渋谷 居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 番外編 第10回 2013年5月25日(土) 【地域別】 【時間順】 【がっかり集】
渋谷 居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」

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土曜日である。仕事、そして様々な用事、いろいろ済ませて渋谷に向かう。
渋谷嫌いの私が渋谷へ急いでいるのだ。
親友のGAIと会う為である。久しぶりに飲もうと言うことになったのだけれど、私にあまり時間がない。
お互いの家から同じくらいの時間で行ける街というと渋谷になってしまうのであった。
時間は土曜日の午後5時である。京王井の頭線の渋谷駅の一階部分にある西口で待ち合わせることになった。
この西口改札は、JR線や地下鉄線への乗り換え客でいっぱいの中央口とは違い乗降客も少ない。
ゆえに、待ち合わせ相手を簡単に見つけることができるので便利なのである。
JR山の手線の渋谷駅で降りて、地上のルートを使って、京王井の頭線西口改札へ向かった。
すると、改札前にGAIの姿があった。
他にも選択肢はあったけれど、時間がもったいないので、まっすぐに向かったのは、渋谷に多く点在する24時間営業の居酒屋の一つ、「一軒め酒場 渋谷京王西口店」である。
実は、渋谷には昔から24時間営業の居酒屋が多くあった。「山家」や「小倉山」などがそうである。チェーン店では「北の家族」や「金の蔵」もある。
「居酒屋探偵DAITENの生活」では、大規模居酒屋チェーンの店は紹介しないことにしている。
そして、普段から大規模居酒屋チェーンには入らないことにしている。
ただ、1938年(昭和13年)という古い創業の「養老乃瀧グループ」だけは、「大衆食文化に貢献し地域社会に必要とされる企業」を目指すという経営理念にもある通り、私の好む店なのである。
社是が「親孝行と勤勉」というのも良い。今時「親孝行」である。そして、「勤勉」である。「ホスピタリティ」などというカタカナ英語を使わないのが良い。
養老の滝の様々な業態の中でも、もっとも安く飲むことのできるのが「一軒め酒場」である。
西口を出て左手に歩き、井の頭線の渋谷駅沿いの道ではなく、次の2本目の路地を右に入る。この道は奥で右に折れて、さきほどの線路沿いの道に出ることが出来る。その右に折れる角に、居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」がある。赤と白の提灯が角の入口の上にたくさん掲げてある。店の外観はとにかく派手だ。
店内は入口から左に階段を降りて半地下の部分、右に階段を上がって一階、さらに左に上がって二階と三層になっている。席数は100席とのこと。
階段を右に上がり真ん中の層の一階に入ってみる。少し高くなっており、通りから中が見えないようになっているのが良い。入ってすぐの向かい合わせに座る、中央に低い衝立のある長いカウンターテーブルに、二人並んで座った。
2013年3月21日開店とのこと。まだ開店して二ヶ月あまり。店内はまだまだ新しい。
若い店員たち。その中でもアジア系の女性が注文をとりにきた。
本日の「一軒め酒場」での一杯めは、レモンサワー(200円)。 それを2杯頼んで、まずは乾杯である。
最初のつまみは、昔なつかし赤ウインナー(294円)、冷しトマト(189円)を2皿である。やはり、抗酸化作用のあるトマトは食べたいのである。
さらに、神田旨カツ(和風)(104円)を2本。和風はおろしポン酢がついてくるのである。
GAIは、揚げ物を最近は食べなくなったそうである。私も出来るだけ食べないでいる。
こうやって、GAIと二人で飲むのも久しぶりである。何しろ高校のクラスメートである。二人で酒を一緒に飲み始めて、40年近い時がたっていることになる。
若い頃はとにかく飲んだ。一升瓶の焼酎を二人で1時間半ほどで空けてしまう。そんなこともごく普通であった。
「一軒め酒場」での二杯めである。
私は、ビタミンCをとろうと思い、シークァーサーサワー(200円)。GAIは芋焼酎からり芋ロック(242円)である。
