蒲田 立ち飲み「炙り安」第6回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第639回 2016年1月11日(水)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 蒲田 立ち飲み「炙り安」 第6回


  ~ 立ち呑み激戦区で人気の立ち呑み店  ~

  

 

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 蒲田に用事があった時、ちょっとだけ寄る立ち呑み店といえば駅からすぐの立ち呑み激戦区にある「炙り安」さんである。2009年3月1日の第1回から数えて、今回で6回目の紹介。時折寄らせてもらうお店だ。

 

 店内は1階がカウンター席。手前からはじまって奥で左に曲がるL字カウンター。十人くらいが立てるだろうか。
 やはり、常連の皆さんは奥の店の入口が見える場所が落ち着くようだ。我々は入口に近い方に立たせてもらう。
 皆さん、入ってきてお互い声をかけあい、帰る時も挨拶をしてゆく。ここは常連の皆さんの集う楽しい酒場である。

 栄川原酒(五〇〇円)を発見。福島のお酒で、この銘柄を見つけると吞むことにしている。
 SAKURAサッポロラガー中瓶(五〇〇円)。

 珍しいツマミがあった。くわいの素揚げ(三〇〇円)である。
 さらに、タコのお刺身(三五〇円)も頼む。

 クワイは縁起の良い食材として、煮物にしておせち料理で食べられる。
 ちょっと調べてみると、クワイの食する部分は「塊茎(かいけい)といって、短縮した地下茎自身が肥大化し球状になったもので、薄皮で包まれていないもの」とあった。
 素揚げしてあるのでホクホクとして美味、ビールに合う。

 さらに、おでん。
 ちくわぶ(一〇〇円)、大根(一〇〇円)、牛すじ(一〇〇円)を選んだ。
 私がちくわぶを選ぶのは毎回のこと、最近はSAKURAは牛すじを頼むことが多い。

 

 二杯目はトマトサワー(三五〇円)を二つ。
 焼酎をトマトジュースで割ったトマト割りではなく、焼酎にトマトジュースを入れて炭酸で割るトマトサワーである。

 以前に来た時にも見かけた男性お二人が登場。数ヶ月前のことなのによく覚えているのは、その方々のホッピーの飲み方の為である。
 お二人はホッピーセットを頼む時、黒ホッピーセット白ホッピーセットを一つづつ頼んで、お互いの黒ホッピーと白ホッピーを半分づつ注ぎ、黒白ハーフホッピーにして吞むのである。
 淡色麦芽で造られるのがホッピー、濃色麦芽で造られるのが黒ホッピー、これをハーフにする飲み方もなかなか良いのである。
 この飲み方は私もやったことがあるがこれはこれで美味しい。二人で来て、仲良くハーフホッピーセットを吞む。これはもっと普及しても良い飲み方だと思う。
 
 サッポロラガー中瓶(五〇〇円)の二本目を頼む。ハーフホッピーに影響され、二人でビールをハーフでのんだのである。

 立ち呑み激戦区のこの通りにあって、人気の立ち呑み店は今日も盛況であった。

 午後六時四十五分から七時半までの滞在。この日は二人で三一五〇円であった。
 お勘定もハーフにすると一人一五七五円。


蒲田 立ち飲み「炙り安」
住所 東京都大田区西蒲田7-67-12
電話 03-6313-1657
定休日 第2第4日曜日
営業時間 17:00~23:00
交通 東急池上線・東急多摩川線蒲田駅下車徒歩1分、JR京浜東北線蒲田駅下車徒歩2分




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ジャンル : グルメ

吉田町 立ち飲み「蔵人」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第638回 2016年1月4日(水)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 吉田町 立ち飲み「蔵人」


  ~ 新年の横浜を歩く ~


  



  
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 横浜市中区に吉田町という町がある。横浜市民でなければ知らない方も多いかもしれない。
 JR根岸線の桜木町駅の東側を流れる大岡川と、同路線の関内駅の西側の商店街、伊勢佐木モールに挟まれた町で、有名な野毛にも近い位置でありながら地味な印象があるけれど、最近はBARの街として注目されている。

 今回は吉田町を目的地として念頭に入れ、正月の横浜の街をsakuraと二人で歩いてみた。
 相鉄線の天王町駅を出発点として東へ。おなじく相鉄線の西横浜駅の歩道橋を渡り、藤棚の交差点に出て、長いだらだら坂を上がって行くと、ここには、昔市電が通っていたという。やがて、関東学院高等学校が右手に見えてくる。
 京浜急行の黄金町駅が遠くに見えてきた頃、左手の道に入って行き、京浜急行の線路の下をくぐり、大岡川沿いに出て、末吉橋という橋を渡ると、伊勢佐木モールに出た。

 歌手の青江美奈さんの「伊勢佐木町ブルース」のピアノの形をしたモニュメントがあった。その向こうに青江美奈さんのイラスト看板が見える。

 

 モニュメントには「伊勢佐木町ブルース」の譜面と歌詞が刻まれていた。

 

 正月らしく獅子舞が店から店へと巡ってゆく。
 イセザキモールには「美喜屋獅子舞工房」という獅子頭専門店があるのだから、当然といえば当然。
 久しぶりに良いものを見せていただいた。

