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黄金町 やきとり「鳥末」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第511回 2013年3月24日(日) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】




黄金町 やきとり「鳥末」

  ~ 黄金ふる 橋のたもとの 花見酒 ~

 


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 横浜は橋の多い街である。 
 元々中小の河川が多く流れる場所であり、そこに運河が造られ港湾が整備され発展していった為、横浜市の中心部には橋が多い。また、山を切り開いて街が形成されていった為、陸橋も多い。
 
 横浜市を流れる大岡川は、磯子区氷取沢町に源がある笹下川が、やがて日野川と合流して名称を大岡川へと変え、南区を北東に流れ、中区桜木町で横浜港に注ぐ二級河川である。
 横浜市を南北に走る京浜急行電鉄の上大岡、弘明寺、井土ヶ谷、南太田、黄金町、日ノ出町の6つの駅は、この大岡川に寄り添うように連なっている。

 黄金町駅のすぐ近くで、ある大切な用事があった。 
 「居酒屋探偵DAITENの生活」に初期から何度も登場していただいている濱也耕誠氏にお願いをして、yousaku氏の御協力もいただき、その用事を済ませることが出来た。

 京浜急行黄金町駅の改札を出て、右手に歩いてゆくと、すぐに大岡川の流れが見え、そこに太田橋という橋がある。
 太田橋の両端の親柱は、まるで時代劇に出てくる木造の常夜灯を思わせる。
 しかし、実際にはすべて金属で出来ているそうである。

 ← 太田橋の上から見た末吉町側の桜。左手は太田橋の親柱。

 太田橋周辺を濱也耕誠氏yousaku氏と3人で桜を見ながら歩き、写真撮影をした。特に、デジタル男爵の異名を持つyousaku氏は、ちゃんとしたデジカメを用意されていた。私はバッグの中の安物デジカメを出すことをやめて、iPhoneで撮影した。

    ※    ※    ※

 第507回の記事にも書いたように、いくら用事があったからといって、この居酒屋探偵団横浜支団のメンバーが集まって、そのまま別れるということはありえない。花を見るだけではなく酒を呑む。しかし、花の下で缶ビールということにはならないのである。花は見えなくとも居酒屋で酒を呑むのである。

 実は黄金町駅のある場所の町名は白金町という。黄金町という町は少し下流にあり、白金町側から太田橋を渡ると、そこは、大岡川沿いに1丁目から4丁目まである末吉町の4丁目だ。

 橋を渡り、川沿いの道を渡ってすぐ右手にそのお店はある。やきとり「鳥末」
 鳥末の「末」は、やはり、末吉町の「末」だそうである。

 いい味わいに色の抜けた暖簾を手ではらって、3人、次々に入って行く。

 左手にはカウンター席が6席。カウンターの中は調理場。右手側は、入口から奥まで足元が掘りごたつのような溝になっていて、そこに足をおろすことの出来る席となっている。その席の上には、可動式のテーブルがのせてあり、所々に板が橋のように渡してあって、通路側から壁側に渡れるようになっており、15人ほどが座れるよう席を融通できるようになっている。
 
 入店したの午後4時半。店内には、まだ、どなたもいなかった。 

 まずは、生ビール(500円)を3杯お願いする。

 御尽力、御協力に御礼を申し上げ、乾杯である。今回のことがあって、これから「居酒屋探偵DAITENの生活」の横浜市での取材が増えるのは必至である。
 
 お通しは、椎茸、肉、白滝、ネギなどの煮物。これがまず美味しい。

 さて、焼き物である。セット物もあったけれど、バラでお願いした。
 (130円)、カシラ(130円)、レバ(130円)、つくね(130円)を各3本。全てタレにしてみた。

 骨や余分な脂肪を除いた鶏肉を一般的に「正肉」と呼ぶ。こちらのお店では、単に「肉」と呼んでいるのが面白かった。どれも大ぶりで、美味しい。

 医学的知識のある濱也氏と一緒に呑むと、私の「通風」等の話になり、食材と成人病の関係についての話題になる。しかし、反省はまったくせず、我々が続いて頼んだのは、もつ煮(500円)であった。
 それでも、肉の後は、畠のお肉、お豆腐を揚げた・・・厚揚げ(400円)となる。
 ここで、お酒二合(750円)を熱燗でお願いし、御猪口も三つもらった。
 全身にしみいる酒の温かさが欲しくなったのである。

 さて、5時となった。ここで店内を見廻せば満席となっていた。
 花見時とはいえ、午後5時で新しいお客様の御入店をお断りしている状態となった。盛況である。
 熱燗をもう1本追加する。

 yousaku氏濱也耕誠氏と3人での話題は、演劇や映画の話となる。
 映画の黄金時代、横浜は映画館が多く、様々な日本映画のモチーフとなった。実際、黄金町周辺は黒澤明監督の映画「天国と地獄」の舞台となっている。(但し、撮影はセットとのこと。)
 今回は1964年の松竹映画、山田洋次監督、ハナ肇主演の映画「馬鹿が戦車(タンク)でやってくる」の話題となった。
 
 私はトマトハイ(400円)を頼み、濱也氏は再び生ビールである。濱也氏のお酒の飲み方は、2種類のお酒を並べて呑むのが特徴である。
 カキフライ(600円)も頼んだ。大ぶりのカキを美味しくいただく。

 yousaku氏は、デジタル男爵の異名を持つデジタル機器好きである。タブレットとしても使える新しいノート・パソコンを購入され、見せていただいた。全身デジタル機器。情報も知識も豊富である。

 濱也耕誠氏が笑顔で「もうシフトしましょう」とおっしゃり、濱也耕誠氏秘密基地への移動開始である。

 4時30分から6時まで1時間30分の滞在。御勘定は3人で7,360円。


 外に出ると、左手に太田橋が見えた。

 一句浮かぶ。

 黄金ふる 橋のたもとの 花見酒

 黄金町(こがねちょう)の太田橋のたもとのお店で、酒を呑んではいたのだけれど、正確に言えば、お店の中からはまったく花は見えなかった。

 しかし、花は心の目に浮かべ、大切な友と黄金(こがね)の時を得て、乾杯ができたのである。

 そして、我々は秘密基地へと向かうのであった。

 (つづく)

 

黄金町 やきとり「鳥末」
住所 神奈川県横浜市中区末吉町4-70
電話 045-252-3646
定休日 無休
営業時間 16:30~26:00
交通 京浜急行黄金町駅下車徒歩2分。


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ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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