洗足池 たこ焼 「笛吹」
Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第578回 2014年12月12日(金) 【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】
※2014年12月12日 1,340,000カウント通過。感謝!
洗足池 たこ焼 「笛吹」
~ 地元の集会所のように ~

洗足池駅近くに缶ビールなど飲みながらたこ焼きが食べられるお店があるということは、「沿線酒場探訪」という連載記事を書かせてもらっている「街の手帖 池上線」に掲載された情報で知っていた。たまたま、少し時間があったので行ってみることにした。
東急池上線の洗足池駅で降り、改札を出ると目の前は中原街道である。歩道橋を渡れば「洗足池」がある。改札の右手へ歩き、すぐに池上線の線路下をくぐってまっすぐ行けば、そのまま「洗足池商店街」である。右手に坂を下りてゆけば、呑川の支流である「洗足流れ」があり、道沿いが親水公園となっている。
商店街方面を見ると、左手に細い路地がある。その路地に入って二十メートルほど歩くと左手に、目的の店、たこ焼「笛吹」さんがあった。(下写真)
たこ焼「笛吹」外観
サッシの戸から中がよく見え、カウンターの中にマスターらしき方の姿。サッシを開けて中に入ってみる。
「いいですか?」
「どうぞ、どうぞ、お座りください。」とマスター。
右手のカウンター席には四名ほど、左手のテーブル席にも四名ほど座れるだろうか。
カウンター席の手前から二つ目に座る。たこ焼きを焼く様子がよく見える場所である。
テーブル席には先客の男女三名。
サッポロ缶ビール(三五〇円)を頼むことにする。
「缶ビールお願いします」
「はい、ビールですね。
「ビールがサッポロ黒生なのがいいですね」
「恵比寿のビール坂商店街にお店があったものですから・・・」とマスター。
「それで、サッポロなんですね」
恵比寿ガーデンプレイス内のサッポロビール本社の北側のビール坂にお店があったそうで、二〇一三年七月にこちらに引っ越してきた後も、律儀にサッポロビールとのこと。
飲み物は缶ビール、ウーロン割り、白ワイン、赤ワイン、焼酎ロック、焼酎お湯割り等がある。すべて三五〇円。
たこ焼きは一番から十番までメニューがあって、その中から二番のソース+マヨネーズ(二五〇円)と五番のしょうゆ+わさび(二五〇円)を頼んだ。一番から九番は、各三個入りで二五〇円。十番のチーズ入りは6個で四五〇円とのこと。
「青のりはかけてもいいですか?」
「お願いします」
「熱いので気をつけてください。」
そんな当たり前のやりとりが楽しい。
お持ち帰りはたこ焼き六個入りが四八〇円。エビ焼き六個入り五八〇円であると表のメニュー看板に書いてあった。(下写真)
お持ち帰りメニュー看板
もう一人お客さんがはいってくる。缶ビールとおまかせおつまみ(三五〇円)を注文。
私も二本目のサッポロ缶ビール(三五〇円)とおまかせおつまみを頼むことにする。
先客の三人の方々が帰られる。ケーブルテレビを中心に活動されているてくてくTVのスタッフの皆さんのようであった。少しだけお話をする。てくてくTVは2008年に開局された完全手作り放送局とのこと。「洗足池商店街」の公式サイトにてくてくTVさん制作の番組動画が載っていた。てくてくTVは東急沿線のケーブルテレビジョンiTSCOMでも視聴可能とのこと。
続いて入ってこられた方は、焼酎お湯割り(三五〇円)とウインナー焼き(二三〇円)を頼まれた。そこで、おまかせおつまみを止めて、私もウインナー焼きにしたのである。
「ウインナー焼きのニンニク入っていいですか?」とマスター。
「今日はやめておきます。」
人の出入りは店内から見て右手、外から見れば左手の曇りガラスのドアからするのが本当のようである。
女性の方がドアから入ってこられ、お持ち帰りを注文された。
実は私だけが間違えて入口ではないサッシの窓から入ってしまったのであった。ちょっと恥ずかしい。
アーモンドとマカデミアナッツをサービスで出してくださった。
赤ワイン(三五〇円)を頼む。グラスなみなみに入っている。
ウインナー焼きは胡椒がきいて美味しい。赤ワインに合うのである。
「この場所は、十年以上前はおでん屋さんだったんですよね」と私。
「そのようですね、こちらに入ってまだ間がないものですから・・・」とマスター。
近隣のお店の話や「街の手帖 池上線」に関する話をいろいろとする。
「五反田から池上線に乗って、途中下車できてくれるお客様がいらっしゃるんですよ、ありがたいです。」
「いいですねえ」
「地元の方が集まるお店にしたいんですよ」
「気軽に集まれる集会所みたいにですね・・・」
マスターはゆっくりとした口調でいろいろと話してくださる。それが心地よい。
午後七時十五分から八時十五分まで一時間ほどの滞在。
お酒3杯とたこ焼き3種、ナッツもつけてくれて、お勘定は一七六〇円であった。
午後二時からやっているというのもうれしい。
リラックスできるのはマスターのお人柄に違いない。
追記
洗足池駅からの写真付きのアクセス案内など、充実した内容の公式サイトもあります。
公式サイト http://takoyaki.hangry.jp/
再訪
1月24日(土)の夕方、SAKURAと共に再訪。優しく話し好きのマスターのお人柄にひかれ、様々な方々が入れ替わり立ち替わりに来店。皆さん、お互いに仲良くなり、楽しくて面白い方々ばかり。楽しいお店である。
飲物は缶ビール(三五〇円)2缶、赤ワイン(三五〇円)2杯、純米会津ほまれ(三五〇円)1杯。
つまみは、たこ焼き6個(四八〇円)を3個づつ、ソース味としょうゆ+ワサビに分けてもらい、さらに、おまかせおつまみ(三五〇円)もいただく。御勘定は二人で二五八〇円。
再々訪問
2月11日(水・祝)の午後、SAKURAとまたうかがう。
飲物は缶ビール(三五〇円)2缶、白ワイン(三五〇円)3杯、つまみは、たこ焼き6個(四八〇円)を3個づつ、醤油+ワサビと、ソース+マヨネーズで、その後、ウインナー焼き6個(四二〇円)も食べ、さらにお土産にチーズ焼き6個。
また、たまたま来店された大田区・品川区の地域情報誌月刊「おとなりさん」の編集長の方ともお話が出来た。こちらでは、毎回、興味深く面白い方に会う。

