかし、下からスロープを上がったとしても途中から階段と合流してしまう。そこからは何段か階段を昇らなければならないのである。ちょっと不思議な造りであった。
階段をあがると、玄関スペースは天井が高くとても広い。ソファや椅子や自動販売機が置かれていて、一緒に来た異性の相手が出てくるまで待つことができる。しかし、外に向かって受付があるロビー的な作りではない。あくまで「番台」が中にあって、脱衣所や浴室を見張ることが出来るようになっているのである。脱衣所も浴室も広い。湯船は普通のお湯の部分が主で、黒湯の浴槽は3人入れば一杯という大きさであった。
お湯そのものは、「とてもよく暖まるお湯」であり、雨の中を歩いても、しばらく汗が引かなかった。
第一天神湯を出ると左手に歩き、少し迷いながら歩く、しばらくするとバス通りに出た。バス通りを歩いてゆくとガス橋に出た。ガス橋は大田区と川崎をつなぐ5つの橋のうち、川下から数えて4本目の橋であり、車道が二車線と狭い歩道があるだけのもっとも規模の小さな橋である。ガス橋を渡って、東京都大田区に入った。
※ ※ ※
多摩川を渡り、「地中海」を発見
ガス橋通りを下丸子方面へと歩いてゆく。左手にキヤノンの大きな工場、右手に巨大なマンションを見ながら歩いてゆくと、東急多摩川線の踏切が見えてきた。すると、左斜めに分岐する道の角に、そのお店を発見した。「marucoバール」と入口の上に書いてあった。
三角地に立つ建物の1階の店なので、お店の形は底辺が短い「台形」をしている。その底辺の方に入口があり、中に入ると左右に店内が広がっているので、実際よりも広いお店に感じる。左側に高い丸テーブルが3つ、窓側にベンチ椅子が2つ、丸椅子が3つ、右側に四角いテーブルにベンチ椅子が1つと丸椅子が2つ、店の中央に丸テーブル2つとそれぞれに2つずつの丸椅子がある。さらに、奥にカウンターがあって5席あり、中が調理場になっている。椅子は全部で22席。テーブルが高く、椅子と椅子の間に余裕があるので、人数が多い場合は立ち飲みも可能である。立食パーティも可能かもしれない。
窓際にある丸筒を2本横にしてパイプでつないだようなベンチ椅子は腰の痛い私のような「おじさん」にはちょっと辛いかもしれない。
スタッフは男性二人。厨房とフロアにお一人ずつであろうか。
まずは、サッポロ黒ラベルの生ビール(390円)を2つ頼む。
メニューは手元の印刷されたメニューの他、カウンターの中の高い位置に手書きで書かれており、実に豊富である。スペインバルということらしいけれど、ペンネなどのパスタ料理もあって、内容は地中海地方の様々な料理といった趣である。その中からにんにくそのまんま揚(390円)とトマトのアンチョビチーズ焼(490円)を頼む。
最初に、トマトのアンチョビチーズ焼が出てきた。アンチョビはSAKURAの大好物。アンチョビとチーズの塩味が相乗効果となり、酒がすすむ。
2杯目はハウスワインの赤と白をもらった。7時までのハッピータイムのサービスで1杯390円が290円にサービスされている。
次ににんにくそのまんま揚が出てきた。その姿を見てちょっとびっくりした。よくある居酒屋メニューのニンニクと違い小玉ネギのような形のニンニクである。お店の方にうかがうと「一玉にんにく」というらしい。
最後にmarucoサワー(440円)というのを頼んでみた。カムカムという果実を使ったサワーである。
ちょっと調べてみると、ペルーのアマゾン川流域が産地であり、植物の中で最も多くビタミンCを含むらしく、そのビタミンCの量は、レモンの約60倍とのこと。
「居酒屋探偵DAITENの生活」でバールを紹介するのは珍しい。比較的リーズナブルな価格であり、スタッフの男性はお二人とも穏やかな雰囲気の方々であった。これは女性が入りやすいお店である。「うまいもん、ちょっとずつ」というキャッチフレーズ通り、1人でもいろいろと少しずつ頼めるのもよい。SAKURAと二人、今度はゆっくり再訪しようと意見一致であった。多摩川を渡り、「地中海」を発見したのである。
午後5時30分から6時30分まで1時間ほどの滞在。お支払いは二人で2,680円であった。
下丸子 バール「marucoバール」
住 所 東京都大田区下丸子3-12-8
電 話 03-6459-8145
定休日 日曜・祝日休
営業時間 17:00~23:30
交通 東急多摩川線下丸子駅下車徒歩2分
公式ブログ http://ameblo.jp/maruco-bar/
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
※2014年1月閉店
下丸子 バール「marucoバール」




スーパー銭湯ならぬスーパー上銭湯 「第一天神湯」
土曜日の午後3時以降は買い物をしたり散歩をすることが多い。今日はあいにくの雨であった。雨の日はあまり出かけたくない気持ちと、滅入る気分を変えたい気持ちの両方がある。
外出しているSAKURAと待ち合わせたのは東横線の武蔵小杉駅構内であった。南武線に乗り換え、川崎方面へ2つ先の平間駅で降りた。今日は黒湯の銭湯に入ろうというのである。駅脇を通る道路西に歩き始めると上平間の交叉点に出る。交叉点を渡り、少し歩いてセブンイレブンの角を右に曲がり、少し歩くと商店街に出た。その右角に目的の第一天神湯はあった。
