蓮沼 立呑処「勘蔵」第4回

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第221回  2009年5月30日(土)  【地域別】  【時間順】  【がっかり集】



蓮沼 立呑処「勘蔵」  第4回

    蓮沼立ち飲み勘蔵外観

 
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 3周年記念「勘蔵ライブ」

 蒲田周辺を色々と巡り歩いてから、もう少し呑みたいと思い向かったのは多摩堤通り沿いにある立呑処「勘蔵」であった。ところがこの「もう少し・・・」というのがまったく守れなかったのである。
 中に入ると、カウンターの奥にお客さんが二名いらっしゃる。カウンターの中には、お正月はお会いしたけれど、前回はいらっしゃらなかった女性の方。奥にマスターの関さんがいらっしゃって目があった。笑顔が今日も素敵である。
 まずは、ホッピーセット(400円)を氷無しでお願いする。冷えたビールジョッキと焼酎とホッピーが出てくる。目の前の「釣り銭入れ」に千円札を二枚入れる。「勘蔵」さんはそのつどお支払いをする方式である。
 つまみは、いつも食べる魚肉ソーセージ(150円)。ちゃっと炒めてくれるのがうれしい。
 テーブルの上に「3周年記念ライブ」のチラシを発見した。内容は次の通り。マスターの関さんの顔のイラストが魅力的である。

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お客様に感謝をこめて3周年記念「勘蔵ライブ」
 2009年6月14日(日) OPEN 17:30 START 18:00
 場所/Studio80オッタンタ TEL 03-3738-0080
 料金/1000円 ( 1 drink付)
出演/鷹野淳・飯田バンド・DJ明石・DJ木山・他多数
 関マスターのスッポン解体ショーもあります。
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 次に頼んだのは、はるさめサラダ(150円)である。「春雨」とは美しい名前の食べ物であるといつも思う。カウンターの中では「煮込み」を作っているようであった。
 女性に「煮込み好きですか?」と聞かれる。「もちろん」と答える。
 2杯目はハイッピーセット(400円)をいただいた。
 「氷は入れます?」と関さんに聞かれる。
 「ハイッピーは氷入れちゃってください」と答える。
 ホッピーは氷を入れないのに、ハイッピーは氷を入れた方が好きなのである。レモンテイストのハイッピーは氷を入れた方がうまいのである。
 「誠に面倒くさい奴で申し訳ないです」と言う。



 蒲田発レガッタと妄想CM

 常連の皆さんとの会話で、マスターが煙草もギャンブルも何もしない真面目な方であることが解った。見たままである。
 煮込みを女性が作り、関さんが味見をする。出来上がったということなので煮込み(300円)をいただいた。大根、人参、こんにゃく。野菜豊富な煮物タイプの煮込みであった。
 メニューの中に「蒲田発、レガッタ(200円)ポッキー2本付き」と書いてあるのを発見。このレガッタというのは、蒲田のある店が発祥の飲み物である。試してみたくなり、女性に頼んでみるが出来たばかりのメニューなので作ったことが無いそうである。
 関さんが戻るのを待って、ジャワテイ割り(250円)をお願いした。これですでに三杯目になっていた。この「レガッタ待ち」の状態がこの日の私の調子を狂わせたようである。
外は雲り。しかし、まだ十分に明るい。気持ちの良い夕暮れである。

 常連の方は3人に増えていた。
 「コマダシソサワー」という飲み物を3人目の方が注文された。
 「どんな味ですか?」と聞くと、一口飲ませてくださった。風貌通りのやさしい方である。
 人の飲み物や食べ物を少しいただいてしまうのは、まるで、吉田類さんのようになってきてしまったと思う。
 「これは、まるでバイスですね」と言う。
 まさに、バイスに似た味である。

 マスターが買い物から戻ってこられた。他のお客さんが「レガッタ待ち」であることを伝えてくれる。早速、レガッタ(200円)をいただいた。背の低いグラスに氷と薄茶色の飲み物が入っており、グラスの中にポッキーが2本立ててある。
 このレガッタという飲み物は、実は、焼酎のウーロン茶割のように、ウイスキーをウーロン茶で割ったものである。飲んでみると飲みやすい。ウイスキーの方がアルコールの度数が高いので、飲み方によっては危険な飲み物となるに違いない。

 サントリー「レガッタ」を推奨しないのが不思議である。サントリーとしては、ウイスキーとサントリー・ウーロン茶が一緒に売れるので、実に好都合な飲み物ではないかと思う。さらに、ポッキーを売っている江崎グリコにとっても良いかもしれない。流行りのコラボCMを「サントリー」と「江崎グリコ」がすれば良いと思う。
 ボート競艇をこぎ終えた大学生のさわやかな青年。その直後の居酒屋。かわいい彼女と二人。うまそうにそれを飲む青年。「それ何?」「レガッタっていうんだ・・・」。微笑む彼女。「どうして、ポッキー2本なんだろうね」などとつぶやく青年。彼女が黙って、一本を青年の口に入れ、自分が一本を食べる。微笑む二人。こんな感じのCMが頭に浮かんだ。
 


 姫様登場 そして 突然の店内ライブ

 ギターをもった男性とその奥様がいらっしゃった。いかにもミュージシャンという感じの風貌の方である。共に気さくな素敵な御夫婦である。淳さんという方で、前述の勘蔵ライブの中心メンバーであるとのこと。
 その後に、一人の女性客の方が登場された。淳さんとは面識があるらしく、お話をされている。なんとなく私も話に加わってしまった。
 しばらくして、女性の一人客の方がワインを一本とられた。女性がワインの一本飲みというのは珍しい。しかも、ここは立呑処「勘蔵」である。「おやっ?」と思った。
 最初に店に入られた時から実は「探偵の勘」が働いていた。それでも間違ってはいけないので何も言わずにいたのである。隣はさんとおっしゃるミュージシャンの方である。当然、音楽の話になった。すると、その女性からプログレ(プログレッシブ・ロック)の話が出たのである。
 これが決めてであった。「もしかして姫様ですか?」と聞いてしまった。やはり、そうであった。その方のブログはいつも参考にさせていただいていた。
 以前に、第158回荏原町 やきとり・立呑み「きむきむ」の回で、接近遭遇寸前というエピソードがあったけれど、お会いするのは始めてであった。
 姫様にお会い出来たことでうれしくなってしまい、ブログ「居酒屋探偵DAITENの生活」の名刺を配りだしてしまったのである。本来の「お調子者」の性格が表に出てしまい、「己を隠して酒を飲む」はずの居酒屋探偵にとってあるまじき行為におよんだのである。
 この時点で私は入店2時間を越えていた。これもまた長居をしないというポリシーからはずれた行為である。反省である。