たこ焼 「笛吹」
住所 東京都大田区上池台2-31-2 清泉ハウス 1F
電話 070-5576-5309
定休日 木曜日
営業時間 14:00~21:00
交通 東急池上線洗足池駅下車徒歩1分
公式サイト http://takoyaki.hangry.jp/
実力派俳優になりたい方はこちらを是非ごらんください→ 守輪咲良のSAKURA ACTING PLACE
居酒屋探偵DAITENの生活 第578回 2014年12月12日(金) 【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】
※2014年12月12日 1,340,000カウント通過。感謝!
洗足池 たこ焼 「笛吹」
~ 地元の集会所のように ~

洗足池駅近くに缶ビールなど飲みながらたこ焼きが食べられるお店があるということは、「沿線酒場探訪」という連載記事を書かせてもらっている「街の手帖 池上線」に掲載された情報で知っていた。たまたま、少し時間があったので行ってみることにした。
東急池上線の洗足池駅で降り、改札を出ると目の前は中原街道である。歩道橋を渡れば「洗足池」がある。改札の右手へ歩き、すぐに池上線の線路下をくぐってまっすぐ行けば、そのまま「洗足池商店街」である。右手に坂を下りてゆけば、呑川の支流である「洗足流れ」があり、道沿いが親水公園となっている。
商店街方面を見ると、左手に細い路地がある。その路地に入って二十メートルほど歩くと左手に、目的の店、たこ焼「笛吹」さんがあった。(下写真)

サッシの戸から中がよく見え、カウンターの中にマスターらしき方の姿。サッシを開けて中に入ってみる。
「いいですか?」
「どうぞ、どうぞ、お座りください。」とマスター。
右手のカウンター席には四名ほど、左手のテーブル席にも四名ほど座れるだろうか。
カウンター席の手前から二つ目に座る。たこ焼きを焼く様子がよく見える場所である。
テーブル席には先客の男女三名。
サッポロ缶ビール(三五〇円)を頼むことにする。
「缶ビールお願いします」
「はい、ビールですね。
「ビールがサッポロ黒生なのがいいですね」
「恵比寿のビール坂商店街にお店があったものですから・・・」とマスター。
「それで、サッポロなんですね」
恵比寿ガーデンプレイス内のサッポロビール本社の北側のビール坂にお店があったそうで、二〇一三年七月にこちらに引っ越してきた後も、律儀にサッポロビールとのこと。
飲み物は缶ビール、ウーロン割り、白ワイン、赤ワイン、焼酎ロック、焼酎お湯割り等がある。すべて三五〇円。
たこ焼きは一番から十番までメニューがあって、その中から二番のソース+マヨネーズ(二五〇円)と五番のしょうゆ+わさび(二五〇円)を頼んだ。一番から九番は、各三個入りで二五〇円。十番のチーズ入りは6個で四五〇円とのこと。
「青のりはかけてもいいですか?」
「お願いします」
「熱いので気をつけてください。」
そんな当たり前のやりとりが楽しい。
お持ち帰りはたこ焼き六個入りが四八〇円。エビ焼き六個入り五八〇円であると表のメニュー看板に書いてあった。(下写真)