 

 伊勢佐木モールをさらに関内駅方面へと歩いてゆく。そして、伊勢佐木モールの関内側の入口の巨大モニュメントの下に出ると左に曲がった。交番が見えてくる。
吉田町本通りといい、野毛方面へ抜ける道だ。交番を過ぎればそこは吉田町である。

 

 地面に照射された文字は「吉田町」、そして、ローマ字表記で「YOSHIDAMACHI」であった。
 ここは、よしだちょうではなく、よしだまちなのである。

 

 吉田町本通りの左手には、昭和三十年代初頭に建てられた吉田町第一名店ビルというビルが建っている。
 骨董店やBARが立ち並び、近年は「おしゃれな街」として認知されているようだ。
 そのビルが途切れた角を左に入ると左角に「立ち吞み処 蔵人」の文字。様々な雑誌やメディアで紹介されている看板である。

  

 吉田町 立ち飲み「蔵人」に入ってみた。
 こちらのお店は年中無休。正月の4日でも営業をされていた。
 
 入ると左側の柱を囲むように立ち飲むカウンターがある。左手の奥に調理場があり、その前もカウンター。角店なので左手側にも入口がある。右手の壁際にもカウンター。
 こちらは、テーブルの上のカゴにお金を入れて、そこから清算される方式。

 SAKURA生ビール(四〇〇円)、私は菊水辛口(五〇〇円)を頼む。

 新年会の流れの方々か。だいぶ元気で、酔って酒をこぼしたりしている。

 「愚痴こぼすな、酒こぼすな」というある美人女優さんの口癖を思い出す。

 つまみは、鎌倉ウインナ(三〇〇円)

 カップ酒(五〇〇円)の文字。今日は越後杜氏の里という銘柄である。

 酔っていたお客さんの差し入れのシューマイ二個を我々にマスターがくれる。

 帰る方もあり、酒屋さんがお酒やビールのタンクなど持ち込み、店内はリセット。
 我々も散歩のリセットが出来た。また、平日に来てみたいと思う。

 さて、散歩の続きである。
 お支払いは二人で千二百円。たぶん。 

 外に出ると再び吉田町本通りに戻り、再び野毛方面へ。都橋の向う河岸にあったのは都橋商店街。
 カーブした独特な形状の二階建ての飲食店が入るビルである。一階の店舗には道沿いから入り、二階の店舗へは、川側の二階廊下から入るようになっている。その二階側にあるのは有名なホッピー専門のBAR、ホッピー仙人さん。
 前回、おじゃましたのは、真夏の2016年8月1日、その時のことは、第621回で紹介している。
 二階廊下へ上がってみた。

 

 ホッピー仙人さんは正月休みなのでまだ開店していない。

 

 それから、都橋から野毛の辺りを歩いてみた。開けていない店も多い。
 古くからある寿司店「秀吉」さんで軽く夕食。

 

 新年4日目の比較的静かな正月の横浜散歩、獅子舞を見たり、なかなか楽しい散歩になった。



 

吉田町 立ち飲み「蔵人」
住所 横浜市中区吉田町3-11 1F
電話 045-261-3357
定休日 年中無休
営業時間 17:00~23:00
交通 JR関内駅下車徒歩3分。



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天王町 立ち飲み「国民酒場じぃえんとるまん天王町店」第3回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第637回 2016年12月11日(日)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 天王町 立ち飲み「国民酒場じぃえんとるまん天王町店」 第3回


  ~ 横浜に増殖する国民酒場 ~

  天王町 立ち飲み「じぃえんとるまん」天王町店


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 天王町の駅改札から三十秒の大規模立ち飲み店、「国民酒場じぃえんとるまん天王町店」は、このブログでも過去に第594回第608回の2回紹介している。そして、個人でも仲間でも日常的にお世話になっているお店である。本日もパートナーのSAKURAと訪問。なにしろ、駅前なので寄りやすいのである。

 天王町 立ち飲み「じぃえんとるまん」天王町店

 相鉄線の天王町駅の改札を出て左手へ。線路際の道を入って行き、すぐ右手の飲食店が何軒か入るビルの二階へ。エレベーターもちゃんとあるのでお年寄りにもやさしい店である。外観や看板は第608回で写真入りで紹介した。

 いつもの入って左手の壁際の席に二人で立つ。近くの横浜ビジネス・パークで働く方々も仕事帰りに多くより、休日の日曜日は比較的空いている。休日のスポーツを楽しんだ帰りのグループ客もいて、早い時間からにぎわっていることも多い。

 いつものように、脅威的な価格の瓶ビール大瓶(三八〇円)を頼む。
 つまみは、イカ刺し(三〇〇円)。
 ビールでのどを潤すこの時間が楽しい。

 SAKURAはお湯割りの芋焼酎さつま司(二〇〇円)に切り替える。

 やはり、今日は日曜日なので、日曜祝日限定の自家製餃子(揚げor焼き)五個(一八〇円)を焼きでお願いした。この一八〇円という価格も驚異的である。

 トイレに行く時に入口脇のポスターに気がついた。
 なんと、国民酒場じぃえんとるまん桜木町店が来年オープンとのこと。
 お店の方に聞いてみたけれど、この時点では開店日がはっきりしていなかった。
 
