川崎 味処「陣屋」仲見世店
居酒屋探偵DAITENの生活 第448回 2011年9月22日(木) 【地域別】 【時間順】
川崎 味処「陣屋」仲見世店

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川崎駅東口にやってきた。ちょっと来ない間に街はどんどん変貌してゆく。川崎まちづくり局のページを見ると、平成18年4月に策定された「川崎駅周辺総合整備計画」が平成23年3月26日に完成したそうである。東西自由通路がバリアフリー化したり、モニュメントが立ったり、バスターミナルもずいぶんと変わっていた。
従来、川崎駅東口のバスターミナルは、地下街アゼリアから階段で上がる「バス島」が7つもあって、乗り換えが難しく、高齢者や身体の不自由な人には利用が難しいバスターミナルだった。それが、北側と南側の2つの「バス島」に集約され、東口駅前から歩いて、2つの「バス島」の間まで伸びる歩道を歩き、そこから横断歩道を渡ってゆくことが出来るようになった。
なお、北側の「バス島」を羽田空港をイメージして「空島(そらしま)」と呼び、南側の「バス島」を川崎市臨海部をイメージして「海島(うみしま)」と呼ぶそうである。因みに羽田空港行の京浜急行バスは、この「空島(そらしま)」の18番バス停に発着するようである。
今日は、川崎駅東口のエスカレーター下で、親友のRAM元帥と待ち合わせである。
さっそく、地下に降りて、地下街アゼリアを通り抜けた。
地上に出ると、東口駅前からはじまり、アーケード商店街の銀柳街通りと交叉してから第一京浜まで続く長い飲食店街に入った。川崎駅前仲見世通商店街である。
この商店街の真ん中過ぎの左手に今日の目的の店があった。味処「陣屋」仲見世店である。
こちらのお店の本体は川崎市大島にある総合食肉卸の株式会社まつみ食品である。直営飲食店として、居酒屋「陣屋」仲見世店と居酒屋「陣屋」大島店があり、他に焼肉「陣屋」も大島で開業されている。
明るく派手な「酒道場陣屋」の文字が入口の上でまぶしく輝いている。その下には「陣屋」と書かれた小さめの提灯が6つ程並び、入口の左右に同じく「陣屋」と書かれた大きめの赤提灯が二つかかっている。その赤提灯に「ニラモヤシ玉子」とでっかく書いてあるのが面白い。名物料理だから提灯に書いてあるのだろうか。炒め物なのであろうか。ニラ玉にモヤシが入っているのか。
縄のれんを左右にわけてガラス戸をあけ中に入る。左手に調理場があり、調理場を3方向から囲むようにカウンターがある。昔流行った「炉端焼き」のカウンターを思い出した。右手手前と奥の方にあわせて10個ほどのテーブル席がある。全体の席数は70席とのこと。
調理場を囲むようなカウンターの奥側の角辺りに、RAM元帥と並んで座った。
まずは、RAM元帥は生ビール中(500円)、私は生ビール小(420円)を頼む。
生ビールで乾杯の後、メニューを見る。やはり、肉の卸店のお店だけあって、焼き物の安さには驚かされた。
焼き物は基本的には3本180円からである。つまり、1本60円だ。タン3本(180円)、カシラ3本(180円)、シロ3本(180円)、豚なんこつ3本(180円)を頼む。
さらに、ツナサラダ(420円)、若鶏の唐揚(420円)、イカ刺し(420円)を追加した。最近は少し控えているとはいえ、やはり健啖家のRAM元帥である。
RAM元帥の勢いにおされ、ニラモヤシ玉子のことは、この時点ですっかり忘れてしまったのである。
一期に頼み、それを食べ、飲み、話す。まさに体育会系である。
お互いの様々な状況、様々な問題点を語り合った。彼のようにお互いの仕事のことをきちんと話せる友人がいてくれることが何よりも頼もしい。様々な年代、様々な職業の多くの友人たちがいてくれることが何よりも私の財産であると思う。
何の為に酒を飲むのか、人と話をする為である。そして、人と出会う為である。新しい出会いを求めて、新しい酒場を探し続ける小さな旅。それが「居酒屋探偵daitenの生活」の本来のコンセプトなのである。
二杯目は酎ハイジョッキ(450円)をニ杯。
これをゆっくり飲みながら、つまみをいただく。どれも量が多め。たくさん来てしまった焼き物を食べる。
鳥、もつ、ツナ、イカとタンパク質を多くとっている。野菜もちゃんと食べて、疲れをとる日であった。
午後7時45分から8時45分まで1時間の滞在。文中の単価は税抜価格。御勘定は二人で4,240円であった。
外に出て、再び赤提灯を見る。「ニラモヤシ玉子」を頼んでみなかったことを思い出した。
さて、川崎駅に再び向かうことにした。川崎駅からJR京浜東北線に乗って、RAM元帥を違う街へと案内するため南下しようと思ったのである。私の周辺の友人たちは歩くのが好きな人が多いので、居酒屋探偵としては助かるのである。RAM元帥もまたその一人。やはり、面白い出会いを求めるなら「足」である。
(つづく)