十年以上前に大田区、品川区、目黒区の「黒湯銭湯巡り」をしていた時にも川崎市側の黒湯にはあまり入らなかった。考えてみれば同じ多摩川流域、黒湯があって当然なのである。
一階はスーパーマーケットになっており、二階に銭湯があるという珍しい構成。スーパー銭湯ならぬスーパー上銭湯である。階段が二つ入口の表と裏に向き合うようにあるのも面白い。その階段はどちらも少し急であった。その為か、表側の階段脇にスロープがある。しかし、下からスロープを上がったとしても途中から階段と合流してしまう。そこからは何段か階段を昇らなければならないのである。ちょっと不思議な造りであった。
階段をあがると、玄関スペースは天井が高くとても広い。ソファや椅子や自動販売機が置かれていて、一緒に来た異性の相手が出てくるまで待つことができる。しかし、外に向かって受付があるロビー的な作りではない。あくまで「番台」が中にあって、脱衣所や浴室を見張ることが出来るようになっているのである。脱衣所も浴室も広い。湯船は普通のお湯の部分が主で、黒湯の浴槽は3人入れば一杯という大きさであった。
お湯そのものは、「とてもよく暖まるお湯」であり、雨の中を歩いても、しばらく汗が引かなかった。
第一天神湯を出ると左手に歩き、少し迷いながら歩く、しばらくするとバス通りに出た。バス通りを歩いてゆくとガス橋に出た。ガス橋は大田区と川崎をつなぐ5つの橋のうち、川下から数えて4本目の橋であり、車道が二車線と狭い歩道があるだけのもっとも規模の小さな橋である。ガス橋を渡って、東京都大田区に入った。
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多摩川を渡り、「地中海」を発見
ガス橋通りを下丸子方面へと歩いてゆく。左手にキヤノンの大きな工場、右手に巨大なマンションを見ながら歩いてゆくと、東急多摩川線の踏切が見えてきた。すると、左斜めに分岐する道の角に、そのお店を発見した。「marucoバール」と入口の上に書いてあった。
三角地に立つ建物の1階の店なので、お店の形は底辺が短い「台形」をしている。その底辺の方に入口があり、中に入ると左右に店内が広がっているので、実際よりも広いお店に感じる。左側に高い丸テーブルが3つ、窓側にベンチ椅子が2つ、丸椅子が3つ、右側に四角いテーブルにベンチ椅子が1つと丸椅子が2つ、店の中央に丸テーブル2つとそれぞれに2つずつの丸椅子がある。さらに、奥にカウンターがあって5席あり、中が調理場になっている。椅子は全部で22席。テーブルが高く、椅子と椅子の間に余裕があるので、人数が多い場合は立ち飲みも可能である。立食パーティも可能かもしれない。
窓際にある丸筒を2本横にしてパイプでつないだようなベンチ椅子は腰の痛い私のような「おじさん」にはちょっと辛いかもしれない。
スタッフは男性二人。厨房とフロアにお一人ずつであろうか。
まずは、サッポロ黒ラベルの生ビール(390円)を2つ頼む。
メニューは手元の印刷されたメニューの他、カウンターの中の高い位置に手書きで書かれており、実に豊富である。スペインバルということらしいけれど、ペンネなどのパスタ料理もあって、内容は地中海地方の様々な料理といった趣である。その中からにんにくそのまんま揚(390円)とトマトのアンチョビチーズ焼(490円)を頼む。
最初に、トマトのアンチョビチーズ焼が出てきた。アンチョビはSAKURAの大好物。アンチョビとチーズの塩味が相乗効果となり、酒がすすむ。
2杯目はハウスワインの赤と白をもらった。7時までのハッピータイムのサービスで1杯390円が290円にサービスされている。
次ににんにくそのまんま揚が出てきた。その姿を見てちょっとびっくりした。よくある居酒屋メニューのニンニクと違い小玉ネギのような形のニンニクである。お店の方にうかがうと「一玉にんにく」というらしい。
最後にmarucoサワー(440円)というのを頼んでみた。カムカムという果実を使ったサワーである。
ちょっと調べてみると、ペルーのアマゾン川流域が産地であり、植物の中で最も多くビタミンCを含むらしく、そのビタミンCの量は、レモンの約60倍とのこと。
「居酒屋探偵DAITENの生活」でバールを紹介するのは珍しい。比較的リーズナブルな価格であり、スタッフの男性はお二人とも穏やかな雰囲気の方々であった。これは女性が入りやすいお店である。「うまいもん、ちょっとずつ」というキャッチフレーズ通り、1人でもいろいろと少しずつ頼めるのもよい。SAKURAと二人、今度はゆっくり再訪しようと意見一致であった。多摩川を渡り、「地中海」を発見したのである。
午後5時30分から6時30分まで1時間ほどの滞在。お支払いは二人で2,680円であった。
下丸子 バール「marucoバール」
住 所 東京都大田区下丸子3-12-8
電 話 03-6459-8145
定休日 日曜・祝日休
営業時間 17:00~23:30
交通 東急多摩川線下丸子駅下車徒歩2分
公式ブログ http://ameblo.jp/maruco-bar/
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
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