 庶民としては安い価格で日々飲むことのできる店が増えることはうれしい話である。

 餃子を食べたあとは、ちょっとさっぱりと玉こんにゃく(一〇〇円)。

 飲み物は、トマトハイ(二五〇円)を二人分二杯頼む。

 上大岡の国民酒場あさひや 「じぃえんとるまん」を始祖として、最初に出来た支店、じぃえんとるまん関内店の撤退はあったけれど、じぃえんとるまん二俣川店じぃえんとるまん新杉田店じぃえんとるまんJr.三ツ境店と増えていって、2014年12月にじぃえんとるまん天王町店がオープンするまで快進撃。
 さらに、今回は桜木町、しかも、「石松」「はなみち」など有名店がある、立ち呑み好きの聖地、ぴおシティ B2Fへの出店というのは驚く。ついつい興奮していまう酒呑み二人であった。

 トマトハイ(二五〇円)と芋焼酎さつま司(二〇〇円)を新漬たくあん(一〇〇円)で楽しむ。

 いずれにしても横浜に、かつて市民酒場が多くあったように、国民酒場じぃえんとるまんさんには、これからもますます安い価格で庶民の味方でありつづけて欲しいものである。東京に増殖していった某低価格店のような道ではなく、これからも横浜で地道な道をすすんで欲しいものである。

 午後6時から7時半まで一時間半の滞在。二人で二二一〇円。まさに、庶民の為の国民酒場である。



 追記
 桜木町 立ち飲み「国民酒場じぃえんとるまん桜木町店」は、2017年2月19日開店とのこと。少し落ち着いた頃に訪問する予定である。


 追記 2017.02.25

 2月25日、一人で訪問してみた。入って右手の短い方のカウンター前に立つ。
 回転3周年記念企画のハッピーアワーの知らせがカウンターに貼ってあった。

 

 十五時から十八時まで限定。
 「生ビール小、フリージングハイボール、サワー各種と小鉢3種を選んで五〇〇円。」
 これは安い。
 並びの方々は桜木町店に行かれた様子。
 ホッピーセット黒氷なし(三六〇円)とマグロブツ(三〇〇円)を追加。
 
 若いお客様同士が二俣川店は行ったことが無い、行って見たいと話していた。
 私が二俣川店に行った時、隣の年配のご常連がすべての「じぃえんとるまん」に行ったことがあると話してくれたことを思い出す。これが「じぃえんとるまん」さんの秘密かもしれない。まるで、地元の人たちがサッカーチームを応援するような感じをうける私の感覚は大げさであろうか。
 本日は、二杯四品で一一六〇円。安い。30分で帰ることにした。



天王町 立ち飲み「国民酒場じぃえんとるまん天王町店」
住所 横浜市保土ケ谷区天王町2-46-6 清水第一ビル 2F
電話 045-520-3651
定休日 無休
営業時間 [月~土] 15:00~23:00 [祝] 15:00~22:00
交通 相鉄線天王町駅下車徒歩1分。



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天王町 ダイニング・バー「サロン・ド・ライオン」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第636回 2016年12月4日(日)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 天王町 ダイニング・バー「サロン・ド・ライオン」


  ~ どこか遠くの外国の街に来たような ~

  
  



  
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 その不思議な外観に惹かれて一年前くらいに入ってみて、すでに、7、8回は来ているだろうか。
 店の外の壁に手書きの黒板メニューがあった。
 この位置から格子越しに店内をのぞいてみる。遅い時間は混んでいるけれど、今日はまだ早い時間なのですいている様子だった。

  


 入口を高い格子状の塀で囲まれいる。独特な外観だ。
 その左手の一部を開けると中に入ることができるが、基本的に開店時は開いている。
 格子の中の右手の外側にはカウンター席があって、ここで外を見ながら呑むこともできる。
 店の中に入ると、左手端から右手奥方向に、八人ほど座れるL字カウンターがあり、その中は調理場。L字カウンターの右側にテーブル席があり五人ほどが並んで座れるようになっている。

  

 今日は先客は一人。カウンターの右角の先に座る。いつもなんとなくこの場所が定位置。
 
 「いらっしゃい」とマスターの低音の声。
 「ハートランドの生ください。」

 ここでは、必ずハートランドビール生(五〇〇円)を毎回頼むことにしている。

 こちらのお店は食べ物、つまみ類が豊富である。 
 ツナポテサラダ(四〇〇円)はいつものメニュー。

 一時、マスターが外国への長期新婚旅行の為、お店を留守にして、従業員の女性たちだけで営業されていた頃があった。
 一年以上前のことだろうか。その時の話をマスターと少しする。

 ツナポテサラダは、作り置きではなく、その都度作ってくれる。
 これが美味しかった。中身はポテト、きゅうり、玉ねぎ、ツナ。レシピを盗みたい。

 二杯目は芋焼酎にする。

 「黒霧島ください」
 「飲み方はどうされますか」とマスターの良い声。
 「水割で・・・」
 「黒霧島、水割ですね」

 このやりとりのマスターの声がいい。

 芋焼酎黒霧島水割り(五〇〇円)。

 入口の扉が開いて、数人のお客様たちが入ってくる。にぎやかな様子。
 マスターとのやりとりで常連であることがわかる。
 「まなぶさん」とマスターのことをみんなが呼ぶ。
  