 店内カウンターはかなり一杯になってきた。ここで、淳さんがギターをとりだし、「ヨコハマBJブルース」を歌って下さった。素敵である。これが始めて「勘蔵」さんに来た時にうかがった時々ある「店内ライブ」であったのか。しかも、前述の3周年記念の「勘蔵ライブ」の発起人は、この方であった。私も行ってみたいと思うのであるが、その日は仕事がらみの旅行のスケジュールが入ってしまっている。残念である。

 立呑処「勘蔵」は楽しい場所である。こういう店があってもいいじゃないかと思う。緑茶割(250円)と枝豆(150円)で締めとした。
 とても安いお店なのに、千円札を三枚以上使ったように思う。しかし、途中から酔ってしまい、飲み物の正確な杯数は把握出来ていない。反省である。

 色々と反省をしながらも「楽しかった」という気持ちが残っている。マスターのさんの人柄がそうさせるのか、「勘蔵」さんの最大の財産は「人」そのものかもしれない。


立呑処「勘蔵」に関する過去の紹介記事
第3回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第191回 2009年3月15日(日) 
第2回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第166回 2009年1月1日(木)
第1回紹介 居酒屋探偵DAITENの生活 第156回 2008年11月8日(土)

蓮沼 立呑処「勘蔵」
住所 東京都大田区西蒲田7-9-5
電話 ?
定休日 年中無休
営業時間 16:00~26:00
交通 東急池上線蓮沼駅下車徒歩3分。


ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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蒲田 立ち呑み「うなぎ家」

居酒屋探偵DAITENの生活 第220回  2009年5月30日(土)       【地域別】  【時間順】



蒲田 立ち飲み処「うなぎ家」

  蒲田うなぎ家外観

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 土曜日の午後、東急多摩川線沿線を歩いてみることにした。
 多摩川線は東急東横線の多摩川から蒲田に至る路線で、間に沼部、鵜の木、下丸子、武蔵新田、矢口渡があり、全線で7駅の短い路線である。
 まずは、沼部駅まで歩いて行き、電車に乗って武蔵新田で降りてみることにした。武蔵新田の町を歩き廻ったのは午後2時頃であった。気になる居酒屋が数軒あったが当然まだ開店時間ではない。武蔵新田駅の蒲田方面の改札を出て、踏切を渡り歩いてゆくと五又路に出る。その五又路の一角に以前から気になっている古い建物がある。それは「蒲焼割烹 山縣屋」という鰻屋さんであった。正面の入口は閉まっている。「土曜日は休みなのかな」等と思い、店の外観を眺めているうち、店脇の小さな入口に白い紙が貼ってあることに気づいた。その白い紙の内容を読むと5月一杯で閉店することになったという。さらに、この日は予約の方のみの営業であるということも書いてあった。永年の常連さんたちと別れを惜しむ為の営業なのかもしれない。そんなことを思っていると、一台のタクシーが目の前で止まり、中から御高齢の夫人が出てこられ、何の躊躇いもなく脇の小さな入口から店に入っていかれた。まさに永年の常連の方に違いない。

  武蔵新田山縣屋 武蔵新田「蒲焼割烹 山縣屋」

 武蔵新田から再び多摩川線に乗って、隣の矢口渡に移動、矢口渡の周辺も歩いてみた。矢口渡にも入ってみたいと思わせる焼き鳥店があった。しかし、まだ営業時間ではない。また、多摩川線に乗り、終点の蒲田駅まで移動した。
 武蔵新田「山縣屋」のことが頭にあって、散歩の後に向かったのは東急線の蒲田駅の脇にある、うなぎの串焼きを食べさせる立ち呑み店「うなぎ家」であった。「うなぎ家」という直截な店名が面白く、今まで何度か入ったことがある。しかし、常連の方々で十分繁盛している様子のこちらのお店を書くのがなんとなく躊躇われ。ところが最近、情報誌に紹介されているのを発見、もう書いても良いのではと思ったのである。

 今の季節、立ち飲み店の入口は開け放たれている場合が多い。ゆえに、煙草の煙に悩まさせる率も低くなる。気持ちの良いこの季節は、最も立ち飲み店に入りたいと思う時期である。入口を入ると「L字カウンター」が左手にある。左の横側に3人、右の縦側に6人ほどが立てば一杯である。カウンターの中の調理場には、「若い頃は女性にもてただろうなあ」と思わせる、ちょっと強面のマスターと小柄なママさんの二人がおられる。
 左手の横側に1人、右手の縦側に3人の男性が立っておられた。左手の若者以外は皆さん常連の方のようである。

 まずは、チューハイ(300円)を頼む。 つまみは、うなぎ串焼き(220円)とイカ焼き(220円)にした。イカ焼きは、イカのゲソを焼いたものとかではなく、イカ入りのお好み焼きのようなものである。
 うなぎの串焼きを食べて、イカ焼きが来たところで生ビール中(380円)を追加した。
こちらのお客さんたちはお互いによく話をする。後から女性のお客さんも加わり、店内は盛り上がってゆく。店の狭さがお互いの距離を縮めてくれるのかもしれない。
 お店にお豆腐屋さんがご用聞きに来たり、小学校の運動会が中止になった話が出たり、地元の皆さんの人と人の生活を感じさせる会話に心が和み、ヨソ者の私もまたゆっくりと心地よい酔いに包まれてゆくのであった。

