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高円寺 大漁味処「明神丸」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第510回 2013年3月15日(金) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】




※2013年3月22日 1,120,000カウント通過。感謝!

高円寺 大漁味処「明神丸」

  ~ 歌を唄いたくなる夜 ~

 高円寺「明神丸」


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 「高円寺」は懐かしい場所である。
 1980年代。親しい先輩の部屋があり、もう一人の若い友人は、この街で3箇所も住む場所を替えた。
 どちらの部屋にもよく泊めてもらった。
 高円寺駅の南側にある小劇場「明石スタジオ」では、様々な友人たちの芝居がよく上演された。
 その友人の中には、「居酒屋探偵DAITENの生活」に登場するGAIもいる。
 芝居が終われば打ち上げに参加である。稽古場として使っていた施設があったり、この街に来る用事は多かった。

 30年前、私が出入りしていた頃も、この街にはミュージシャン、演劇人、芸人、ダンサーといった、フリーランスの人物が多かった。特に音楽関係の人にはたくさん出会った。
 そして、ペンギンハウス、ROOTS、ShowBoat、JIROKICHI、ALONE、ミッションズ、無力無善、After Hours1975、Reef等々・・・ライブハウスの多さには驚くべきものがある。

 我が咲良舎が2012年の4月、5月、6月に芝居を上演したのもライブハウス、中目黒の「楽屋」であった。前述の高円寺で3回引越をした若い友人というのは、この楽屋のオーナーであるマッシー氏である。

 その「楽屋」での公演に全て出演してくれた、俳優の大槻博之氏はSAKURA ACTING PLACEのメンバーである。
 大槻博之氏は、俳優であり、ミュージシャンでもあるのだ。その大槻氏が出演するライブ・パフォーマンスを見るため、高円寺の「Reef」に、SAKURAと二人で行くことになった。
 我が「メンバー」の中には、ジャズ・ボーカリスト、ダンサー、弁護士、政治家といった様々な領域で才能を発揮している人もいる。我々は、現在も過去も一度でも「メンバー」となった人の活動は、是非応援したいと常に思っているのだ。

 そのライブ・イベントとは、「Y.HYODO & SPECIAL FRIENS !」である。
 参加メンバーは福井 晶之、大槻 博之、前田 直美、逢沢 丈二、兵頭 芳和の各氏とゲストの方。
 最初にイベント主催者の兵頭芳和氏が登場。のびのある声で、「TOKYO」と「熱きもの達の唄」の2曲を歌い盛り上げてから、上記の方々が次々と登場。
 3番目に登場した、大槻博之氏のギターと歌に、こころ動かされた。
 大槻博之氏とSpecial guest guitarlist 土屋太郎丸氏 from 大事マンブラザーズバンド。
 歌、そして、詩は、その人をあらわすもの。大槻さんの「ブルース」を受け止めることが出来た。
 そして、自分も歌を唄いたいと思うのであった。
 
 兵頭氏の再登場と、出演者全員での一曲「ろくでなしの唄」、兵頭氏一人でのアンコール「心から」まで、すべて聞き終えて、会場を出たのは午後10時半をまわった頃であった。楽しい時間はすぐに過ぎる。

 二人とも機嫌がよい。

    ※   ※   ※

 やはり、居酒屋探偵DAITENSAKURAは、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、居酒屋に行きたくなるのだ。
 高円寺南口駅前辺りをウロウロとする。酒場運だけはよい私である。ネットで調べるようなことはせず、まったくの偶然で「突入」したのはこのお店であった。

 高円寺 大漁味処「明神丸」である。

 若かりし頃、あちらこちらの街にあった「民芸調」の外観である。
 間口は広い。入口を入ると左手にはカウンター席。そこを抜けて、奥に入って行く。左手に四人掛けテーブル席が二つ。右手にもいくつかのテーブル席。そのまた奥は座敷席になっていた。
 左手のテーブル席の手前側に数人の方が座っておられた。その前の床の辺りの置かれた「おすすめホワイトボード」をその方々が見ていることに気づかず、その前に少し立ってしまう。SAKURAは気づいて「すみません」と謝っていた。
 
 席に座り、やってきたお店の女性にお酒を頼んだ。実は入口にお酒のメニューがあり、ほとんどすべて400円という破格の値段であったのだ。
 SAKURAは天狗舞(400円)、私は一の蔵(400円)。
 気分良く乾杯をする。

 お店の方が我々の方に、先のホワイトボードを向けてくれた。手元のレギュラーのメニューと見比べながら頼んだのは、新じゃがとホタテ煮(500円)と特製つみれ鍋(480円)である。
 新じゃがとホタテ煮が美味しかった。つみれ鍋は量も多く、満足のゆく内容。

 奥の座敷では、すでにコートを着て帰りがけらしい年長者の方が若い人たちを相手に、「ハードロック」を語っていた。楽しそうだった。若い人たちには解らないミュージシャンの名前が私には全部解ってしまうのであった。まさに、高円寺らしい光景である。

 私は2杯目の南部美人(400円)を頼んだ。
 気兼ねしない価格で日本酒が飲め、魚介類中心の素朴な食べ物を選ぶことが出来る店。おしつけがましい装飾もなく、マニュアル的な接客もなく、適正な値段で、頼んだものがちゃんと出てくる店。歴史を感じさせ、過剰でない雰囲気。私にとってはひとつの理想型かもしれない。

 日本酒が苦手な方には、ちゃんとレモンサワー(300円)、ホッピーセット(400円)、エビス黒生ビール(450円)などがメニューにある。
 
 テーブル席に置かれたボタンを押し、お店の方に来てもらい、瓶ビール大(550円)を頼んだ。

 出てきたのは、サッポロ黒ラベルである。思わず、拍手をしてしまう二人。頼む時に、ビールの銘柄を聞くことを忘れてしまっていたのだ。

 ビールを飲みながら、さきほどのライブ会場で流れていたBGMの話題が出た。思い出そうとするが思い出せない二人であった。
 
 やっと、思い出せたのは、「Have You Ever Seen The Rain」
 しかし、日本名が解らない。二人で考える。

 「雨を見たかい?」と私。「やった!」とSAKURA

 それから、今度はグループ名である。また、時間がかかる。

 「C・C・R」が答えであった。
 
 昔話に花が咲く。SAKURAの学生時代のバイト話がでる。
 八百屋さんで、小さなイチゴを下に、大きなイチゴを上に、パッケージに入れる話。
 「これが社会なんだなあと思った」そうである。

 そして、新宿の有名な店「どん底」SAKURAがディスク・ジョッキーをしていた時の話もでる。「雨を見たかい?」は、その当時によくかけた曲。

 話はつきない中、日付がかわる頃となった。

 御勘定は二人で3,500円。午後10時50分から11時50分まで1時間の滞在。

 やはり、高円寺は思い出がよみがえる街であった。



 高円寺「明神丸」
 
高円寺 大漁味処「明神丸」
住所 東京都杉並区高円寺南4-28-10
電話 03-3311-3001
定休日 日曜日
営業時間 17:00~25:00
交通 JR中央線・総武線高円寺駅徒歩1分。


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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