元住吉 立ち呑み処「夢や」
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第557回 2014年5月3日(土) 【地域別】 【時間順】 【がっかり集】
元住吉 立ち呑み処「夢や」
~ 偶然に導かれ理想の立ち呑み店を発見 ~

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5月3日のゴールデンウィークの初日、ある仕事の為に元住吉に行くことになった。
東急東横線と東急目黒線の元住吉駅は2006年に行われた駅舎の移動新設までは、1階に本線があり地下に改札口のある駅であった。元住吉には車両基地もあるので、そこに出入りする電車も含め、その地下改札口とホーム部分の間の踏切は「開かずの踏切」として有名であった。
新しく作られた駅は、東横線と目黒線の本線が2階部分を走り、1階部分に残った踏切は車両基地に出入りする電車だけの通る踏切となり、「開かずの踏切」状態は解消された。
新駅の改札口は3階にあり、踏切を挟んで駅の東西両側にある長いエスカレーターで上がるようになっている。
改札前にはベンチのあるテラスがある。そこに立つと東京側の武蔵小杉駅方面が見え、そこには次々に建てられてゆく武蔵小杉駅周辺の高層ビル群が見える(下写真)。
元住吉駅改札前より武蔵小杉方面を望む
駅の西口側に降りればブレーメン通り商店街があり、東口側に降りればオズ通り商店街が始まる。踏切は二つの商店街の境目となっているのだ。
ある仕事を済ませ、再び元住吉駅に戻り、東横線に乗って帰ろうとしていた。
オズ通り商店街を散策しているうちに、直接駅に通じる道ではない方へ歩いてみた。
すると、偶然に立ち呑みのお店を発見したのである。すぐ目の前に、串揚げの田中屋さんのある場所だ。
時間はまだ午後3時過ぎであった。
仕事に疲れ、少し飲みたいと思っていたので、うれしくなってしまう。
お店の外のアクリル看板を見ると、呑み処「夢や」とある。記憶にある名前だ。
新丸子にある「おでん居酒屋」さんと同じ名前である。
縄のれん越しに店内をのぞくと大盛況な様子。縄のれんをくぐる。左手に手前から奥まで立ち呑みカウンターがある。8人から10人が立てるだろうか。そして、奥の壁部分には4人ほどが立てる壁際カウンターもあった。
左手のカウンターに8人の方が立っておられる。新参者の私は奥の壁際カウンター前に立つことにした。奥の左手の壁際の液晶テレビがちょうど見やすい場所である。カウンターの中には男性の方とママさんらしき方。
ホッピーセット氷無し(380円)とポテトサラダ(200円)を頼むことにする。
ホッピーセットは冷えたビールジョッキに焼酎が入り、冷えたホッピーが1本着いてくる。
ホッピーを焼酎に投入して飲む。休日の仕事だったので、一杯目のホッピーに癒される。
呑みながら店内を見回す。居酒屋探偵は「情報」を得ようとして店内を必要以上に見回してしまうのだ。どこのお店に行っても、初めてのお店では定休日と営業時間は一番知りたいところである。
壁に、営業時間が書いてあった。平日16:00~22:45、土曜日と祝日は14:00~21:00とのこと。
ただし、その下に5月11日から日曜日も土曜や祝日と同じように営業すると書いてあった。年中無休になるのである。
週末の土日、午後2時から飲める店である。便利なお店を見つけてしまった。
目の前の小さなカゴにお金を入れておくと、そこから一回ごとにお金を持っていってくれるスタイル。
ママさんがポテトサラダを持ってきてくれ、お金のやりとりをする時に話してみた。
「新丸子の夢やさんと同じ経営のお店なんですか?」
「はい、こちらは会社のお店で、あちらはうちの旦那のお店なんです」とのこと。
新丸子のお店は、おでん居酒屋「夢や ぽってり」さんという。
2012年3月10日の第475回と2012年12月22日の第502回に紹介したお店である。
ママさんにもお会いしたことがあることを思い出した。
時折、カウンター前に立っているお客さんが外へいらっしゃる。最初は理由が解らなかったけれど、実は煙草は入り口脇の台の上にある灰皿前で吸わなければならないシステムのお店であった。実質、「禁煙酒場」となっている訳だ。素晴らしい。
セロリさっぱり漬け(200円)を頼み、2杯目はレモンサワー(300円)である。
レモンサワーはビールジョッキでの提供だ。
そして、周囲にはパチンコ店もあり、景気をつけてから出かける方々もあり、お客様の回転がよい。
立ち呑み店の出店場所として正しい。
お客様の要望で、テレビの番組は競馬中継に変わる。その方がこちらのお店にはピッタリである。
一期に店内が浮き立った雰囲気となった。
生ビール小(320円)や生ビール中(380円)もあるけれど、やはり、胃酸過多を抑える為にアルカリ性の飲み物でしめることにした。
3杯目は梅酒ソーダ割り(300円)にする。
梅酒ソーダで口の中もさっぱりさせて、気分もさっぱりした。
そして、何よりも、「年中無休」「早い時間から営業」「店内禁煙」「ホッピー有」「安価」という、立ち呑み店としての私の理想のお店を偶然にも発見してしまったことがうれしい。
3時15分から4時15分までの滞在。払ったお金を計算すると1,380円であった。

元住吉 立ち呑み処「夢や」
住所 神奈川県川崎市中原区木月2-5-10
電話 044-455-3328
定休 年中無休(2014年5月11日より日曜営業)
営業時間 平日16:00~22:45 土曜・日曜・祝日14:00~21:00
交通 東急東横線・目黒線元住吉駅下車徒歩2分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
実力派俳優になりたい方はこちらを是非ごらんください→ 守輪咲良のSAKURA ACTING PLACE
居酒屋探偵DAITENの生活 第557回 2014年5月3日(土) 【地域別】 【時間順】 【がっかり集】
元住吉 立ち呑み処「夢や」
~ 偶然に導かれ理想の立ち呑み店を発見 ~