 3時40分から4時10分まで30分ほどの滞在。お勘定は1,120円であった。

 さて、こちらの店では「一軒二杯二品」を守ることが出来た。しかし、この後がいけなかつた。最近、特に気に入っている立ち呑み店に向い、そこで、居酒屋探偵としてもあるまじき行為に出てしまったのであった。

 (つづく)


蒲田 立ち飲み処「うなぎ家」
住所 東京都大田区西蒲田7-64-6
電話 03-3734-0228
定休日 第一・第三日曜日
営業時間 月曜~土曜 15:00~23:00 日曜日 15:00~21:00
交通 JR蒲田駅下車徒歩2分、東急池上線・多摩川線蒲田駅下車徒歩2分

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新橋 海鮮料理「魚金三号店」

居酒屋探偵DAITENの生活 第219回  2009年5月28日(木)       【地域別】  【時間順】



※2009年5月29日 280,000カウント通過 感謝!

新橋 海鮮料理「魚金三号店」

  新橋魚金三号店外観      にほんブログ村 グルメブログへ ←「東京食べ歩き」参加中。

 新橋西口の飲み屋街をスマート・ディスクさんと歩いた。一軒目がもつ焼きであるから、二軒目は刺身にしようと選んだ店は、様々な飲み屋がたくさんある中、最近店舗数も増え、いつも混んでいる人気店「魚金」グループである。ずっと以前、新橋「魚金」のどこかの店に入ろうと、ASIMO君SAKURAと共に彷徨い、まったく入れなかったことがある。その時と同じ状況になった。そんな中、駅に一番近い「魚金三号店」の一階席に空き席を発見した。ここは魚金の中でも一番狭い店に違いない。一番奥にカウンター席6席ほど、その手前にテーブル席がいくつかある。とても隣と近いテーブルで、全席埋まるとお店の人が料理を運ぶのも大変な様子である。

 すぐに、店に入り二人であることを告げる。「どうぞ」と言われ、空いていたカウンター席に座る。ちょうど入れ替わりの時間であったのかテーブル席にも空きがあった。しかし、その席もすぐに埋まってしまった。我々は何も言われなかったがグループ客は時間制限をされていた。
 まずは私は生レモンサワー(480円)、スマート・ディスクさんはウーロンハイ(450円)を頼んだ。
 注文の仕方が独特である。刺身3点盛りを頼んだ。まずは、メインとして3種類の中から一品を選ぶように言われ、活イサキを頼んだ、後はお任せで出てくるのである。
 生レモンサワーとウーロンハイで改めて乾杯。やはり、前回のお店にはスマート・ディスクさんも驚いていた。
 色々と仕事関係の話をしていると、そこに刺身の三点盛りがやってきた。スマート・ディスクさんも「これはちょっと凄いですね・・・」とびっくりした様子であった。
 三点盛りといいながら、メインの活イサキをはじめ、甘エビ、カツオ、シメサバ、鮪オオトロ、鮪赤身、帆立、殻付生カキの合計8種類が四角い大皿に盛ってある。これで1280円は安い。
 スマート・ディスクさんも感銘を受けたらしく、「この店は覚えておきます」との感想であった。

 リピーターが多く混み合う理由は、この刺身盛り合わせを見た時のインパクトの強さ、驚きを感じた人が、友人や同僚を連れてきて、その驚きを共有したいからではないだろうか。私もはじめて魚金の刺身盛り合わせに出会った時は本当に驚いた。そして、刺身以外の料理も量が多い。
 この春、五反田の「煮・炊 魚金五反田2号店」開店時に行った時に見た厚焼き玉子は、まな板のように巨大な長方形で、その姿に驚かされたものである。そこで厚焼き玉子(480円)を頼む。しかし、出てきた厚焼き玉子は、幅の狭い細長い皿に、切り分けた後、品良く斜めにずらして盛りつけてあった。ややインパクトに欠ける。こちらの店はテーブルが狭く、あの時のような真四角の大きな厚焼き玉子を置くのは無理なのかもしれない。

 因みに、魚金五反田2号店を訪問した時のことを記事にしなかったのは、所謂、しゃれた造りの店構えが私のブログに掲載するにはそぐわない店である、と判断したからである。今後も当ブログでは、若い女性が喜ぶような素敵でしゃれた感じの店は、出てこないと思っていただきたい。

 さつまあげ(550円)は、魚のうま味がちゃんとあって、とても美味しかった。
 二杯目はウーロンハイを一杯ずつ。
 お酒はどちらかといえば高めの値段設定、刺身以外のつまみ類は量が多く、したがって単価は高めである。やはり、魚金は四人程度で来て、六点盛りと書いてありながらそうではない、大盛り刺身盛り合わせを一品とって、酒類はサワーや日本酒は飲まず、瓶ビール大(530円)を呑みながら刺身を一期に食べて、さっと河岸を変えるのが一番良い。お店としては原価率の低いサワー類を呑んでもらわないと採算が合わないかもしれないが、回転率が上がれば店側も良いのではないだろうか。この日もグループ客の方々が時間制限をされていた。いつも混み合い、なかなか店に入れないことも多く、時間制限がある。やはり、落ち着いて呑みたいという人は無理かもしれない。最後はたる酒を揃って頼み、締めとした。

 8時20分から10時10分まで、1時間50分ほどの滞在。お勘定は二人で6,320円であった。私としては長い滞在時間となってしまった。
 次回は仕事がらみではない話でもっと盛り上がりましょうと約束して、スマート・ディスクさんと新橋の駅前で別れ、山の手線に乗り込んだ。

   新橋魚金三号店看板

新橋 海鮮料理「魚金三号店」
住所 東京都港区新橋3-20-6
電話 03-3437-2861
定休日 無休
営業時間 月~金17:00~23:30 土16:30~23:30 日・祝16:30~23:00
交通 JR新橋駅下車烏森口徒歩1分