次のつまみは、はんぺんチーズ焼(294円)。二人同時に気になっていたものであった。
こちらのお店のツマミは、自宅で作ってみたくなるような物が多い、男の手料理的な簡単で手早く出来るものが多いのは当然である。
「一軒め酒場」での三杯めである。
GAIは、芋焼酎からり芋お湯割(242円)。私は定番の酒、灘の銘酒白鶴熱燗(200円)。
GAIもずいぶんとゆっくりとしたペースで飲むようになったものだと感心する。何しろ、2人の杯数が同じということだけで凄いのである。
あまり飲まなくなった。といっても、四杯目。
「一軒め酒場」での四杯めである。
芋焼酎からり芋お湯割(242円)を2杯頼んで、ゆっくりと飲む。
じっくり話すには、焼酎のお湯割りがいい。そして、冷房のきいた夏の酒場ではお湯割りを飲むべきである。
GAIが地元の一軒め酒場で食べた野沢菜漬(189円)と、私が地元の一軒め酒場でよく食べる宇和島のじゃこ天(294円)を頼んだ。
この酒場が24時間営業であることが凄い、ビルの中の外の陽が入らない店と違い路面店なので朝日や夕陽を感じることが出来るかもしれない。朝7時に来店してみたらどんな感じだろうか。
しかし、東京では働く時間帯が様々である。夕方5時ではなく、朝5時に仕事が終わる人もいるのである。そんな人にとって、仕事帰りに軽く飲んでゆけば朝7時に飲むことになる。これは当然である。
さらに、「一軒め酒場」での五杯め。
やはり、芋焼酎からり芋お湯割(242円)をまた2杯頼む。
昔より飲まなくなったといっても5杯目である。
午後7時半近くなっていた。帰らなければならない。
2時間半ほどの滞在。お勘定は2人で七品十杯で税込合計3,667円であった。
安い。

渋谷 居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」
住所 東京都渋谷区道玄坂2-7-1
電話 03-5428-4521
定休日 年中無休
営業時間 24時間営業
交通 JR渋谷駅徒歩3分・京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩1分・地下鉄半蔵門線渋谷駅徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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土曜日である。仕事、そして様々な用事、いろいろ済ませて渋谷に向かう。
渋谷嫌いの私が渋谷へ急いでいるのだ。
親友のGAIと会う為である。久しぶりに飲もうと言うことになったのだけれど、私にあまり時間がない。
お互いの家から同じくらいの時間で行ける街というと渋谷になってしまうのであった。
時間は土曜日の午後5時である。京王井の頭線の渋谷駅の一階部分にある西口で待ち合わせることになった。
この西口改札は、JR線や地下鉄線への乗り換え客でいっぱいの中央口とは違い乗降客も少ない。
ゆえに、待ち合わせ相手を簡単に見つけることができるので便利なのである。
JR山の手線の渋谷駅で降りて、地上のルートを使って、京王井の頭線西口改札へ向かった。
すると、改札前にGAIの姿があった。
他にも選択肢はあったけれど、時間がもったいないので、まっすぐに向かったのは、渋谷に多く点在する24時間営業の居酒屋の一つ、「一軒め酒場 渋谷京王西口店」である。
実は、渋谷には昔から24時間営業の居酒屋が多くあった。「山家」や「小倉山」などがそうである。チェーン店では「北の家族」や「金の蔵」もある。
「居酒屋探偵DAITENの生活」では、大規模居酒屋チェーンの店は紹介しないことにしている。
そして、普段から大規模居酒屋チェーンには入らないことにしている。
ただ、1938年(昭和13年)という古い創業の「養老乃瀧グループ」だけは、「大衆食文化に貢献し地域社会に必要とされる企業」を目指すという経営理念にもある通り、私の好む店なのである。
社是が「親孝行と勤勉」というのも良い。今時「親孝行」である。そして、「勤勉」である。「ホスピタリティ」などというカタカナ英語を使わないのが良い。
養老の滝の様々な業態の中でも、もっとも安く飲むことのできるのが「一軒め酒場」である。