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5月3日のゴールデンウィークの初日、ある仕事の為に元住吉に行くことになった。
東急東横線と東急目黒線の元住吉駅は2006年に行われた駅舎の移動新設までは、1階に本線があり地下に改札口のある駅であった。元住吉には車両基地もあるので、そこに出入りする電車も含め、その地下改札口とホーム部分の間の踏切は「開かずの踏切」として有名であった。
新しく作られた駅は、東横線と目黒線の本線が2階部分を走り、1階部分に残った踏切は車両基地に出入りする電車だけの通る踏切となり、「開かずの踏切」状態は解消された。
新駅の改札口は3階にあり、踏切を挟んで駅の東西両側にある長いエスカレーターで上がるようになっている。
改札前にはベンチのあるテラスがある。そこに立つと東京側の武蔵小杉駅方面が見え、そこには次々に建てられてゆく武蔵小杉駅周辺の高層ビル群が見える(下写真)。

駅の西口側に降りればブレーメン通り商店街があり、東口側に降りればオズ通り商店街が始まる。踏切は二つの商店街の境目となっているのだ。
ある仕事を済ませ、再び元住吉駅に戻り、東横線に乗って帰ろうとしていた。
オズ通り商店街を散策しているうちに、直接駅に通じる道ではない方へ歩いてみた。
すると、偶然に立ち呑みのお店を発見したのである。すぐ目の前に、串揚げの田中屋さんのある場所だ。
時間はまだ午後3時過ぎであった。
仕事に疲れ、少し飲みたいと思っていたので、うれしくなってしまう。
お店の外のアクリル看板を見ると、呑み処「夢や」とある。記憶にある名前だ。
新丸子にある「おでん居酒屋」さんと同じ名前である。
縄のれん越しに店内をのぞくと大盛況な様子。縄のれんをくぐる。左手に手前から奥まで立ち呑みカウンターがある。8人から10人が立てるだろうか。そして、奥の壁部分には4人ほどが立てる壁際カウンターもあった。
左手のカウンターに8人の方が立っておられる。新参者の私は奥の壁際カウンター前に立つことにした。奥の左手の壁際の液晶テレビがちょうど見やすい場所である。カウンターの中には男性の方とママさんらしき方。
ホッピーセット氷無し(380円)とポテトサラダ(200円)を頼むことにする。
ホッピーセットは冷えたビールジョッキに焼酎が入り、冷えたホッピーが1本着いてくる。
ホッピーを焼酎に投入して飲む。休日の仕事だったので、一杯目のホッピーに癒される。
呑みながら店内を見回す。居酒屋探偵は「情報」を得ようとして店内を必要以上に見回してしまうのだ。どこのお店に行っても、初めてのお店では定休日と営業時間は一番知りたいところである。
壁に、営業時間が書いてあった。平日16:00~22:45、土曜日と祝日は14:00~21:00とのこと。
ただし、その下に5月11日から日曜日も土曜や祝日と同じように営業すると書いてあった。年中無休になるのである。
週末の土日、午後2時から飲める店である。便利なお店を見つけてしまった。
目の前の小さなカゴにお金を入れておくと、そこから一回ごとにお金を持っていってくれるスタイル。
ママさんがポテトサラダを持ってきてくれ、お金のやりとりをする時に話してみた。
「新丸子の夢やさんと同じ経営のお店なんですか?」
「はい、こちらは会社のお店で、あちらはうちの旦那のお店なんです」とのこと。
新丸子のお店は、おでん居酒屋「夢や ぽってり」さんという。
2012年3月10日の第475回と2012年12月22日の第502回に紹介したお店である。
ママさんにもお会いしたことがあることを思い出した。
時折、カウンター前に立っているお客さんが外へいらっしゃる。最初は理由が解らなかったけれど、実は煙草は入り口脇の台の上にある灰皿前で吸わなければならないシステムのお店であった。実質、「禁煙酒場」となっている訳だ。素晴らしい。
セロリさっぱり漬け(200円)を頼み、2杯目はレモンサワー(300円)である。
レモンサワーはビールジョッキでの提供だ。
そして、周囲にはパチンコ店もあり、景気をつけてから出かける方々もあり、お客様の回転がよい。
立ち呑み店の出店場所として正しい。
お客様の要望で、テレビの番組は競馬中継に変わる。その方がこちらのお店にはピッタリである。
一期に店内が浮き立った雰囲気となった。
生ビール小(320円)や生ビール中(380円)もあるけれど、やはり、胃酸過多を抑える為にアルカリ性の飲み物でしめることにした。
3杯目は梅酒ソーダ割り(300円)にする。
梅酒ソーダで口の中もさっぱりさせて、気分もさっぱりした。
そして、何よりも、「年中無休」「早い時間から営業」「店内禁煙」「ホッピー有」「安価」という、立ち呑み店としての私の理想のお店を偶然にも発見してしまったことがうれしい。
3時15分から4時15分までの滞在。払ったお金を計算すると1,380円であった。

元住吉 立ち呑み処「夢や」
住所 神奈川県川崎市中原区木月2-5-10
電話 044-455-3328
定休 年中無休(2014年5月11日より日曜営業)
営業時間 平日16:00~22:45 土曜・日曜・祝日14:00~21:00
交通 東急東横線・目黒線元住吉駅下車徒歩2分。
ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。
「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら。
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Re: タイトルなし