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新橋 もつ焼き「くら島」

居酒屋探偵DAITENの生活 第218回  2009年5月28日(木)     【地域別】  【時間順】 


新橋 もつ焼「くら島」

  新橋くら島外観       にほんブログ村 グルメブログへ ←「東京食べ歩き」参加中。

 長い間お世話になりながらお酒を呑む機会もないままにいた方と始めて呑むことになった。場所はお互いのテリトリーの中間点にある新橋ということになった。本名をここに書く訳にもいかず、A氏とかB君というのも興醒めなので、御本人の了解を得た上でネットネーム「スマート・ディスクさん」と呼ばさせていただく。スマートな外見、ハードディスクのように知識を蓄積しているという点で銘々させていただいた。
 スマート・ディスクさんにお聞きすると、特にこれといって好き嫌いも無く、親父系酒場にもまったく抵抗がないということなので、酒場を探して新橋西口界隈をずいぶんと歩いた。あいにくの雨模様でありながらどの店も混んでいる。

 「出来ればゆっくりお話をしたいですね」という言葉で思い出したのがビックディッパービルの裏側にあるもつ焼「くら島」であった。新橋駅烏森口を出て、烏森通りを西に歩いてゆく。最初にある大きな交差点を南側に渡って、さらに西側に渡った角に「ビックディッパービル」というサウナなどが入ったビルがあるので、その脇を南へ歩く。

 「ビックディッパービル」の真裏、最初の路地を右に曲がると、右手すぐに第196回で紹介した立ち呑み「新橋へそ五反田店」の本店、立ち呑み「新橋へそ」がビルの裏に張り付くようにある。因みに、「新橋へそ」は新橋周辺に計4店ある。その前を通り、最初の十字路を左に曲がると、すぐ右手にもつ焼「くら島」がある。入口は独特の格子状になったガラス戸である。高い位置にある看板以外は、照明が本当に暗いために、店そのものを見落としてしまいそうである。

 mariruuさんのブログ「さて、今夜はどこ行く?」や浜田信郎さんのブログ「居酒屋礼賛」などで店内の様子やお店の方の人柄などは解っていた。でも、スマート・ディスクさんは何もご存知ない。そこで一言。
 「ここの女将さんは、ちょっと無愛想ですけど、気にしないでくださいね。」
 スマート・ディスクさんはちょっと怪訝な顔をされていた。

 恐る恐る扉を開けて入る。左手には7、8人ほどが座れるカウンターがある。カウンター席に男性客が二人座っていた。左手の焼き台前に眼鏡をかけたマスターがいらっしゃる。カウンターの一番奥に立つ小柄の女性が女将さんらしい。
 右手にテーブル席が二つあった。電源の入っていない古いテレビの置かれたテーブルに向かいあって座ることにした。私は一番奥の店全体を見渡せる場所に座った。脇の壁に古いフォークギターが掛かっている。裸電球の下がる天井には三枚羽根古い扇風機。茶色く変色した短冊の文字は良く読めない。その隣にどなたかの写真が飾ってある。古いお店には物語がある。一つ一つ聞いてみたいとも思うのだが女将さんにすぐに話してもらえるとは思えない。またの機会としよう。

 ビールをお願いした。瓶ビール大瓶(530円)とグラスを女将さんがもってきてくれる。
 「それから・・・もつ焼きを6本、塩でお願いします」
 何を何本と指定するには、こちらの店での修行が足りないと思ったので、本数でお願いしたのである。
 女将さんは焼き台のマスターに「もつ焼き6本、塩で」と伝える。
 「あいよ、もつ焼き6本、塩」とマスターが答える。普通である。

 もつ焼きは普通に美味しかった。1本100円である。ビールを飲みながら色々と仕事がらみの話をした。瓶ビールをもう一本もらう。
 いか焼き(120円)も2本頼んだ。しかし、やがて女将さんが持ってきた皿の上には、いかを串に刺して焼いたものが一本だけ乗っていた。
 「いかが無くなっちゃったんで一本だけです」とおっしゃる。

 味わいある店内の様子は実に心和んだ。ゆっくり話をしようという気持ちで入ったお店である。人の話に入り込んでくるような元気過ぎる女将さんよりも、こちらの静かな女将さんのような方がかえって良かったのである。予想通り、じっくり話をすることが出来た。

 カウンターに常連らしきお客さんが増えてきた。一本のイカをスマートディスクさんと二人で食べて、ビールを飲み干し外に出たのは8時過ぎであった。
 一回転目の皆さんがお帰りになったかもしれない。次の店の名前は頭にあった。しかし、人気の店である。果たして入れるであろうか。

 午後7時20分から8時10分まで50分ほどの滞在。お勘定は二人で1,780円であった。

 (つづく)

  新橋くら島看板

新橋 もつ焼「くら島」
住所 東京都港区新橋3-10-4
電話 03-3433-6595
定休日 土曜・日曜・祝日休
営業時間 18:00~22:00
交通 JR新橋駅下車徒歩3分

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ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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千鳥町 居酒屋「浮かれ海老」

居酒屋探偵DAITENの生活 第217回  2009年5月27日(水) 【地域別】 【時間順】 【がっかり集】




千鳥町 居酒屋「浮かれ海老」

  ~ ビールのようでビールじゃない、焼酎で割るけどサワーじゃない、ホッピー、焼酎一杯付き ~


  千鳥町うかれ海老外観 


 
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 東急池上線沿線には黒湯温泉に入ることのできる銭湯が多い。
 黒湯(くろゆ)とは、昔、海であった地域で海草植物の化石(泥炭など)が地下深くで水に溶け込んで黒くなったもので、成分は重炭酸ソーダメタケイ酸など、塩味があり素肌をつるつるにして、全身を暖める効果がある。この地下水をくみ上げ暖めたものを浴槽に入れたものを「黒湯温泉」という。
 池上線沿線でも旗の台、石川台、御嶽山、久が原、池上、蓮沼、蒲田の各駅の近くに「黒湯温泉」が点在している。私はいつもは御嶽山駅近くの線路脇にある「調布弁天湯」まで歩いてゆく場合が多い。
 この日、首を少し痛めた為、夜九時になって「調布弁天湯」を目指して歩き始めた。しかし、御嶽山駅前まで行って気が変わり、池上線に一駅だけ乗って久が原駅で下車、駅のホームから見える場所にある「益の湯」に入ることにした。
 
