荏原中延 自然旬彩「ふきの灯」
居酒屋探偵DAITENの生活 第441回 2011年8月24日(水) 【地域別】 【時間順】
※2011年8月25日 800,000カウント通過。感謝!
荏原中延 自然旬彩「ふきの灯」

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東急池上線の荏原中延駅の改札を降りると、目の前は商店街になっている。
左へ行くと、荏原中延駅から東急大井町線の中延駅の近くまで続いている中延スキップロードというアーケード商店街となっている。
荏原中延駅の建物の右角には交番がある。この交番の角を右に曲がると狭い路地があり、入ってゆくと左手に第362回で紹介した大衆酒場「栄」があり、右手には第153回で紹介したもつやき「仲居」がある。この路地を中心に荏原中延駅周辺には、大衆酒場然としたお店がまだ残っていてくれる。今回は、この路地には入らなかった。
駅前の道を歩いてゆくと、左、右、左と角が続く。3つ目の向こう角、そこに新しくお店が出来たのは、昨年の暮れだったろうか。
店の外の「緑提灯 地場産品応援の店」と書かれた緑提灯が目印になる。
店の外壁の上半分は土、下半分は石をイメージした感じの上下ツートーンである。窓は店の側面に1つ、正面側に縦が短く横が広い窓が2つあって、店内がよく見渡せる。正面の2つの窓の間に木製の引き戸があり、この戸にガラス窓はない。入口の上の看板には自然旬彩 ふきの灯という店名が書かれており、薄緑色にライトアップされている。
店内がよく見えるというのはよい。中が見えない為に入店をためらう方も多いに違いないからだ。
表に、ハイボールとサワー類が半額であることが書かれた手書きの立て看板が置いてあった。
木製の引き戸を開けて中に入る。店内は思いの外広い。右手のL字カウンターは11席。カウンターの中は調理場である。シェフ服を着たマスターが忙しそうに働いておられる。その奥にママさんらしき女性の方。
「いらっしゃいませ」の声に迎えられて、カウンターの中央辺りに座る。
左手に四人テーブルが三つ。それぞれ二人ずつに分けることが出来るようだ。L字カウンターの手前側に女性二人が店の奥に向かって座っている。カウンターの一番奥のレジ脇にカップルの方が並んでおられる。
テーブルは手前が子ども連れ四人家族。真ん中が女性二人。奥が壮年の男性二人。盛況である。
カウンターの中から出てこられたママさんに「お飲物は?」と聞かれる。
外の看板に半額セールとあったので、まずは生レモンサワー(380円)をお願いする。半額190円である。
レモンサワーを飲みながらメニューをじっくりと見る。串揚げがメインらしい。親父向けのものから若い女性に喜ばれそうなものまで種類は豊富である。一緒に出てきたお通しは、カマボコに入れられた切れ目にガーリックのきいた枝豆とクリームチーズを和えた物を入れた一品とイカときゅうりをマヨネーズで和えてさらに酢をきかせた一品が器にのっていた。酢のきいたものは食欲をそそる。なかなかよい。値段は350円だろうか。
忙しそうに働くママさんの様子を見て、注文の品をテーブルに届けた帰りに声をかけた。1品目は、牛もつの煮込み(460円)をお願いした。
2品目は串あげ5本セット(600円)にして、緑茶ハイ(320円)である。これも半額160円。串あげは、玉葱、椎茸、ねぎ、ソーセージ、なすの5品。
メニューを見れば、焼酎も日本酒も一通りある。
3杯目はシークァーサーサワー(350円)。これは、端数切れ捨てで半額170円。最後の1品は、昔ながらの卵焼き(360円)である。
次々に注文が入り、シェフ服のマスターはとても忙しい。品数が多いのでたいへんである。表情も変えず、一定の速度で仕事をこなしてゆく。
食事メニューも充実している。新潟十日町蕎麦(630円)、自家製チャーシュー丼(600円)、しおからチャーハン(580円)、あの頃のナポリタン(580円)、魚沼産コシヒカリのあったかご飯(280円)、そして、ご飯セット(430円)もある。ご飯セットは、ご飯、味噌汁、おしんこのセットだ。
さらに、女性二人が入ってこられた。私の並びのカウンター席に座る。
これで、一般的には、ほぼ満席である。
「相席あたりまえの大衆酒場とは違うので、これ以上お客さんが来たらどうなるのかな?」
などと考えていると、男性二人が入ってきた。
すると、ママさんが真ん中の四人席を手早く二つに分け、男性二人が座ることができた。
盛況である。
小綺麗で清潔感があり、店内がよく見えて入りやすい。いずれにしても、今まで荏原中延にはなかったタイプのお店である。女性客が多いのもうなずける。
午後6時50分から8時まで1時間10分ほどの滞在。御勘定は2,290円であった。
御夫婦が静かに頑張っているお店。次回は新潟十日町蕎麦が食べてみたい。