 マスターは〈まなぶさん〉である。。

 そばのお店であったイベントで飲んでいたらしく。
 その店名にはなじみがある。十時間も呑んでいるそうだ。

 「何か作りましょうか?」とマスター。

 ブロッコリーを食べたいいう青年。マスターが何かブロッコリーを使った料理を作り始める。

 どこか、ドラマの「深夜食堂」のようなやりとり。

 もう一杯、ハートランド生(五〇〇円)を呑むことにした。

 皆さんの話を聞きながら独り呑む。
 酒場を巡る人々の物語がここにはある。

 「何故、サロン・ド・ライオンという店名なんですか?」

 とマスターに聞いてみた。

 「分かりやすくしたかったんです」とのこと。

 BARという形態は居酒屋以上に客同士の関係が濃いものだ。
 やがて、入ってきた女性二人。彼らもマスターを「まなぶさん」と呼んでいた。
 まなぶさんは若い女性客のゲームの相手もしてあげる。
 まなぶさんは本当に声が良い。
 
 流れる音楽を聞く。

 「この音楽は何ですか」と聞いてみた。
 「キャプテンビーフハートです・・・」とマスター。
 フランクザッパの友達である。

 店内が混み合ってきたので退散することにした。
 これからは常連の皆さんの時間である。
 いつも混んでいる店だ。
 
 つまみ一品、酒三杯で一九〇〇円。
 
 天王町には外国人の姿が多い。様々な言語が聞こえてくる街だ。
 「サロン・ド・ライオン」は、どこか遠くの外国の街の酒場のようである。


天王町 ダイニング・バー「サロン・ド・ライオン」
住所 横浜市保土ケ谷区神戸町4-3-1
電話 050-5861-0812
定休日 火曜日
営業時間 [月~土・祝前日] 18:00~28:00 [日] 15:00~25:00 [祝] 18:00~25:00
交通 相鉄線天王町駅下車徒歩2分。



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保土ヶ谷 居酒屋「ちょい呑み屋」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第635回 2016年12月3日(土)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 保土ヶ谷 居酒屋「ちょい呑み屋」 


  ~ 「実は流行の三〇〇円酒場」 ~

  
  

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 酒場というものはやっている人によって変わるものである。
 JR横須賀線の保土ヶ谷駅の西口側にこの建物がたってどれぐらいが経つのだろうか。
 建物を正面から見て屋根の下、入口の上の部分には「立ち呑み家」と書いてある。
 確かに店のカウンターは高めにできていて、ちょうど立って呑むのにちょうど良いけれど、すでに立ち呑みではなく、椅子を置いて久しいようだ。最初に入ったのは数年前である。特に何か特徴があるわけでもなく、特別に安いという感じもうけなかった。
 それが今年になって入ってみると、営業されている人も中身もまったく違っていたのである。派手なところは何も無いけれど、酒も料理も三〇〇円均一のリーズナブルなお店になっていたのである。
 保土ヶ谷駅西口ロータリー側に降りたり、右手のバス通り方面に斜めに歩く、目の前に変則的な信号の無い交差点がある。右手手角に洋菓子の不二家があり、その隣が家系ラーメンのほどが家、最近できたばかりの欧風料理店、そして、こちらの居酒屋「ちょい呑み屋」がある。店の前に自販機が二台、その上に大きな看板があって「ちょっと寄ってかない? ちょい呑み屋 TEL (045)442-4414」と大きく書いてあり、ライトアップされているので解りやすい。

  
 
 土曜日の夕方、買い物帰りにSAKURAと二人入ってみることにした。

 入口から中がよく見えるので入りやすい。立ち呑みだった名残として高めのカウンターが左手にまっすぐにあり、八人ほどが座れる。その奥の右手はトイレ。トイレの左側に空間があって、そこに四人が座れる席がある。カウンター席には五人ほどの先客の皆さん。
 カウンターの中に女性。前にいらした方とまったく雰囲気の違う、上品な感じのママさんである。

 「奥のテーブル席いいですか?」
 「はい、少々お待ちください」 

 すると、そこに荷物があったのか、カウンター席の端の女性客の方が片付けてくださる。

 「すみませんね」
 「いいんですよ~」と女性のお客様。

 テーブル席は低い高さの椅子である。
 壁にぶら下げられたホワイトボードの手書きメニューを見る。
 「三〇〇円均一」であることをこの時点で知った。
 
 「三〇〇円均一だったんだね、知らなかった」
 「お店の外にはどこにも書いていないものね」

 私は黒ホッピーセット(三〇〇円)を選ぶ、SAKURA生ビール(三〇〇円)を選んだ。

 まず、生ビールは凍らせたジョッキで出てくる。そして、ホッピーセットも凍らせたジョッキで焼酎もホッピー瓶も冷やした3冷であった。
 しかも、値段はやはり三〇〇円。。原価率を考えれば出血サービスであろう。