 「益の湯」の湯船は普通の銭湯よりも奥行きがあり、黒湯白湯の二つに分かれている。白湯は背中や足に気泡を当てられる座湯と電気風呂に、黒湯の方は「ぬるめ」と「あつめ」になっていて、「ぬるめ」の方は浅く、下から強い泡が吹き出している超音波風呂になっている。黒湯の方は熱く深い。
 
       ※    ※    ※

 黒湯によくつかったおかげで首の痛みも癒され外に出た。
 久が原界隈の店を探す気持ちもあったが、踏切が鳴って蒲田方面へ向かう電車が来た為、急いで乗り込んでしまった。そして、隣の千鳥町駅で下車、駅周辺を少し歩いた後、五反田方面の改札口前にある居酒屋「浮かれ海老」に入ってみた。名前がユーモラスなので、気にはなっていたのであるが、店に入ることは無かった。

 間口の割りに奥行きがあって、思いの外広い。入ってすぐ右手にテーブル席が二つ。先客の皆さんがそれぞれ座っておられた。左手の調理場を見ながら奥へ行くと、左手はカウンター席、右手は3卓ある小上がり席になっている。奥にゆくにしたがって幅が広くなっている「小上がり席」の一番奥には、作業服を着た男性3人のグループ。カウンター席は真ん中が調理場への通路になっていて、4席ずつ二つに分かれているのが面白い。

 店内には、スタンダード・ジャズがBGMとして流れている。ジャズが流れているような店は、照明を暗めにしている場合が多いのであるがこちらの店はとても明るい。
 女性の方が飲み物の注文にきてくれた。まずは、ホッピーセット(430円)を氷無しで頼む。突き出しとして大根のカクテキが出てきた。
 リターナル瓶ではないコンビニで売っているタイプの冷えたホッピーの瓶。ビールジョッキに焼酎が入ったもの、それからガラス製の酒器に、焼酎が入ったものの三点セットが出てきた。いわゆる一冷の状態である。焼酎の濃いホッピーを飲みたいとは思わない方なので、この組み合わせは助かる。後で外(ホッピー)を頼んで2杯目を飲めるからである。
 壁に「ビールのようでビールじゃない、焼酎で割るけどサワーじゃない、ホッピー、焼酎一杯付き、430円」とある。ホッピーがどういう飲み物であるか知らない人の為に良い広告文である。

 ホッピーを一口飲んでから食べ物メニューに目を通した。かしらなんこつとりをお願いする。価格は120円。一本ずつでも良いというので、そのようにお願いする。

 店内を眺めると、単純な四角ではなく、中央の部分が少し狭くなっていて、ガラスの向こうに坪庭がつくってある。入口から奥にかけてある長い調理場に男性二人、接客担当の女性も調理場で卵焼きを焼くなど調理をされていた。

 生桜えびのおろし添え(500円)を頼み、ホッピーの外を頼んだ。
 久しぶりに食べる桜えびがうまかった。全体に魚介類のつまみが豊富な店である。もつ焼きと魚の両方が食べられる店は基本的に私の好きな居酒屋の形である。
 小上がり席の常連の方がお勘定の時、お店の女性を「○○ちゃん、お勘定お願いね」いう風にちゃん付けで呼んでいた。なんとなくうらやましい気もする。己を隠して酒を呑む居酒屋探偵には、なれない立場である。
 やがて、入ってこられた男性がカウンター席に座って、ゆっくりメニューを眺めてから「生一つ」と言われた。私も同じである。居酒屋に入って、ビールの銘柄を気にせず、いきなり元気よく「生!」と言える人をうらやましいと思う。ただし、全員での乾杯までの時間を短縮する必要のある宴会の席では、ためらわず瓶ビールを頼むのがルールだと思っている。
 居酒屋「浮かれ海老」はメニューも豊富、酒類も豊富な店であった。

 午後9時55分から10時40分まで45分間の滞在。お勘定は1,940円であった。

  千鳥町うかれ海老看板

千鳥町 居酒屋「浮かれ海老」
住所 東京都大田区千鳥1-21-4
電話 03-3758-5799
定休日 火曜日 ※以前水曜日だった定休日が変わったとのこと。
営業時間 17:00~24:00
交通 東急池上線千鳥町駅下車徒歩20秒 ※五反田方面改札から見える。

 ※インターネット上に公式サイトがある。しかし、メニューの価格や定休日が古いままなので御注意いただきたい。


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ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

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テーマ : 居酒屋
ジャンル : グルメ

馬込 居酒屋「まごめ宿」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第216回  2009年5月25日(月)  【地域別】 【池上線】 【時間順】 【がっかり集】




馬込 居酒屋「まごめ宿」

  馬込居酒屋「まごめ宿」外観 
 
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 国道1号線を戸越から中延まで歩き、中延駅前の交差点を戸越公園方面へ曲がった。それから戸越公園駅前から南側に続く戸越公園駅前南口商店街の一番終わりの場所に出た。交番を右前に見ながら右に曲がると、第89回で紹介した「加賀屋」が右手にあり、さらに行くと第88回で紹介した居酒屋「伊豆屋」がある。さらに歩いてゆくと、左右に一軒ずつ前から気になっている店があった。今日のところはどちらにも入らずに、住宅街を都営浅草線の馬込駅を目指して歩いた。

