池上 居酒屋「池上油屋」
居酒屋探偵DAITENの生活 第454回 2011年10月15日(土) 【地域別】 【時間順】 【がっかり集】
池上 居酒屋「池上油屋」




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SAKURAと一緒に池上線の池上駅の近くにある黒湯の「久松温泉」に行った。
「大田浴場連合会」の公式サイトで調べてみると、大田区の52軒ある銭湯のうちで、19軒が天然温泉である。ある意味、大田区は温泉郷なのだ。特に、池上周辺には「久松温泉」「池上温泉」「桜館」などの天然温泉の施設があって、それぞれ異なる魅力がある。
「久松温泉」には久しぶりに入ったのである。シャワー水栓が新しいものに交換されていたけれど、あいかわらず、ミュート付のトランペットのクールジャズが流れていた。
「久松温泉」を出た後、池上駅近くまで歩き、池上駅の東側の踏切脇の道を行く。以前、よく行った魚介類を美味しく食べさせてくれるお店は、まったく違うお店に変わっていた。駅まで戻る途中駅から来て左手に、今まで見ない店名のお店を発見した。店名は「池上油屋」。
店の左手にはホッピーの幟旗も立っている。そして、ちゃんこ料理店でもないのに何故か掛かっている「相撲暖簾」をくぐって中に入った。
入ると、左手にはカウンター6席。右手には、四人掛けテーブル席が二つある。若い人たちが両方のテーブル席に座っており、奥の方のカウンター席二つと、手前の一つにも若い人たちの仲間が座っている。
カウンターの間の2席に二人で座らせてもらった。座った瞬間に、このカウンター席の椅子の座り心地の良さに驚く二人であった。
「なんだか、座り安い椅子ねえ」とSAKURA。
もっとたくさん椅子を並べられるのに、あえて、ゆったりとした大きめの椅子を置いているのは正解である。さらに、奥の方に壁に向かって座る一人用エキストラカウンター席があって、一杯飲みながら本を読みたいような方には最適かもしれない。
さて、もちろん外のホッピー幟旗に引き付けられた私はホッピーセット(400円)を氷無しで、SAKURAはサッポロ生ビール(480円)である。
つまみは、自家製豆富(400円)とシマホッケ半身(550円)をいただく。
きれいなホッケが焼台の上で焼かれ、よい香りがただよってくる。
豆腐を食べながらホッケが焼けるのを待つ。やはり、日本酒二合(750円)を燗酒にしてもらう。このホッケが美味かった。二人で感動しながら食べる。
マスターによれば、9月10日に開店したばかりとのこと。まだ、1ヶ月とちょっとである。今日は偶然にお友達が集まってくれたとのこと。ゆえに、店内の年齢層が若いのである。
お食事メニューを見ると、チキンらーめん(卵入)(350円)、コショー茶づけ(350円)、茶わんカレー(400円)、玉めし(たまごごはん)(350円)などといった面白いものもある。普通の白めし(250円)もあるので、焼き魚と一緒に食べてみたいと思う。
手抜き(笑)というカテゴリーもあって、各280円。ピスタチオ、ジャイアントコーン、こだわりの柿ピー、缶詰各種である。
マスターが五種類から選んだとおっしゃる柿ピー(280円)を柿ピー好きの我々はついつい頼んでしまった。
3杯目は黒ホッピーセット(400円)を再び氷り無しで。SAKURAはグラスワイン赤(400円)である。
こちらのお店のマスターには、ずった前に会っことのあるような気がした。居酒屋巡りをしているので、本当に会ったことがあるのかもしれない。違うのかもしれない。でも、そんな感じを与える雰囲気を持つというのは、居酒屋の店主にとって大事なことである。そんな若いマスターの今後に期待したい。
午後10時20分から11時50分まで1時間半ほどの滞在。御勘定は2人で3,660円であった。
日曜祝日休。午後4時から営業しているのも素晴らしい。推奨する「4時から酒場」をまた発見である。

池上 居酒屋「池上油屋」
住所 東京都大田区池上6-5-11 シェモア池上1F
電話 03-6410-2345
定休日 日曜・祝日
営業時間 16:00~24:00
交通 東急池上線池上駅下車徒歩2分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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Re: タイトルなし