川崎 味処「陣屋」仲見世店
住所 神奈川県川崎市川崎区東田町3-1 小玉ビル 1F
電話 044-244-8929
営業時間 17:00~24:00
定休日 無休
交通 JR川崎駅徒歩5分/京浜急行京急川崎駅徒歩6分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
実力派俳優になりたい方はこちらを是非ごらんください→ 守輪咲良のSAKURA ACTING PLACE
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川崎駅東口にやってきた。ちょっと来ない間に街はどんどん変貌してゆく。川崎まちづくり局のページを見ると、平成18年4月に策定された「川崎駅周辺総合整備計画」が平成23年3月26日に完成したそうである。東西自由通路がバリアフリー化したり、モニュメントが立ったり、バスターミナルもずいぶんと変わっていた。
従来、川崎駅東口のバスターミナルは、地下街アゼリアから階段で上がる「バス島」が7つもあって、乗り換えが難しく、高齢者や身体の不自由な人には利用が難しいバスターミナルだった。それが、北側と南側の2つの「バス島」に集約され、東口駅前から歩いて、2つの「バス島」の間まで伸びる歩道を歩き、そこから横断歩道を渡ってゆくことが出来るようになった。
なお、北側の「バス島」を羽田空港をイメージして「空島(そらしま)」と呼び、南側の「バス島」を川崎市臨海部をイメージして「海島(うみしま)」と呼ぶそうである。因みに羽田空港行の京浜急行バスは、この「空島(そらしま)」の18番バス停に発着するようである。
今日は、川崎駅東口のエスカレーター下で、親友のRAM元帥と待ち合わせである。
さっそく、地下に降りて、地下街アゼリアを通り抜けた。
地上に出ると、東口駅前からはじまり、アーケード商店街の銀柳街通りと交叉してから第一京浜まで続く長い飲食店街に入った。川崎駅前仲見世通商店街である。
この商店街の真ん中過ぎの左手に今日の目的の店があった。味処「陣屋」仲見世店である。
こちらのお店の本体は川崎市大島にある総合食肉卸の株式会社まつみ食品である。直営飲食店として、居酒屋「陣屋」仲見世店と居酒屋「陣屋」大島店があり、他に焼肉「陣屋」も大島で開業されている。
明るく派手な「酒道場陣屋」の文字が入口の上でまぶしく輝いている。その下には「陣屋」と書かれた小さめの提灯が6つ程並び、入口の左右に同じく「陣屋」と書かれた大きめの赤提灯が二つかかっている。その赤提灯に「ニラモヤシ玉子」とでっかく書いてあるのが面白い。名物料理だから提灯に書いてあるのだろうか。炒め物なのであろうか。ニラ玉にモヤシが入っているのか。
縄のれんを左右にわけてガラス戸をあけ中に入る。左手に調理場があり、調理場を3方向から囲むようにカウンターがある。昔流行った「炉端焼き」のカウンターを思い出した。右手手前と奥の方にあわせて10個ほどのテーブル席がある。全体の席数は70席とのこと。
調理場を囲むようなカウンターの奥側の角辺りに、RAM元帥と並んで座った。
まずは、RAM元帥は生ビール中(500円)、私は生ビール小(420円)を頼む。
生ビールで乾杯の後、メニューを見る。やはり、肉の卸店のお店だけあって、焼き物の安さには驚かされた。
焼き物は基本的には3本180円からである。つまり、1本60円だ。タン3本(180円)、カシラ3本(180円)、シロ3本(180円)、豚なんこつ3本(180円)を頼む。
さらに、ツナサラダ(420円)、若鶏の唐揚(420円)、イカ刺し(420円)を追加した。最近は少し控えているとはいえ、やはり健啖家のRAM元帥である。
RAM元帥の勢いにおされ、ニラモヤシ玉子のことは、この時点ですっかり忘れてしまったのである。
一期に頼み、それを食べ、飲み、話す。まさに体育会系である。
お互いの様々な状況、様々な問題点を語り合った。彼のようにお互いの仕事のことをきちんと話せる友人がいてくれることが何よりも頼もしい。様々な年代、様々な職業の多くの友人たちがいてくれることが何よりも私の財産であると思う。
何の為に酒を飲むのか、人と話をする為である。そして、人と出会う為である。新しい出会いを求めて、新しい酒場を探し続ける小さな旅。それが「居酒屋探偵daitenの生活」の本来のコンセプトなのである。
二杯目は酎ハイジョッキ(450円)をニ杯。
これをゆっくり飲みながら、つまみをいただく。どれも量が多め。たくさん来てしまった焼き物を食べる。
鳥、もつ、ツナ、イカとタンパク質を多くとっている。野菜もちゃんと食べて、疲れをとる日であった。
午後7時45分から8時45分まで1時間の滞在。文中の単価は税抜価格。御勘定は二人で4,240円であった。
外に出て、再び赤提灯を見る。「ニラモヤシ玉子」を頼んでみなかったことを思い出した。
さて、川崎駅に再び向かうことにした。川崎駅からJR京浜東北線に乗って、RAM元帥を違う街へと案内するため南下しようと思ったのである。私の周辺の友人たちは歩くのが好きな人が多いので、居酒屋探偵としては助かるのである。RAM元帥もまたその一人。やはり、面白い出会いを求めるなら「足」である。
(つづく)

川崎 味処「陣屋」仲見世店
住所 神奈川県川崎市川崎区東田町3-1 小玉ビル 1F
電話 044-244-8929
営業時間 17:00~24:00
定休日 無休
交通 JR川崎駅徒歩5分/京浜急行京急川崎駅徒歩6分
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