 大森山王から馬込にかけての場所は、昔から馬込九十九谷」と呼ばれるほど坂の多い地域である。また、太田道灌が守りに適しているということで、ここに築城しようとしたが、あまりに山坂が多すぎて工事が難しく、現在、皇居のある江戸城の場所を選んだという話もある。もしも馬込に太田道灌が築城していれば、大田区馬込が「皇居」の位置であったかもしれない。
 たしかに、坂が多く、ウォーキングするには負荷があってかえって良いのである。

 都営浅草線は国道1号線の下を通っている。都営浅草線の馬込駅の東側は国道よりも高くなっており、西側は国道よりも低くなっている。ちょうど馬込駅への入口のある辺りに国道に面して古いマンションがある。そのマンションの二階部分辺りが国道の高さであり、そこからマンションの敷地内の坂道を降りてゆくと、一階が駐車場になっている。その駐車場の奥、マンションの下の方に一軒の店があった。
 ちょうど、国道を走るバスの中からこの店の看板がよく見えた。十年近く前から気になっていた看板なのである。看板には「まごめ宿」と書いてある。

 国道に面した部分がコンビニのサンクスになっているマンションの敷地内の坂道を降りてゆく。すると、私と同じように降りてゆく人がいる。坂の下から上がってくる人もいた。小さなマンションの駐車場なのに、どうして人通りが多いのか不思議であった。降りてゆくと、駐車場の奥に裏の地域へ降りられる階段を発見した。マンションの住人以外の人が抜け道として使っているのである。熱海温泉の路地裏を思い出した。

 店を外から見ると左手のマンションの建物の下側に入口がある。マンションの建物の下から半分はみ出るように店がある。その屋根にあたるところに「お食事、ちょっと一杯、まごめ宿」という看板がのっていて(写真)、看板の真下には格子のはめられた窓があり、その窓の上に丸い赤提灯が並んでいる。その格子窓と入口の間には、小さな屋根のついたかわいい赤提灯が腰ぐらいの高さで立っている(写真)。

   馬込居酒屋「まごめ宿」提灯

 まるで、小さな旅館の玄関のような入口である。開け放たれた入り口から中を覗くと、正面は調理場のようである。中に入り右に曲がると店の中がよく見えた。店の奥には大きなテーブルが置かれている。そのテーブルの真ん中が一段高くなっていて、その上にガラスがはめられている。大きなガラス板の乗ったテーブルの中には、たくさんの人形や土鈴など民芸品が並べられている。 ちょうど、四角いカウンターのような雰囲気である。10人くらいはこの廻りを囲むことが出来るかもしれない。

 この大テーブルの向こうから女性二人と男性一人のお客さんがこちらを見ている。お店の方がいないので、目のあった女性に、「どうも」と言いながら頭を下げた。先方の方もちょっとびっくりした様子で、「マスター、お客さんだよ」と言ってくださった。
 その大テーブルの手前に四人掛のカウンターがあり、右手には板の間の小上がりがあって、そこには六人くらいは座れるだろうか。小上がりの上にテレビがあり、何かのバラエティ番組をやっていた。

 マスターが調理場の奥から出てこられたので、荷物を置いてから「まずは、トイレを貸してください」とお願いした。すると、マスターが鍵を持ってきて、「うちのは外なんですよ」とおっしゃる。後について行くと、建物の外のマンションの下の部分に、離れたトイレがあり、ドアには鍵が閉まっていた。鍵を開けてもらい用を足す。外からかかる鍵は、駐車場を抜け道として使う不特定多数の人に使われないようにする為に違いない。

 店に戻り、マスターに促されて大テーブルの端に座った。飲み物はレモンサワー(300円)をお願いする。300円という価格は今時としては安い。
 店内は高級な小料理屋さんのような作りである。木や竹を使った壁は飴色に変色していて、それがいい味を出している。
 レモンサワーと一緒に、つきだし(400円)としてそら豆が出てきた。ちょうど良い茹で加減である。
 つまみは、やきとり(350円)と厚揚げ(350円)を頼んだ。まず、厚揚げが出てきた。熱々の厚揚げを口に含み、熱さに耐えかねてレモンサワーを口にする。うまい。

 さらに、男性客の方が登場。最初の三人の方と御一緒ではないけれど、やはり常連さんのようで、すぐに話の輪に入っていった。
 二杯目は、ウーロンハイ(300円)にする。厚揚げを食べ終わる頃、ちょうどよいタイミングでやきとりが出てきた。ネギ間になっており、肉が大きく美味しかった。添えてあるのがレモンではなく、オレンジであるのが面白かった。

 テレビのバラエティ番組は、日本テレビの「サプライズ」という番組であった。
 「人生最後の日に食べたいと思うものは?」というアンケートに答えるという番組である。自分がこの質問に答えるとしたら、その時の自分の健康状態はまったく考えず、場所は「小さな居酒屋」と答えたいと思う。そして、その店におでんがあったら「ちくわぶ」を食べるに違いない。出来れば、焼き鳥も食べたいと思う。変わった部位はいらない。鳥正肉で良い。

 店に入ったのは午後6時50分。すでに7時半近くなっていた。マスターにお勘定をお願いした。入口に行き、支払いを済ませると、奥の席から美女が声をかけてくれた。
 「まだ、飲み足りないんじゃないの?」とおっしゃる。
 「ちょっと、用事があるんで・・・」と言うと、
 「用事が終わったら戻ってきて」と言ってくださった。
 うれしい一言である。常連の皆さんの会話から察して、なかなか歴史のあるお店であることが解った。ちょっと入り難い場所かもしれないが常連の方に愛され続けてきた「隠れた名店」に違いない。