もう一人お客さんがはいってくる。缶ビールとおまかせおつまみ(三五〇円)を注文。
私も二本目のサッポロ缶ビール(三五〇円)とおまかせおつまみを頼むことにする。
先客の三人の方々が帰られる。ケーブルテレビを中心に活動されているてくてくTVのスタッフの皆さんのようであった。少しだけお話をする。てくてくTVは2008年に開局された完全手作り放送局とのこと。「洗足池商店街」の公式サイトにてくてくTVさん制作の番組動画が載っていた。てくてくTVは東急沿線のケーブルテレビジョンiTSCOMでも視聴可能とのこと。
続いて入ってこられた方は、焼酎お湯割り(三五〇円)とウインナー焼き(二三〇円)を頼まれた。そこで、おまかせおつまみを止めて、私もウインナー焼きにしたのである。
「ウインナー焼きのニンニク入っていいですか?」とマスター。
「今日はやめておきます。」
人の出入りは店内から見て右手、外から見れば左手の曇りガラスのドアからするのが本当のようである。
女性の方がドアから入ってこられ、お持ち帰りを注文された。
実は私だけが間違えて入口ではないサッシの窓から入ってしまったのであった。ちょっと恥ずかしい。
アーモンドとマカデミアナッツをサービスで出してくださった。
赤ワイン(三五〇円)を頼む。グラスなみなみに入っている。
ウインナー焼きは胡椒がきいて美味しい。赤ワインに合うのである。
「この場所は、十年以上前はおでん屋さんだったんですよね」と私。
「そのようですね、こちらに入ってまだ間がないものですから・・・」とマスター。
近隣のお店の話や「街の手帖 池上線」に関する話をいろいろとする。
「五反田から池上線に乗って、途中下車できてくれるお客様がいらっしゃるんですよ、ありがたいです。」
「いいですねえ」
「地元の方が集まるお店にしたいんですよ」
「気軽に集まれる集会所みたいにですね・・・」
マスターはゆっくりとした口調でいろいろと話してくださる。それが心地よい。
午後七時十五分から八時十五分まで一時間ほどの滞在。
お酒3杯とたこ焼き3種、ナッツもつけてくれて、お勘定は一七六〇円であった。
午後二時からやっているというのもうれしい。
リラックスできるのはマスターのお人柄に違いない。
追記
洗足池駅からの写真付きのアクセス案内など、充実した内容の公式サイトもあります。
公式サイト http://takoyaki.hangry.jp/
再訪
1月24日(土)の夕方、SAKURAと共に再訪。優しく話し好きのマスターのお人柄にひかれ、様々な方々が入れ替わり立ち替わりに来店。皆さん、お互いに仲良くなり、楽しくて面白い方々ばかり。楽しいお店である。
飲物は缶ビール(三五〇円)2缶、赤ワイン(三五〇円)2杯、純米会津ほまれ(三五〇円)1杯。
つまみは、たこ焼き6個(四八〇円)を3個づつ、ソース味としょうゆ+ワサビに分けてもらい、さらに、おまかせおつまみ(三五〇円)もいただく。御勘定は二人で二五八〇円。
再々訪問
2月11日(水・祝)の午後、SAKURAとまたうかがう。
飲物は缶ビール(三五〇円)2缶、白ワイン(三五〇円)3杯、つまみは、たこ焼き6個(四八〇円)を3個づつ、醤油+ワサビと、ソース+マヨネーズで、その後、ウインナー焼き6個(四二〇円)も食べ、さらにお土産にチーズ焼き6個。
また、たまたま来店された大田区・品川区の地域情報誌月刊「おとなりさん」の編集長の方ともお話が出来た。こちらでは、毎回、興味深く面白い方に会う。

たこ焼 「笛吹」
住所 東京都大田区上池台2-31-2 清泉ハウス 1F
電話 070-5576-5309
定休日 木曜日
営業時間 14:00~21:00
交通 東急池上線洗足池駅下車徒歩1分
公式サイト http://takoyaki.hangry.jp/
実力派俳優になりたい方はこちらを是非ごらんください→ 守輪咲良のSAKURA ACTING PLACE