 乾杯。

 小鉢の料理が二つ出てきた。

 「お通しでございます。」とママさん。

 お通し(三〇〇円)のこのナスの煮浸しが美味い。
 そこで煮付けを頼むことにした。

 鱈の煮付け(三〇〇円)を頼むことにする。
 大きめの鉢が出てくる。

 「暑いのでお気をつけください」とママさん。

 中身は鱈と豆腐とほうれん草。
 
 「これは美味しいわ」とSAKURA

 良い冬のおつまみである。

 元々立ち呑みだったお店が店内はリニューアルせず、椅子を入れて、さらに、代が代わって進化したのである。

 二杯目は何にしようか。
 私はレモンサワー(三〇〇円)、SAKURA生ビール(三〇〇円)。

 塩サバ(三〇〇円)を頼む。
 大根おろしもたっぷりで美味しかった。

 最後に熱燗で温まってから帰ることにしよう。
 高清水(三〇〇円)である。

 高清水を燗にしてもらい、おちょこを二つもらう。

 塩サバが酒にあう。

 身体が暖まったところで帰ることにした。

 お勘定をお願いする。
 二人で、お通し二つ、料理二品、酒五杯で九品。
 九品×三〇〇円で二七〇〇円。
 明朗会計である。

 この後も何回も寄らせてもらっている。
 気軽に寄ることのできる店がまた一軒増えたことがうれしい。
 



保土ヶ谷 居酒屋「ちょい呑み屋」 
住所 神奈川県横浜市保土ヶ谷区帷子町1-38-2 
電話  045-442-4414
営業時間 17:00~23:30
定休日 日曜・祝日
交通 JR横須賀線保土ヶ谷駅下車徒歩2分



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黄金町 角打「甘粕屋酒店」 第2回

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居酒屋探偵DAITENの生活 第634回 2016年11月19日(土)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 黄金町 角打「甘粕屋酒店」   第2回


  ~ 酒場好きの集まる角打ち ~


  

  
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 横浜は昔から角打のできる酒屋さんの多い街であった。それがここ数年でどんどんと減っている。
 天王町の横浜洪福寺松原商店街、西横浜の藤棚商店街、それぞれ、好きな角打ち酒店が閉店してしまった。
 そんな中、久しぶりに黄金町の甘粕屋酒店さんを訪問してみた。

 前回訪問した時は、、黄金町の映画館「ジャック&ベティ」に、facebookのお友達である大崎章監督の映画「お盆の弟」「かたびら・スペース・しばた。」柴田オーナーと見た帰りであった。
 あれから一年以上の時が経っている。

  

 店内は真ん中かでお酒の棚によって仕切られていて、右側は普通の酒店、左側は立ち飲みコーナーになっている。
 立ち飲みコーナーの左側壁にカウンターがあり、右手に立ち飲みテーブル2台がある。左手の立ち飲みコーナーに入ってゆく。入って右手の立ち飲みテーブル前に先客のお二人。
 壁際カウンターの奥側に立つ。振り向けばレジなのですばやく注文して支払える。
 ここは、若いマスターとお母さんで営業されている。

 日本酒が豊富である。まずは、山形県酒田市の東北銘醸株式会社初孫樽酒(四〇〇円)、そして、レジ前に並ぶツマミの中から煮物(一六〇円)を選ぶ。

 「温めましょうか?」とお店の方。
 「お願いします」

 商店街の音、歩く人々の声が外から聞こえてくる。
 そして、独り黙って温めた酒を口にする。
 四十年近く前に亡くなった祖父は角打ちが好きだった。
 JR川崎駅西口近くのマルト酒店とう角打ちで銭湯帰りによく呑んでいた。
 当時の川崎は工場労働者の街だった。
 小学校に入る前の私はたしかラムネを飲ませてもらった。
 そして、決まって祖父はこう言った。

 「お父さんとお母さんには内緒だよ」

 思い出がよみがえり、樽酒がしみてゆく。

 小肌(一六〇円)をお願いする。

 小肌もまた祖父の好物だった。

 カウンター上に置いた小銭から料金を持っていってくれる。

 先客お二人に続いて、新規の二人。そして、カップル。

 カップルの男性が自分でサッポロ赤星中瓶を冷蔵ケースから持ってきて、左側の立ち飲みスペースへ。
 常連さんの振る舞いである。

 二杯目も山形県の酒である。山形県鶴岡市の加藤嘉八郎酒造特別純米大山(四三〇円)である。

 カウンターのところに置いてある、酒の作り方の「手書きメモ」が素晴らしい。

 「一人娘の特別純米があるけど、これオカンできますか?」とお客様。
 「純米吟醸じゃなくて特別純米だから燗できるよ。」と女将さん。
 「かんのほうがいいなあ」

 一通り日本酒談義が続き、やがて、お客様同士の話は野毛辺りの酒場情報になる。本当に皆さんよく知っている。

 「角の鳥芳は混むね」
 「なかなか入れないよ」
 「立ち飲みの寄り道はどう」
 
 桜木町ぴおシティの立ち飲みの「石松」「花道」の話もでる。

 「花道はマグロがうまいよね」
 「武蔵家は良かったよね」
 「侘助の方にウミネコが移動したよね」
 「あさひやのおでんもいいよ」
 「石川町の石川屋はどう」

 どの店名を聞いても桜木町から日ノ出町に至る野毛界隈の有名な酒場である。

 「俺はハマで呑んでいるんだなぁ」と思う。

 五時三〇分から六時まで。
 使ったお金は一一五〇であった。

 京浜急行黄金町駅から帰るか。
 このままザキを歩いて関内まで行くか。
 




黄金町 角打「甘粕屋酒店」
住所 横浜市中区伊勢佐木町7丁目152 サンヴェール伊勢佐木町 1F
電話 045-251-3509
定休日 日曜
営業時間 10:00~21:00
交通 京浜急行黄金町駅下車徒歩2分