 午後6時50分から7時30分まで40分ほどの滞在。お勘定は1,700円ちょうどであった。

   馬込居酒屋「まごめ宿」看板

馬込 居酒屋「まごめ宿」
住所 東京都大田区東馬込1-23-4
電話 03-3773-8678
定休日 ?
営業時間 ?
交通 都営浅草線馬込駅下車徒歩1分


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池上 居酒屋「滝亭」

居酒屋探偵DAITENの生活 第215回  2009年5月24日(日)   【地域別】  【時間順】 



池上 居酒屋「滝亭」

  池上 居酒屋「滝亭」外観 

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 日曜日の夕暮れ時、sakuraと二人、東急池上線に乗って蒲田へ行った。
 蒲田駅周辺で買い物を済ませた後、蒲田のある居酒屋に入った。煮込みやもつ焼きを食べさせる店で、値段は安いけれど、特筆する物が何も無い。すぐに外に出ることにした。それから少し歩こうということになり、蓮沼方面へと向かった
 途中、第191回で3回目の紹介をした立ち呑み「勘蔵」の前を通る。四人ほどお客さんが入っていた。一軒目の店に行っていなければ、二人ともお気に入りの「勘蔵」であるからきっと入ったに違いない。しかし、まだ歩き足りないということで、池上線の線路沿いを池上方面へと歩いた。

 東急池上線は、元は池上電気鉄道と呼ばれた。池上本門寺への参詣者輸送の為に作られた池上電気鉄道は、1922年(大正11年)に開業した際、蒲田駅から蓮沼駅を経て、池上駅までの短い区間だけであった。その後、1923年(大正12年)に雪谷駅(雪谷駅と調布大塚駅が合併して出来た現在の雪谷大塚駅より五反田よりにあった)まで伸長、その後1928年(昭和3年)になって五反田駅までの全線が開通した。さらに、この雪谷駅から奥沢方面に新奥沢線という路線が出来て、雪谷駅から諏訪分駅を経て、新奥沢で終点となっていた。1928年(昭和3年)に開設、1934年(昭和9年)に池上電気鉄道が目黒蒲田電鉄に統合されてすぐの1935年(昭和10年)に廃線となった。

 池上駅まで到着したところで、やはりどこかで休みたいということになり、改札口のあるバス・ロータリー側ではなく、踏切を渡った側の線路脇にある古い居酒屋に入ることにした。その店は、串焼「滝亭」という店である。元々「養老乃瀧」であった店が現在の串焼「滝亭」に変わったのである。
 入口から入ると、左側に四人掛けのテーブルがあり、その向こうに六人掛けのテーブルが三つ続いている。カウンター席はない。入って右側に四角く区切られた場所があり、最初はお勘定場かと思ったのであるが、実はそこは串焼きを焼く場所であった。一番奥に調理場があり、壁の色なども茶色く変色していて、全体に古く渋い作りである。
 そして、店全体がやや左に傾いている。客の側の勝手な言い分であるが、リニューアルなどせず、壊れた所を修理しながら、是非このまま維持して欲しいと思う。
 「女性一人でも安心して入れる店」などという、最近流行りの言葉の似合う店になど変わらないでいただきたい。
 私は「女性が一人で入るには躊躇われる店」に、平気で入ることの出来る女性の方に魅力を感じてしまうのである。

 入口の四人掛テーブルに男性客が一人だけ座っていた。我々は入口から二つ目の六人掛けのテーブルに座った。壁にはガス管が敷設してあり、冬は鍋料理なども出来るようである。
 まずは、私は酎ハイ(320円)をもらう。sakuraは白鶴大徳利(380円)である。お通しはタコと胡瓜の和えた物。ツマミは、レンコンはさみ揚げ(420円)、みょうがとささ身梅肉和え(420円)の二つ。
 みょうがとささ身の梅肉和えが美味しかった。お酒に合う。レンコンのはさみ揚げもとても美味い。普通に美味く、普通に安いのである。
 メニューを眺めていると、ハムカツ(250円)もあった。東京城南居酒屋探偵団団員のcroquettepunchさんに是非お教えしたい。
 「ほれぼれするようなメニューだねえ」と私が言うと、sakuraは笑っていた。

 今日のところはビールは飲まなかった。しかし、ビールの銘柄はサッポロ黒生瓶ビール大(490円)である。スーパードライなどではないところが良い。
 養老乃瀧の「養老ビール」とは、サッポロ黒生瓶ビールのことであるから、この点は「養老乃瀧」時代の名残りかもしれない。
 大徳利(380円)をお代わりして、お新香(320円)を頼む。かぶ、大根、大根葉、胡瓜、人参、それぞれが普通に美味しい。
 私は、最後にライムハイ(350円)を頼んだ。ライムハイをゆっくり飲んで、さらにリラックス。
午後6時30分から7時50分まで1時間20分ほどの滞在。お勘定は3000円ちょうどであった。

池上 居酒屋「滝亭」
住所 東京都大田区池上6-8-9
電話 03-3754-3285
定休日 月曜休
営業時間 17:00~23:00
交通 東急池上線池上駅下車徒歩1分


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西馬込 焼鳥「千成」

居酒屋探偵DAITENの生活 第214回  2009年5月22日(金)   【地域別】  【時間順】 



西馬込 焼き鳥「千成」

   西馬込千成外観     にほんブログ村 グルメブログへ ←「東京食べ歩き」参加中。

 夏のような日がここ数日続いていた。金曜日の夕暮れ時、風が吹いて前日よりもだいぶ気温が下がっていた。そんな日は赤提灯が恋しくなる。都営地下鉄浅草線に乗って、終点の西馬込駅まで行った。以前、散歩の時に見つけ、その渋い外観が気に入って、目を付けておいた店を目指したのである。
 西馬込駅の南口改札を出ると、目の前は国道一号線。改札脇の道へは曲がらず、食品ストア「文化堂」の前を通って、次の角を右に曲がる。緩い坂を下りながら商店街をまっすぐに進み、三つ目の十字路を右に曲がると、左手にその赤提灯(写真)が見えた。
 店を正面から見る。比較的間口が広い。左側に焼き台、右側に入口がある。その右手に赤提灯が下がっている。焼き台から入口にかけて縄のれんがかかり、右側の入口には暖簾がかかっている。

