蒲田 お魚居酒屋「しばちゃん」
居酒屋探偵DAITENの生活 第431回 2011年6月5日(日) 【地域別】 【時間順】
【居酒屋探偵DAITENの生活】 紹介店350軒目!
蒲田 お魚居酒屋「しばちゃん」

←クリックお願いします。
←クリックお願いします。
←クリックお願いします。
東急電鉄の池上線と東急多摩川線の蒲田駅の下の部分は、耐震化工事が行われている。ゆえに、駅下の東急ストアも休店中であった。
ガードの北側の細い路地をすすむ。ガード下に入っていたお店もずいぶんと様変わりしており、新しい居酒屋ばかりとなっている。20年近く前、すでに故人であるA先生に時々連れてきてもらった居酒屋も閉店、腸詰めで紹興酒などいただいた台湾料理店も、独り静かに珈琲を飲んだ珈琲専門店も今は無い。
駅の方から歩いてゆくと、右手に、立ち飲み「炙り安」、立呑処「みつるちゃん」、立ち飲み処「うなぎ家」、立ち飲み・やきとん「豚番長」と異なったコンセプトの立ち飲み店が続いてある。
日曜日の夕暮れ時、1人で買い物をした帰り、どこかに入ろうかと考えながら歩いていると、立ち飲み処「うなぎ家」の少し先の右手に、気になる看板を見つけた。

店名らしき「しばちゃん」と「お魚」の文字、そして、マスターらしき方の似顔絵のみのシンプルなアクリル看板である。(上写真)
間口は狭い。入って右手はトイレ、少し先の左手にカウンター。カウンター席は全部で9席。他に補助椅子も少しある。カウンターの中央に男性2人と女性1人の先客の方々が座っていた。カウンターの中にマスターがいらっしゃる。仕事に集中されて、入ってきた私に気づかない様子。入口近くの椅子の上に荷物を置いて、カウンターの一番手前の席に座った。
マスターが気づいてくれた。「瓶ビールお願いします」と言って、メニューを探す。一番奥のテレビ下に、マジックインキで品名を書いた白い紙がたくさん貼ってあるのが見えた。よく見えないので、そちらに席を移動することにした。一番奥でカウンターは左に折れている。しかし、そこは荷物置き場になっていて座れない。角の辺りの席に座った。
瓶ビール中瓶(?円)を飲みながらお通し冷や奴(?円)を食べる。
手書きメニューがたくさん貼ってある中からめばる煮(500円)をお願いした。
テレビはついていないのでメニューを眺めるしかない。達筆の手書きメモ書メニューが26種、白板ボードに書かれたメニューが8種、定番らしきメニューも17種あった。
めばる煮が出てきた。手間の掛かる煮魚を置いている店は少ない。これが美味しかった。自分でも煮魚に挑戦したい思う。実は、こちらのマスターは、元は寿司屋さんをされていたとの情報を得ている。
2品目はたこ頭ぶつ(500円)である。
たこは好きな魚介類である。弾力のある頭の部分も美味しい。一緒についてきた大量のみょうがのツマが美味しさを引き立てていた。私はみょうが好きである。「忘れたいことが多い」のだ。
開放された入口から東急電車が蒲田駅に入線してくる音が聞こえてくる。並びの皆さんのお話は駅の耐震工事の話になっていた。並びの方がハムステーキ(600円)を頼んでおられた。他に食事メニューも豊富にあるので、お酒を飲まない方も楽しむことが出来る。
しそ焼酎(500円)をロックでお願いした。
マスターに聞いてみると、自家製のしそジュースに焼酎を入れたものだそうである。焼酎を入れずにしそジュースだけを飲む女性客もいるそうだ。
さらに男女の方々が入ってこられ、入口辺りに座られた。女性が奥の方までやってきてメニューを見る。やはり、一番奥の私の席は一番の特等席のようである。
マスターに休みはいつであるか聞いてみた。今は無休とのこと。営業時間は夕方6時半から午前4時まで。夜中に食事が出来る店、日曜日でもやっているお店は珍しい。夜中でもやっているので、やはり水商売関係の方々も多いに違いない。いらっしゃっているお客様たちが「プロの皆さん」であることがうなずけた。
お勘定をお願いすると、2,650円であった。
「ほったらかしですみませんね」とマスターが言ってくれる。
「居酒屋探偵DAITENの生活」における紹介店350軒目は、地味だけれども美味しい魚料理で御近所に愛されるお店、ネットに頼らず足で見つけたお店であった。
外に出ると、目の前は東急線のガードである。日曜日の夕暮れ時は、深酒をせず、美味しいものを少しだけいただく、そんな飲み方が丁度良い。どこにも寄らずに帰ることにしよう。
※ ※ ※
追記 2011/12/25再訪。今回はSAKURAと二人、牛スジの煮込みのお通し2つ。芋焼酎のお湯割り2杯と平目のお刺身、2杯目は芋焼酎田園お湯割りとサッポロの生ビール。1時間ほどの滞在二人で3,950円。