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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

所沢 居酒屋「百味」プロペ店

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居酒屋探偵DAITENの生活 第633回 2016年11月13日(日)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 所沢 居酒屋「百味」プロペ店  



  ~ 所沢の大箱地下大衆酒場 ~


  




  
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 父の墓参りに行った。
 SAKURAと二人である。横浜から東横線、東京メトロ副都心線、西武有楽町線、西武池袋線と乗り継いで所沢へ。所沢で西武新宿線に乗り換え航空公園駅まで。航空公園駅から霊園まで直通バスで往復した。
 墓掃除で疲れた身体を癒すため、やはり、少し呑んで帰りたい。そこで向かったのは所沢。昼間から営業している味わいある酒場といえば、この有名店しかない。居酒屋 「百味 プロペ店」である。 

 

  所沢駅西口を出て、目の前のロータリーを見ながら右手の商店街「所沢プロペ通り」に入ってゆく。百五十メートルほど歩くと右手のビルに、地下へ降りる階段がある。そこを降りるとビルの地下空間すべてが「百味」さんとなっているのだ。

 

 階段を下りる手前の柱に手書き毛筆で白紙に「地元密着 足かけ五十年 新鮮、味、安さで」と書かれている。

 

 さらに、階段を降りてゆくと、さきほどの「地元密着 足かけ五十年 新鮮、味、安さで」の文字の隣に、吉田類さんの「酒場放浪記」のTシャツ販売中のポスターが貼ってあった。

 

 地下に降りたところにある入口を入ると目の前に十五人ほどが座れる大きなL字カウンターがある。一人客が座る場所がちゃんとある店は良い。

 その右手に大空間が広がっている。六人席テーブルがなんと十一個、これで六十六席、その向こうにお座敷があって、八人が座れる座卓が八列あって、六十四席。だいたいの計算で百五十人近くが座れるというのは私の目測であり、間違っているかもしれない。しかし、大箱店であることは確かだ。

 SAKURAと二人、墓掃除で疲れた足を伸ばしたいのでお座敷の真ん中辺り、壁際に座った。すぐにお店のお兄さんがやってくる。

 まずは、キリン一番搾り大瓶(四三〇円)。四三〇円というのは、私の地元にある立ち飲み店の三九〇円という金額に次ぐ安さである。
 しかも、アサヒスーパードライキリンラガーキリンクラシックラガーキリン一番搾りの四種類の瓶ビール大瓶が全て四三〇円なのである。

 つまみは、魚がたべたかったので、アカイカ刺し(六五〇円)とほっけ塩焼き(五四〇円)を選び、さらに、串焼きメニューからカシラ(一一〇円)二本、なんこつ(一一〇円)二本、若どり(一一〇円)二本を頼んだ。

 もってきてくれた瓶ビールで乾杯。いわゆる精進落としである。
 しかし、我々は父の墓前にワインのボトルを持ち込み、父と乾杯をして精進落としを済ませていたのだった。
 なんという酒呑み夫婦であろうか。

 さて、ビールも早々にお酒熱燗大徳利二本入(四三〇円)に切り替えた。

 熱燗で温まったので、次は升酒(四九〇円)にする。

  ←升酒(四九〇円)

 店員さんがうるさく係わってこないのが良いとSAKURAは言う。

 「ほっといてくれる店は良いね」

 午後四時を回った。地元横浜へ帰らなければならない。おお返しだ。
 伝票を持って入口のレジへ行く、計算してもらう間店内を見回す。

 店内は広い。その広さを見渡せるのがまた良い。
 日曜日である為もあるのか、お客様が入っているのにうるさくない。
 一人客、二人客、三人客、四人客、それ以上の団体もいる。でも、みな、ある一定の音量で会話している。
 日曜日の午後を楽しむ地元の人々。ここのお客さんはみんなこのお店にフィットしている気がする。
 居心地が良い。

 「全てこれでいいのだ」と思う。良いお店だ。

 お勘定は二人で三七九〇円であった。


所沢 居酒屋「百味」プロペ店
住所 埼玉県所沢市日吉町4-3 
電話 04-2921-0100
営業時間 11:00~22:30
定休日 無休
交通 西武池袋線・新宿線所沢駅下車徒歩4分



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蒲田 大衆酒場「ビートル」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第632回 2016年11月8日(火)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 蒲田 大衆酒場「ビートル」  

  ~ 大衆酒場としての機能をそろえた新大衆酒場~

  

