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蒲田 居酒屋「鳥海」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第576回 2014年11月21日(金)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 
 蒲田 居酒屋「鳥海」

  ~ 流れる歌の行方は ~


 


 久しぶりに会う友人、RAM元帥と待ち合わせたのはJR蒲田駅東口の交番前であった。
 前回会ったのは真夏だった。その時に入ったお店の隣が今日の目的の店である。ゆえに、今回も「蒲田東口三角地帯」へと二人で向かった。
 蒲田駅東口駅前からまっすぐ東西に走り、あやめ橋を渡って第一京浜国道に至る広い駅前通りと、南北に走るJR京浜東北線と東海道線の線路、そして、JR線の下、あやめ橋の下をくぐって京急蒲田駅の北側を下ってゆく呑川の三本の線によって出来た三角地帯である。
 交番からすぐ左手の路地に入ってゆく。路地の入口にある三州屋本店と銀行の間を抜け、ちょうど京浜東北線の下をくぐる多摩堤通りの上の小さな陸橋を渡る。渡ってからまっすぐに行くと右手のマンションの一階に三軒の居酒屋さんが並んでいる。
 真ん中が居酒屋「鳥海」さんである。(下写真)

 
 居酒屋「鳥海」外観

 そして、手前側の右隣は第五六五回で紹介した居酒屋「碇や」さん。(下写真)

 
 居酒屋「碇や」外観

 左手に「鳥海」と書かれた大きめのアクリル看板。中央の入口の暖簾は白地に「鳥海」と大書されている。
 入ると右手に一直線のカウンター。左手に四人掛けテーブル席が三つである。マスターとママさんの二人の姿がある。
 一番奥のテーブルに男女ふたり連れの先客。右手の入口付近に液晶テレビ。入口に一番近いテーブル席に二人で座った。座って見回せば、店内の至る所に演歌系の歌手の方のポスターが貼ってあった。演歌好きのお客さんの集まるお店のようである。

 女将さんがテーブルにやってきて注文を受けてくれる。
 まずは、瓶ビール大瓶。お通しはイカの煮物ゆでたまご
 刺し盛りお任せ(一五〇〇円)とRAM元帥の好物のホッケ焼き(五〇〇円)。
 瓶ビールでまずは乾杯。互いの近況話となる。

 「野菜が食べたいなあ」とRAM元帥。いつものことである。
 「あの、サラダは何かできますか?」
 「サラダは無いんですけど、作りますよ・・・ブロッコリー、トマト、レタスとかですけど」とママさん。
 「はい、お願いします」

 瓶ビールは、すぐに飲んでしまい、午後八時までのサービスタイムで二五〇円のサワーを頼む。
 私はウーロンハイ、RAM元帥はチューハイである。
 ウーロンハイ酎ハイで乾杯。
 刺し盛りお任せホッケ焼きがやってくる。
 揚げ物よりも刺身などさっぱりしたツマミが多い。二人ともそういう年代なのだ。
 
 入口のテレビでどこかの会場でのステージを映した動画が流れている。喉自慢大会のようなものであろうか。
 奥の先客の方々とママさんがそれを見ながらお話をされていた。後から登場の男性一人客も画面に見入っている。
 酒場演歌はよく似合うのである。

 ぬたミックス(五〇〇円)とウーロンハイ酎ハイを追加。

 それから、調子が出てきたのか、やはり燗酒大(六〇〇円)となる。
 トイレに行った。貼られていたポスターにはママさんの姿があった。ママさんはCDも出している歌手のようである。
 奥のお二人が帰る時に、「うるさくてすみませんでした」と言ってくださる。
 「いいえ、いいえ、大丈夫ですよ」と我々。

 もう少し飲みたいということで、燗酒小(四〇〇円)にする。
 演歌は頭の芯をゆるめてくれる。
 
 御勘定は、私がトイレに行っている間にRAM元帥が代表して済ませ、私が割り勘分を渡すやり方だったのではっきりしない。
 上記の単価を記録した物以外に、瓶ビール大おまかせサラダお通しの単価は解らず、どうやら全部で六九〇〇円だったようである。

 「鳥海」さんも蒲田で三〇年以上営業されているという。
 やはり、蒲田三角地帯の店は、奥が深いのである。
 JR蒲田駅に戻り、駅改札でRAM元帥と別れ、私は蒲田の夜の街に消えたのであった。
 遠くからまた演歌が聞こえてくる。





蒲田 居酒屋「鳥海」
住所 東京都大田区蒲田5-3-8
電話 03-3739-5166
定休日
営業時間
交通 東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩5分。JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩3分。


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蒲田

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