戸越銀座「日本橋紅とん・戸越銀座店」
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第47回 2007年10月25日(木) 【地域別】 【時間順】
戸越銀座 やきとん「日本橋紅とん・戸越銀座店」
今日、SAKURAと待ち合わせたのは、東急池上線の戸越銀座駅のすぐそば、改札口から20メートルほどしか離れていない店、「日本橋紅とん・戸越銀座店」である。
以前、SAKURAと一緒に代々木店に入ったことがあり、本稿の第25回でそのことは書いた。ここ「戸越銀座店」は今年の夏、7月25日に開店した。撤退したチェーン居酒屋「笑笑」の跡地への出店である。その後、何回か行ったことがあるがSAKURAとは初めての来店である。
店に入るとSAKURAはアサヒプレミアム生ビール熟撰中瓶(580円)を飲み、エリンギ(150円)1本と銀杏(150円)2本を頼んでいた。中瓶にしては高いビールである。プレミアムブームにのって、売上アップの策に違いない。
私は着席すると生ビール中(200円)を頼んだ。ちょうど、紅とんの「20店舗達成記念感謝祭」で、3日間だけ450円の生中が200円になっているのである。
焼き物は、かしら(150円)とハラミ(150円)を頼み、セロリの浅漬け(240円)を追加した。
外から店内がよく見える。入口を開けはなっているので入りやすい。入って左側の壁は奥に向けてテーブル席が4卓ほどある。右側にカウンター席が7席ほど、さらに右側には四人席が3卓ある。全部で30人位座ることが出来るだろうか。しかし、実は店の奥には暖簾で仕切られた広い空間があって、30人程が座れる客席があるのだ。7月の開店当初はそこで飲むことができたが、今は照明を落としてしまっている。大人数の客が入ってきた時だけ使うのだろうか。
生ビールをすぐに飲んでしまい、次はホッピー氷なし(350円)である。ジョッキが冷えているか、店の女性に聞くと、冷えているという。やってきたホッピーは、ジョッキとホッピーは冷えていた。焼酎だけの状態で少し呑んでみたが冷えているように思える。やや3冷とでも言おうか。とりあえず合格に近い。ホッピージョッキではなくアサヒビールのジョッキであるのが惜しいところ。焼酎の量は下から3センチほど、私には少し多すぎるように思えたが、焼酎が多いことを喜ぶ皆さんにとっては、合格点に違いない。
次のつまみは、ネギ盛り(300円)とタコワサ(300円)である。さらに、最後の飲み物として、私は黒ホッピー氷りなし(350円)、SAKURAはグラスワイン白(380円)を選んだ。青ネギを使ったネギ盛りは、おいしかった。酒のつまみとしては、これはアイデア勝負で勝ちである。
ホッピーが350円という価格設定は正しい。サワーより焼酎の量を多くしたとしても、バーでもないのに居酒屋でホッピー500円などというのは間違っている。ところが、最近そういう店に出会うのである。ホッピーはベルギービールではない。ホッピーはホッピーとしての正しい姿があると私は思う。ホッピーは大衆の飲み物である。それを忘れたとしたら、その存在さえも危うくなるのではないだろうか。
「紅とん」の焼き物は、肉のサイズはあまり大きくない。でも、味はおいしかった。メニューをよく見ると、飲み物の価格設定は安いがそれぞれの分量から見て食べ物は少し高めと言える。
戸越銀座にはチェーン居酒屋や常連の為の割烹や小料理屋などはあるが「紅とん」のように、気軽に少しだけ寄るような店は少なかった。次々に居酒屋が出来ても、すぐにリニューアルしたり、撤退したりする居酒屋激戦区「戸越銀座」である。「紅とん」は是非生き残って欲しい店である。
約1時間の滞在、二人でお勘定は3,450円であった。
戸越銀座「日本橋紅とん・戸越銀座店」
東京都品川区平塚1-8-20 美和ビル1F
電話03-3785-0247
東急池上線戸越銀座駅 徒歩10秒
無休 営業時間 16:00~24:00
※以前は月曜定休だったものが現在は年末年始以外無休となっている。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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居酒屋探偵DAITENの生活 第47回 2007年10月25日(木) 【地域別】 【時間順】
