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矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」第2回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第529回 2013年9月18日(水) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



※2014年より もつ家「大西」矢口店として再出発

その後、もつ家「大西」矢口店さんも閉店。

矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」 第2回


  


 ここのところ、なかなか新しいお店を探す為の時間が作れないのである。
 時間が無ければ、まっすぐに馴染みのお店に向かい、少しだけ寄ることになる。
 そんなお店の中でも、出来るだけ居酒屋の常連にならないようにしている「居酒屋探偵」の私がボトルキープまでしてしまっている珍しいお店が矢口渡にある。
 矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」さんである。
 前回、きちんと紹介したのは第463回2011年12月11日(日)である。
 その記事に追記もした。そして、ただ独り何度も行ったけれど、何も書かなかった時もあった。
 一人で行く時もあれば、二人やグループで行ったこともある。でも、書かない。書くことが惜しいのである。

 数ヶ月ぶりに、矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」さんに行ってみることにした。

 紺色の暖簾をくぐり、中に入る。左手のカウンター席に男性二人の先客。
 マスターと一緒にカウンターの中にいるお店の女性は初めての人である。

 取っておいてくれているボトルが黙っていても、ちゃんと出てくる。
 季節が変わるほど、間が空いているので申し訳ない。

 「ホッピーでお願いします」と言う。
 冷やしたジョッキと、ホッピー瓶が出てくる。
 今日は黒ホッピーを選んだ。

 また、おまかせ五串(550円)に、のどぶえ(150円)を追加した。

 こちらの「おまかせ五串」は、希少部位の入ったおまかせであり、実にお得である。

 さらに、いつものポテトサラダ(300円)も頼んだ。

 すると、並びの先客の方がおっしゃった。

 「のどぶえあります?」
 「あります」
 「じゃ、二本」

 ここの「のどぶえ」は人気がある。

 二階堂900ミリボトルから冷えたジョッキに焼酎を注ぎ、そこへホッピー瓶から黒ホッピーを注ぐ。
 「うまい」と言葉が口からもれる。

 マスターが目の前の皿に2串置く。
 
 「はつ、と、砂肝ですね」

 柔らかく、焼きぐあいが素晴らしいハツである。
 砂肝は、コリコリ具合がが丁度よい。

 追加にホッピー瓶(外)を頼んだ。
 今度は白
である。

 マスターがやってくる。

 「せせり、おたふくです」

 味はタレ。

 マスターによれば、おたふくとは「胸腺」とのこと。

 せせり、おたふく、ともにうまい。いつも外れは無い。

 良いタイミングでやってくる。

 「皮とのどぶえです」

 「のどぶえ」は、歯ごたえと旨みと弾力を楽しめる一品。
 うまい。

 ここまで、6本食べたことになる。

 さらっとしたタレが良い。

 さらに焼き物を頼む。鶏好きの私は全て「鶏」を頼んだしまう。

 もも(100円)
 つくね(120円)
 なんこつ(120円)

 「ももです。」
 「なんこつです。」
 「つくねです。」

 時間差で、焼けたものから出してくれる。

 すべて丁度良い。

 ニラ入のつくねに山椒をかけてみる。あう。

 真面目そうなお店の女性。今日の店内は静かであった。 
 

 6時45分から7時45分まで1時間の滞在。

 ボトルをやっと飲み切ることができた。
 また、来店するつもりだ。今回は一区切りである。

 お勘定をお願いした。1940円。

 店内側から女性が、調理場側からマスターが出てきて、わざわざ挨拶をして送り出してくれる。
 いつきても同じようにしてくれる。
 よいお店である。



  矢口渡「煙」看板

矢口渡 串焼き・煮込「煙~kemuri~」
住 所 東京都大田区多摩川1-32-3 プライム多摩川1-D
電 話 03-3750-4044
定休日 月曜休
営業時間 17:00~24:00
交通 東急多摩川線矢口渡駅徒歩3分

矢口渡

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