西口を出て左手に歩き、井の頭線の渋谷駅沿いの道ではなく、次の2本目の路地を右に入る。この道は奥で右に折れて、さきほどの線路沿いの道に出ることが出来る。その右に折れる角に、居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」がある。赤と白の提灯が角の入口の上にたくさん掲げてある。店の外観はとにかく派手だ。
店内は入口から左に階段を降りて半地下の部分、右に階段を上がって一階、さらに左に上がって二階と三層になっている。席数は100席とのこと。
階段を右に上がり真ん中の層の一階に入ってみる。少し高くなっており、通りから中が見えないようになっているのが良い。入ってすぐの向かい合わせに座る、中央に低い衝立のある長いカウンターテーブルに、二人並んで座った。
2013年3月21日開店とのこと。まだ開店して二ヶ月あまり。店内はまだまだ新しい。
若い店員たち。その中でもアジア系の女性が注文をとりにきた。
本日の「一軒め酒場」での一杯めは、レモンサワー(200円)。 それを2杯頼んで、まずは乾杯である。
最初のつまみは、昔なつかし赤ウインナー(294円)、冷しトマト(189円)を2皿である。やはり、抗酸化作用のあるトマトは食べたいのである。
さらに、神田旨カツ(和風)(104円)を2本。和風はおろしポン酢がついてくるのである。
GAIは、揚げ物を最近は食べなくなったそうである。私も出来るだけ食べないでいる。
こうやって、GAIと二人で飲むのも久しぶりである。何しろ高校のクラスメートである。二人で酒を一緒に飲み始めて、40年近い時がたっていることになる。
若い頃はとにかく飲んだ。一升瓶の焼酎を二人で1時間半ほどで空けてしまう。そんなこともごく普通であった。
「一軒め酒場」での二杯めである。
私は、ビタミンCをとろうと思い、シークァーサーサワー(200円)。GAIは芋焼酎からり芋ロック(242円)である。
次のつまみは、はんぺんチーズ焼(294円)。二人同時に気になっていたものであった。
こちらのお店のツマミは、自宅で作ってみたくなるような物が多い、男の手料理的な簡単で手早く出来るものが多いのは当然である。
「一軒め酒場」での三杯めである。
GAIは、芋焼酎からり芋お湯割(242円)。私は定番の酒、灘の銘酒白鶴熱燗(200円)。
GAIもずいぶんとゆっくりとしたペースで飲むようになったものだと感心する。何しろ、2人の杯数が同じということだけで凄いのである。
あまり飲まなくなった。といっても、四杯目。
「一軒め酒場」での四杯めである。
芋焼酎からり芋お湯割(242円)を2杯頼んで、ゆっくりと飲む。
じっくり話すには、焼酎のお湯割りがいい。そして、冷房のきいた夏の酒場ではお湯割りを飲むべきである。
GAIが地元の一軒め酒場で食べた野沢菜漬(189円)と、私が地元の一軒め酒場でよく食べる宇和島のじゃこ天(294円)を頼んだ。
この酒場が24時間営業であることが凄い、ビルの中の外の陽が入らない店と違い路面店なので朝日や夕陽を感じることが出来るかもしれない。朝7時に来店してみたらどんな感じだろうか。
しかし、東京では働く時間帯が様々である。夕方5時ではなく、朝5時に仕事が終わる人もいるのである。そんな人にとって、仕事帰りに軽く飲んでゆけば朝7時に飲むことになる。これは当然である。
さらに、「一軒め酒場」での五杯め。
やはり、芋焼酎からり芋お湯割(242円)をまた2杯頼む。
昔より飲まなくなったといっても5杯目である。
午後7時半近くなっていた。帰らなければならない。
2時間半ほどの滞在。お勘定は2人で七品十杯で税込合計3,667円であった。
安い。

渋谷 居酒屋「一軒め酒場 渋谷京王西口店」
住所 東京都渋谷区道玄坂2-7-1
電話 03-5428-4521
定休日 年中無休
営業時間 24時間営業
交通 JR渋谷駅徒歩3分・京王井の頭線渋谷駅西口下車徒歩1分・地下鉄半蔵門線渋谷駅徒歩3分
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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