戸越銀座 やきとん「日本橋紅とん・戸越銀座店」

今日、SAKURAと待ち合わせたのは、東急池上線の戸越銀座駅のすぐそば、改札口から20メートルほどしか離れていない店、「日本橋紅とん・戸越銀座店」である。
以前、SAKURAと一緒に代々木店に入ったことがあり、本稿の第25回でそのことは書いた。ここ「戸越銀座店」は今年の夏、7月25日に開店した。撤退したチェーン居酒屋「笑笑」の跡地への出店である。その後、何回か行ったことがあるがSAKURAとは初めての来店である。
店に入るとSAKURAはアサヒプレミアム生ビール熟撰中瓶(580円)を飲み、エリンギ(150円)1本と銀杏(150円)2本を頼んでいた。中瓶にしては高いビールである。プレミアムブームにのって、売上アップの策に違いない。
私は着席すると生ビール中(200円)を頼んだ。ちょうど、紅とんの「20店舗達成記念感謝祭」で、3日間だけ450円の生中が200円になっているのである。
焼き物は、かしら(150円)とハラミ(150円)を頼み、セロリの浅漬け(240円)を追加した。
外から店内がよく見える。入口を開けはなっているので入りやすい。入って左側の壁は奥に向けてテーブル席が4卓ほどある。右側にカウンター席が7席ほど、さらに右側には四人席が3卓ある。全部で30人位座ることが出来るだろうか。しかし、実は店の奥には暖簾で仕切られた広い空間があって、30人程が座れる客席があるのだ。7月の開店当初はそこで飲むことができたが、今は照明を落としてしまっている。大人数の客が入ってきた時だけ使うのだろうか。
生ビールをすぐに飲んでしまい、次はホッピー氷なし(350円)である。ジョッキが冷えているか、店の女性に聞くと、冷えているという。やってきたホッピーは、ジョッキとホッピーは冷えていた。焼酎だけの状態で少し呑んでみたが冷えているように思える。やや3冷とでも言おうか。とりあえず合格に近い。ホッピージョッキではなくアサヒビールのジョッキであるのが惜しいところ。焼酎の量は下から3センチほど、私には少し多すぎるように思えたが、焼酎が多いことを喜ぶ皆さんにとっては、合格点に違いない。
次のつまみは、ネギ盛り(300円)とタコワサ(300円)である。さらに、最後の飲み物として、私は黒ホッピー氷りなし(350円)、SAKURAはグラスワイン白(380円)を選んだ。青ネギを使ったネギ盛りは、おいしかった。酒のつまみとしては、これはアイデア勝負で勝ちである。
ホッピーが350円という価格設定は正しい。サワーより焼酎の量を多くしたとしても、バーでもないのに居酒屋でホッピー500円などというのは間違っている。ところが、最近そういう店に出会うのである。ホッピーはベルギービールではない。ホッピーはホッピーとしての正しい姿があると私は思う。ホッピーは大衆の飲み物である。それを忘れたとしたら、その存在さえも危うくなるのではないだろうか。
「紅とん」の焼き物は、肉のサイズはあまり大きくない。でも、味はおいしかった。メニューをよく見ると、飲み物の価格設定は安いがそれぞれの分量から見て食べ物は少し高めと言える。
戸越銀座にはチェーン居酒屋や常連の為の割烹や小料理屋などはあるが「紅とん」のように、気軽に少しだけ寄るような店は少なかった。次々に居酒屋が出来ても、すぐにリニューアルしたり、撤退したりする居酒屋激戦区「戸越銀座」である。「紅とん」は是非生き残って欲しい店である。
約1時間の滞在、二人でお勘定は3,450円であった。
戸越銀座「日本橋紅とん・戸越銀座店」
東京都品川区平塚1-8-20 美和ビル1F
電話03-3785-0247
東急池上線戸越銀座駅 徒歩10秒
無休 営業時間 16:00~24:00
※以前は月曜定休だったものが現在は年末年始以外無休となっている。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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