荏原中延 自然旬彩「ふきの灯」
住所 東京都品川区中延2-9-7
電話 03-3786-8866
営業時間 17:00~24:00
定休日 第1・第3月曜日
交通 東急池上線荏原中延駅徒歩1分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
実力派俳優になりたい方はこちらを是非ごらんください→ 守輪咲良のSAKURA ACTING PLACE
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荏原中延 自然旬彩「ふきの灯」




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東急池上線の荏原中延駅の改札を降りると、目の前は商店街になっている。
左へ行くと、荏原中延駅から東急大井町線の中延駅の近くまで続いている中延スキップロードというアーケード商店街となっている。
荏原中延駅の建物の右角には交番がある。この交番の角を右に曲がると狭い路地があり、入ってゆくと左手に第362回で紹介した大衆酒場「栄」があり、右手には第153回で紹介したもつやき「仲居」がある。この路地を中心に荏原中延駅周辺には、大衆酒場然としたお店がまだ残っていてくれる。今回は、この路地には入らなかった。
駅前の道を歩いてゆくと、左、右、左と角が続く。3つ目の向こう角、そこに新しくお店が出来たのは、昨年の暮れだったろうか。
店の外の「緑提灯 地場産品応援の店」と書かれた緑提灯が目印になる。
店の外壁の上半分は土、下半分は石をイメージした感じの上下ツートーンである。窓は店の側面に1つ、正面側に縦が短く横が広い窓が2つあって、店内がよく見渡せる。正面の2つの窓の間に木製の引き戸があり、この戸にガラス窓はない。入口の上の看板には自然旬彩 ふきの灯という店名が書かれており、薄緑色にライトアップされている。
店内がよく見えるというのはよい。中が見えない為に入店をためらう方も多いに違いないからだ。
表に、ハイボールとサワー類が半額であることが書かれた手書きの立て看板が置いてあった。
木製の引き戸を開けて中に入る。店内は思いの外広い。右手のL字カウンターは11席。カウンターの中は調理場である。シェフ服を着たマスターが忙しそうに働いておられる。その奥にママさんらしき女性の方。
「いらっしゃいませ」の声に迎えられて、カウンターの中央辺りに座る。
左手に四人テーブルが三つ。それぞれ二人ずつに分けることが出来るようだ。L字カウンターの手前側に女性二人が店の奥に向かって座っている。カウンターの一番奥のレジ脇にカップルの方が並んでおられる。
テーブルは手前が子ども連れ四人家族。真ん中が女性二人。奥が壮年の男性二人。盛況である。
カウンターの中から出てこられたママさんに「お飲物は?」と聞かれる。
外の看板に半額セールとあったので、まずは生レモンサワー(380円)をお願いする。半額190円である。
レモンサワーを飲みながらメニューをじっくりと見る。串揚げがメインらしい。親父向けのものから若い女性に喜ばれそうなものまで種類は豊富である。一緒に出てきたお通しは、カマボコに入れられた切れ目にガーリックのきいた枝豆とクリームチーズを和えた物を入れた一品とイカときゅうりをマヨネーズで和えてさらに酢をきかせた一品が器にのっていた。酢のきいたものは食欲をそそる。なかなかよい。値段は350円だろうか。
忙しそうに働くママさんの様子を見て、注文の品をテーブルに届けた帰りに声をかけた。1品目は、牛もつの煮込み(460円)をお願いした。
2品目は串あげ5本セット(600円)にして、緑茶ハイ(320円)である。これも半額160円。串あげは、玉葱、椎茸、ねぎ、ソーセージ、なすの5品。
メニューを見れば、焼酎も日本酒も一通りある。
3杯目はシークァーサーサワー(350円)。これは、端数切れ捨てで半額170円。最後の1品は、昔ながらの卵焼き(360円)である。
次々に注文が入り、シェフ服のマスターはとても忙しい。品数が多いのでたいへんである。表情も変えず、一定の速度で仕事をこなしてゆく。
食事メニューも充実している。新潟十日町蕎麦(630円)、自家製チャーシュー丼(600円)、しおからチャーハン(580円)、あの頃のナポリタン(580円)、魚沼産コシヒカリのあったかご飯(280円)、そして、ご飯セット(430円)もある。ご飯セットは、ご飯、味噌汁、おしんこのセットだ。
さらに、女性二人が入ってこられた。私の並びのカウンター席に座る。
これで、一般的には、ほぼ満席である。
「相席あたりまえの大衆酒場とは違うので、これ以上お客さんが来たらどうなるのかな?」
などと考えていると、男性二人が入ってきた。
すると、ママさんが真ん中の四人席を手早く二つに分け、男性二人が座ることができた。
盛況である。
小綺麗で清潔感があり、店内がよく見えて入りやすい。いずれにしても、今まで荏原中延にはなかったタイプのお店である。女性客が多いのもうなずける。
午後6時50分から8時まで1時間10分ほどの滞在。御勘定は2,290円であった。
御夫婦が静かに頑張っているお店。次回は新潟十日町蕎麦が食べてみたい。

荏原中延 自然旬彩「ふきの灯」
住所 東京都品川区中延2-9-7
電話 03-3786-8866
営業時間 17:00~24:00
定休日 第1・第3月曜日
交通 東急池上線荏原中延駅徒歩1分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
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Re: No title