  
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  蒲田の有名大衆酒場のすぐ近くに大衆酒場「ビートル」が開店したのは2015年11月16日であった。その日は、私の誕生日。縁を感じるのである。こちらのお店にはすでに三回訪問している。居酒屋巡りの師匠の一人テリー氏BAR「OVAL」のMマスターSAKURAの四人で訪問、次はやはり居酒屋巡りの仲間のビリー氏他の四人で再訪、それから一人で訪問。
 今回の訪問は四回目であり、大衆酒場「ビートル」開店一周年まで一週間という日であった。

 店は白い暖簾に大衆酒場「BEETLE」の文字とカブトムシの絵。店名は横文字表記である。白い提灯に黒文字で「酒と飯BEETLE」と書かれている。こざっぱりとした外観。
  
  

 その外観とは違い、店の外に置かれた白いアクリル看板「大衆酒場ビートル」と漢字とカタカナで表記されており、まさに大衆酒場的である。

  

 白い暖簾は清潔感があって良い。しかし、随時洗濯と数年に一度のリニューアルが必要かもしれない。昔は酒場の藍色の暖簾で手を拭いてしまう人がいたものだ。これだけ白いと逆にそういったことはしにくいかもしれない。

  

 入口を入ると目の前には二十人くらいが座れる「コの字カウンター」がある。このカウンターは独り客にとって助かる席である。コの字の中を若い女性が行ったり来たりして、客の注文を聞き、酒やつまみを運んできてくれる。コの字カウンターの入口辺りの先端部分に座った。店の奥の右手の大きなテレビもよく見える席だ。

 ホッピーセット氷なし(三七〇円)を頼んだ。
 ホッピーもそうだけれど、キンミヤ焼酎とレモンサワーやバイスなど様々な割りものを自由に組み合わせる飲み方ができる。
 強炭酸ハイボール(三二〇円)というものもあって、ビートル1号 (強炭酸ハイボールとビール)(三八〇円)、ビートル2号 (強炭酸ハイボールと生姜)(三八〇円)、ビートル3号 (強炭酸ハイボールと胡椒)(三八〇円)といった変わった飲み方も提案されている。

 ホッピーセット氷なしに合わせてポテトサラダ(三二〇円)。ポテトサラダには揚げたポテトチップスが四枚刺さっている。食べる度にいつも面白いと思う。定番の一品だ。

 豚串のカテゴリーからカシラ串(一四〇円)と豚タン串(一三〇円)、鶏串のカテゴリーからぼんじり串(一三〇円)を選んで注文。

 ホッピーと一緒に大ぶりの串焼きを食べる。どんどん食べてしまう。
 私の目の前のカウンター端の大鍋で煮込が煮込まれている。時々、笑顔の若い女性が混ぜにくる。若い男性一人客が多い。彼女が来ると何かしか注文をする。コの字カウンターの威力か。

 シメサバ(三二〇円)を食べたくなり、合わせるのは日本酒。
 四四〇円均一で二十二種から選ぶ地酒のメニューを見る。
 山形県酒田市の麓井酒造麓井(フモトヰ(四四〇円)。
 
 すべて食べ終わり、帰ることにしてお勘定をお願いする。

 「ありがとうございます、締めのスープありますがどうですか?」と聞かれた。

 それはやはりいただくべきである。
 スープを飲んでいるうちに計算ができていた。
 レシートがきちんと出されるのだ。

 最後に消費税八パーセントの一四八円が付いて一九九八円、そこから消費税追加後の金額の端数八円を切ってくれたようで実際の支払いは一九九〇円であった。明朗会計である。

 午後六時十分から六時四十五分まで、三十五分の滞在。
 五反田にも支店があり、鶴見の大鶴見食堂とも同系列とのこと。
 店の奥の方の席ではにぎやかな声を発するグループ客もいるけれど、私のような独り客は手前のコの字カウンターに座れ、新興勢力の大衆酒場でありながら落ち着く店であった。
 出店場所も有名大衆酒場のすぐそば、メニューも豊富で、日本酒にも力を入れ、日常的に通いたくなるよう、大衆酒場としての機能をそろえた、「よく考えてあるお店」である。



蒲田 大衆酒場「ビートル」 (大衆酒場 BEETLE)
住所 東京都大田区西蒲田7-4-3 ソシアルプラザ 1F 
電話 03-6428-7375
営業時間 [月~金] 16:00~.24:00 [土・日・祝] 14:00~24:00
定休日 無休
交通 JR蒲田駅西口から徒歩2分/東急池上線蒲田駅徒歩2分/東急多摩川線蒲田駅徒歩2分



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「居酒屋探偵DAITENの生活」2017年 新年の御挨拶

Life of the izakaya detective DAITEN
「居酒屋探偵DAITENの生活」2017年 新年の御挨拶




  謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 

 「居酒屋探偵DAITENの生活」もちょうど8年半となり、メインカテゴリーの「居酒屋探偵DAITENの生活」第631回、紹介店も463店となりました。また、アクセス数も1460000カウントを越えました。これも、読者の皆様のおかげと思っております。
 書きかけのまま止まってる原稿も多く、記事の執筆が遅れております。 申し訳ございません。
 また、横浜方面に偏った内容なので今年は東京城南地区をもっと紹介してゆきたいさ思っております。


