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池上 もつ焼「もつっ娘」第2回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第545回 2014年2月1日(土) 【地域別】  【時間順】  【がっかり集】





 池上 もつ焼「もつっ娘」 第2回

   ~ 探検家のように探し、遊牧民のように巡り、回遊魚のように戻ってくる ~
 
  
 
 東急池上線の沿線には黒湯温泉が多い。特に池上駅周辺には、池上温泉桜館、そして、久松温泉の3軒の黒湯温泉施設がある。
 その中でも来客の年齢層が高く比較的静かで、一番入りやすい温泉が久松温泉である。黒湯の温度がとても熱く設定されているのも年齢層が高い理由かもしれない。

※2023年8月現在、池上温泉は閉館、久松温泉は休業中とのこと。

 土曜日の午後3時、久松温泉でゆっくりと黒湯を堪能した後、目の前の道を左にまっすぐに進み、次の十字路を渡り、さらに池上本門寺さんへの参道となっている池上本門寺通り商店会の道を渡ると、次に静かなT字路にぶつかる。このT字路を右に曲がると第522回で紹介したもつ焼き「もつっ娘」さんがある。

 暖簾も無く、地味でさっぱりとした外観である。 

 


 午後4時を少し回った時間である。左手のL字カウンターの一番手前左端に座らせてもらった。カウンター席の一番奥に女性の先客が一人。カウンターの中の髭のマスターと話をされていた。

 ホッピーセット黒氷なし(450円)をお願いする。

 今回は、「レモンいれますか?」とは聞かれず、そのまま川崎スタイルにはならなかった。私はホッピーに小さなレモンを一片入れてくれるホッピーを川崎スタイルホッピーと呼んでいる。
 お通しはカボチャとあげの煮物である。
 
 土曜日の始まりの時間は、3時ではなく4時からになったようである。実は久松温泉に行く前、3時過ぎにちょっと寄ってみるとまだ準備中だったのだ。

 「焼き物お願いします」と言うと、
 「今日は砂肝が無いんですけど」とマスター。
 「それじゃ、ネギ、カシラ、テッポーを1本ずつお願いします」

 ネギ串(120円)、カシラ串(150円)、テッポー串(150円)を各1本頼んだ。

 柚子胡椒付きでカシラが出てきた。これをつけて食べる。美味しい。
 なにしろ、湯上がりである。
 ホッピーはすぐに無くなってしまった。
 
 2杯目はトマト割(400円)。無塩トマトジュースを使用、炭酸で薄めたトマトサワーとは違う。
 ヤリイカ刺(350円)もお願いする。焼き物の後には刺身類を少し食べたくなるのだ。

 カウンターの上の焼け焦げの話をマスターがされていた。お寿司屋さんは、実はカウンターでタバコを吸う人を嫌う。白木のカウンターを愛しているのである。高級寿司店に行ったら煙草を吸うのはもつろん御法度。これは賛成である。さらに、と言われるには最初に腕時計を外すところまでしなければならないという。

 「カウンターの焼け焦げは勲章ですよ」とマスターがおっしゃる。流石は大衆酒場の大将だ。渋い。

 今日は予約が入っているそうで、この後、6時から女性5人がいらっしゃるとのこと。
 
 ガツ刺し(300円)は前回頼んだ。コブクロ焼き(450円)も気になる。
 迷いに迷って、前回断念したもつ煮(400円)を選んだ。
 誘惑に負けたのでる。

 「熱いので気をつけてください」と言いながらマスターが出してくれたモツ煮。

 このモツ煮が素晴らしい。様々な部位が入っている。一般的な煮込みとは違う、モツそのものを楽しめる、まさにモツ煮であった。逆に前回我慢したことを少し残念に思うのであった。このお店には、また来ようと思う。

 探検家のように探し、遊牧民のように巡り、回遊魚のように戻ってくる。それが私の居酒屋巡りの理想である。

 待ち合わせの女性たちが次々に入ってくる。やがて、予約された女性たちもいらっしゃる。店内はもうすぐ女性で満席となるのだ。途中からママさんもいらしている。私とマスター以外、店内は女性ばかりになりそうだ。

 「そうだ、店名はもつっ娘だった」と独り笑い、お勘定をお願いした。

 午後4時45分から5時30分まで45分ほどの滞在。お勘定は2,220円であった。


池上 もつ焼「もつっ娘」
住所 東京都大田区池上4-31-4
電話 ?
定休日 第1水曜日
営業時間 平日17:00~23:00/土曜・日曜16:00~23:00
交通 東急池上線池上駅下車徒歩5分。

池上

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