蒲田 お魚居酒屋「しばちゃん」
住 所 東京都大田区西蒲田7-? -?
電 話 ?
定休日 無休
営業時間 18:30~28:00
交通 東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩2分。JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩3分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
【居酒屋探偵DAITENの生活】 紹介店350軒目!
蒲田 お魚居酒屋「しばちゃん」




東急電鉄の池上線と東急多摩川線の蒲田駅の下の部分は、耐震化工事が行われている。ゆえに、駅下の東急ストアも休店中であった。
ガードの北側の細い路地をすすむ。ガード下に入っていたお店もずいぶんと様変わりしており、新しい居酒屋ばかりとなっている。20年近く前、すでに故人であるA先生に時々連れてきてもらった居酒屋も閉店、腸詰めで紹興酒などいただいた台湾料理店も、独り静かに珈琲を飲んだ珈琲専門店も今は無い。
駅の方から歩いてゆくと、右手に、立ち飲み「炙り安」、立呑処「みつるちゃん」、立ち飲み処「うなぎ家」、立ち飲み・やきとん「豚番長」と異なったコンセプトの立ち飲み店が続いてある。
日曜日の夕暮れ時、1人で買い物をした帰り、どこかに入ろうかと考えながら歩いていると、立ち飲み処「うなぎ家」の少し先の右手に、気になる看板を見つけた。

店名らしき「しばちゃん」と「お魚」の文字、そして、マスターらしき方の似顔絵のみのシンプルなアクリル看板である。(上写真)
間口は狭い。入って右手はトイレ、少し先の左手にカウンター。カウンター席は全部で9席。他に補助椅子も少しある。カウンターの中央に男性2人と女性1人の先客の方々が座っていた。カウンターの中にマスターがいらっしゃる。仕事に集中されて、入ってきた私に気づかない様子。入口近くの椅子の上に荷物を置いて、カウンターの一番手前の席に座った。
マスターが気づいてくれた。「瓶ビールお願いします」と言って、メニューを探す。一番奥のテレビ下に、マジックインキで品名を書いた白い紙がたくさん貼ってあるのが見えた。よく見えないので、そちらに席を移動することにした。一番奥でカウンターは左に折れている。しかし、そこは荷物置き場になっていて座れない。角の辺りの席に座った。
瓶ビール中瓶(?円)を飲みながらお通し冷や奴(?円)を食べる。
手書きメニューがたくさん貼ってある中からめばる煮(500円)をお願いした。
テレビはついていないのでメニューを眺めるしかない。達筆の手書きメモ書メニューが26種、白板ボードに書かれたメニューが8種、定番らしきメニューも17種あった。
めばる煮が出てきた。手間の掛かる煮魚を置いている店は少ない。これが美味しかった。自分でも煮魚に挑戦したい思う。実は、こちらのマスターは、元は寿司屋さんをされていたとの情報を得ている。
2品目はたこ頭ぶつ(500円)である。
たこは好きな魚介類である。弾力のある頭の部分も美味しい。一緒についてきた大量のみょうがのツマが美味しさを引き立てていた。私はみょうが好きである。「忘れたいことが多い」のだ。
開放された入口から東急電車が蒲田駅に入線してくる音が聞こえてくる。並びの皆さんのお話は駅の耐震工事の話になっていた。並びの方がハムステーキ(600円)を頼んでおられた。他に食事メニューも豊富にあるので、お酒を飲まない方も楽しむことが出来る。
しそ焼酎(500円)をロックでお願いした。
マスターに聞いてみると、自家製のしそジュースに焼酎を入れたものだそうである。焼酎を入れずにしそジュースだけを飲む女性客もいるそうだ。
さらに男女の方々が入ってこられ、入口辺りに座られた。女性が奥の方までやってきてメニューを見る。やはり、一番奥の私の席は一番の特等席のようである。
マスターに休みはいつであるか聞いてみた。今は無休とのこと。営業時間は夕方6時半から午前4時まで。夜中に食事が出来る店、日曜日でもやっているお店は珍しい。夜中でもやっているので、やはり水商売関係の方々も多いに違いない。いらっしゃっているお客様たちが「プロの皆さん」であることがうなずけた。
お勘定をお願いすると、2,650円であった。
「ほったらかしですみませんね」とマスターが言ってくれる。
「居酒屋探偵DAITENの生活」における紹介店350軒目は、地味だけれども美味しい魚料理で御近所に愛されるお店、ネットに頼らず足で見つけたお店であった。
外に出ると、目の前は東急線のガードである。日曜日の夕暮れ時は、深酒をせず、美味しいものを少しだけいただく、そんな飲み方が丁度良い。どこにも寄らずに帰ることにしよう。
※ ※ ※
追記 2011/12/25再訪。今回はSAKURAと二人、牛スジの煮込みのお通し2つ。芋焼酎のお湯割り2杯と平目のお刺身、2杯目は芋焼酎田園お湯割りとサッポロの生ビール。1時間ほどの滞在二人で3,950円。

蒲田 お魚居酒屋「しばちゃん」
住 所 東京都大田区西蒲田7-? -?
電 話 ?
定休日 無休
営業時間 18:30~28:00
交通 東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩2分。JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩3分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
実力派俳優になりたい人は→ 演出家守輪咲良のページ「さくらの便り」
Re: No title