 皆様、今年も「居酒屋探偵DAITENの生活」をよろしくお願いいたします。

                   居酒屋探偵DAITENこと、新岳大典(aratake daiten)



 地域別に見ていただくには【居酒屋地域別一覧表】を御覧下さい。
 第1回から振り返って見ていただくには、【時間順一覧表】もございます。
 さらに、【がっかり集】も御笑覧ください。よろしくお願いします。


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ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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自由が丘 焼き鳥「やっちゃん」 第4回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第631回 2016年10月29日(土)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】


 自由が丘 焼き鳥「やっちゃん」   第4回


  ~ 自由が丘の今昔 ~


  
 


  
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 自由が丘はのある街である。私が始めてこの街に来たのは小学校四年生。当時は世田谷区民だった。親から離され、三浦半島にある身体の弱い小学生が健康になる為の学校、「養護学園」に入る為、荷物をもって自由が丘駅前に集められた。親とは改札口で別れ、教員たちに引率されて三浦海岸へ向かったのである。自由が丘は私の目に明るく眩しい場所に映った。しかし、十歳の少年が一ヶ月に一回の面会日の数時間しか親に会えない場所へ向かうのだから、まるで「刑務所」へ入所するような気分であった。
 その後も何かというと、印象に残る出来事がこの街で起こるのだった。

 SAKURAと一緒である。自由が丘のロータリー側正面口改札を出て右手へ、東横線の線路沿いに建つ細長いビル、「自由が丘デパート」の入口が見えた。入ってすぐ右手のエレベーターに乗る。
 エレベーターを三階で降りると、右へ長い廊下が続いている。一軒目が焼き鳥「やっちゃん」。廊下側にいくつか四角い小窓があって、中の気配が解るようになっている。
 左手の赤い暖簾をくぐって、入口から中に入ると目の前にカウンターがあり、右の方で奥へ曲がったL字カウンターになっている。

   ← 自由が丘 焼き鳥「やっちゃん」

 入ってすぐの辺りに二人で座る。右手に先客の男性が一人。まだ、午後五時前なので空いているのだ。
 
 「どうも、お久しぶり・・・赤星ください」
 
 まずは、サッポロ瓶ビール赤星大瓶(六〇〇円)である。

 すぐに焼き物である。
 かしら(一二〇円)、たん(一二〇円)、はつ(一二〇円)を各二本。

 今日も焼き物がうまい。飾り立てるようなことはものは何も無い、ただ、うまいのである。

 ビールの後は、定番のトマト割り(四〇〇円)である。

 マスターと城南地区の様々な居酒屋の話をする。
 
 「新しく△△に出来た○○はどうですか」
 「○○は元々は□□に本店があって、それが増えて今は・・・」

 といった話である。

 三杯目に、やはり、レモンサワーを頼んでしまった。
 いつもながら焼酎が濃い。危険である。
 キンミヤ焼酎がホッピーグラスの上下二個ある星印の上の星印よりさらに上まで入っている。
 うまい。そして、強い。

 おつまみ南部せんべい(四〇〇円)も頼んだ。

 並びに女性の常連客らしき方がいらした。
 なんとなく、マスターとの会話に加わる。

 「以前にお会いしたことありますよね」とSAKURAが相手の方に伝えると、やはり正解であった。

 自由が丘の隣の駅、都立大学の立ち飲み「ホームラン」で、やはり、五年ほど前にお会いしたことがあるそうだ。
 そこから東横線沿線の立ち飲みや居酒屋さんの話になる。これぞ酒場ファンの口コミネットワークだ。
 ネット上では話せない裏話などが次々に出てくるのが面白い。

 それから、長年自由が丘にいらっしゃるマスターも加わって、一九八〇年代にまで自由が丘にあったジャズ喫茶「ファイブスポット」の話になる。
 ジャズ喫茶「ファイブスポット」は自由が丘駅の西口側の南風ビルの地下、現在はカラオケになっているところにあった。ジャズ評論家いそのてるお氏が経営、 昼間は音楽喫茶、不定期にジャズのライブ演奏があった。ジャズ評論家だった大橋巨泉氏も出入りされていたそうである。

 日本盛生貯蔵酒(六〇〇円)と塩辛(三五〇円)で締めにすることにした。

 午後五時から六時半まで一時間半ほどの滞在。
 お勘定は二人で三四〇〇円であった。

 外に出る。
 「やっちゃん」の入っているのは自由が丘デパート
 当時、母親に連れられ、その中のスポーツ用品店に行き、買い物をしたことを思い出す。
 運動靴か何かを「養護学園」へ行く前に買ってもらったような気がする。
 浮き立つ気持ちの買い物ではなく、気分が落ち込んでいたことを思い出す。
 あれから四十八年が過ぎた。






自由が丘 焼き鳥「やっちゃん」 
住所 東京都目黒区自由が丘1-28-8 自由が丘デパート3階 
電話 090-2627-6333
営業時間 16:00~24:00
定休日 水曜日
交通 東急東横線・大井町線自由が丘駅から徒歩1分


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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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