   西馬込千成提灯

 中に入ると、左手の焼き台前から始まり、左奥で右に曲がり、右のトイレ前で終わるカウンターがある。いわば、調理場が客席を囲むような逆側L字カウンターだ。入って右手には、四人掛けテーブルが二つ。私は逆側L字カウンターの右端に座った。カウンター席の左縦列側に男性客が三人、少し離れて座って話している。カウンターの中は大将と女将さんの二人。
 レモンサワー(380円)をお願いする。おしぼりもちゃんとついてきた。レモンが一片入っているレモンサワーを一口飲んでから、焼き物をお願いした。なんこつ、若鳥、たんを塩で各1本ずつ、1本から頼めるのがうれしい。各1本100円である。さらに、シメサバ(380円)も頼んだ。
 新しく入ってこられる方もいる。入れ替わりに帰ってゆく方もいる。席を移動して寄り添う方々もいる。だんだんに集まってくる常連の皆さんがお互いに譲り合いながら席につく。互いを気遣う雰囲気がとても良い。

 2杯目は、茜(あかね)茶割り(400円)をいただいた。上品な甘さがある。女将さんに聞くと小豆の甘さであるという。後ほど調べてみた。茜茶とは、オーガニック小豆と天然水で作ったものらしく、天然カリウム、ミネラル、ポリフェノールを摂取できる健康に良い飲料であることが解った。

 焼き台の後ろの壁を見ると、営業日と営業時間が書いてあった。日曜と月曜が休みである。毎週の日曜月曜が連休というのは珍しい。営業時間は火曜から金曜が午後5時30分から午後10時まで、土曜日は午後5時30分から9時までと短い。
 三杯目は、芋焼酎「白金の露」お湯割(400円)にした。さらに、冷奴(300円)も頼む。
 気がつけば、満席に近い状態になっていた。それでも、常連の方達の会話はうるさくない。適度な音量であり、かえって心地よいくらいである。
 カウンターのお客さんがトイレに立った。カウンターの一番端の私が少し身体を引かないと通れない。「すみません」と言って、その方が通って行った。その様子を見ていた女将さんが離れたテーブルのお客さんに、「ありがとうございます」と言った。女将さんと私の目が合う。「あちらのテーブルの方が・・・通れるようにテーブルを引いてくれたんですよ」とおっしゃる。女将さんが小声で「みんなやさしい・・・」と言う。私も思わず微笑んでしまった。人気(じんき)が良い店とはこういう店のことかもしれない。
 
 初めて入った店で、ゆったりとした心地よい一時を過ごすことが出来た。この幸福に感謝である。

 午後6時15分から7時15分までの1時間の滞在。お勘定は2,160円であった。

 帰る途中、商店街の外灯に「馬込文士村商店会」と書いてあるのを見つけた(写真)。
 大正末期から昭和初期にかけて、現在の南馬込から大森駅近くの山王にかけての地域に多くの文士や芸術家が住み、互いの家を行き来して交流を深めた話は有名である。その為、この辺りを「馬込文士村」と呼ぶようになったのである。詳しくは「馬込文士村へようこそ」というサイトがあるのでご覧頂きたい。

    馬込文士村商店会

 この後、買い物を済ませ、夜の町をほろ酔い気分で歩いた。少し酒が入っていると、歩くことが苦にならなくなるから不思議である。そんな中、住宅街の真ん中を歩いているというのに、角を曲がる度に赤提灯を探している自分に気づいて、思わず笑ってしまった。まさに「居酒屋探偵」である。

   西馬込千成看板

西馬込 やきとり「千成」
住所 東京都大田区南馬込5-26-14
電話 03-3774-4764
定休日 日曜・月曜休
営業時間 火曜から金曜 17:30~22:00 土曜 17:30~21:00
交通 都営地下鉄浅草線西馬込駅下車徒歩5分・ 東急バス西馬込駅前停留所から徒歩5分

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池上 焼鳥「サンキュー」

Life of the izakaya detective DAITEN
居酒屋探偵DAITENの生活 第213回  2009年5月18日(月)  【地域別】 池上線】 【時間順】 【がっかり集】



池上 焼鳥「サンキュー」

   池上焼鳥サンキュー外観 


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 池上を散歩する。東急池上線の池上駅から池上本門寺へ向かう曲がりくねった旧参道を抜けてゆくと、やがて道幅の広い新参道と合流する。新参道を歩いてゆくと、山門の手前で呑み川に出る。橋を渡り、左に曲がってから右にカーブしてゆく川沿いを歩く。バス通りを跨いでから右手に「太陽泉」という名前の銭湯を発見すると、その手前かどに「もつ焼き店」がある。以前、第102回で記事にした数ヶ月後、BSのテレビ番組「吉田類の酒場放浪記」でも紹介されたもつ焼き「福ちゃん」である。
 上半分が曇りガラス、下半分が透明になっているガラス越しに、下から覗き込んでみると、今日はまだカウンター席にお客さんの姿は無かった。
 しかし、今日の目的は違うのである。「福ちゃん」の前を通り過ぎ、川沿いをさらに三十メートルほど歩いて行くと、右手に「若鳥焼」と書かれた暖簾が見える。以前から入ってみたいと思い、その機会が無かった店である。

 思い切ってガラス戸を開けて中に入った。手前から奥にかけて八席ほどのカウンターがある。カウンターの中は調理場。三角形の土地に建っている為か、カウンターの外側の客席は三角形になっている。入ってすぐ右手の壁に細長く小さなテーブルが一つだけ置かれており、三人位が座ることが出来るのではないだろうか。カウンター席にお客さんが座ると、テーブル席との間に隙間が無くなってしまうに違いない。そのテーブル席に男性客が一人座ってお酒を飲んでいた。奥へ人が通れるように、カウンター席の入口から二つ目の席を選んで座った。すぐ目の前は焼き台である。焼き台の前に大将がいらっしゃって、奥の方に女将さんらしき女性が立っている。

 まずは、レモンサワー(370円)をお願いした。店内をキョロキョロ見まわす。「若鳥焼」の文字がある。鳥肉専門店だ。
 ネギマは一人前五本(400円)。鳥正肉のみで、ネギ無しの場合、一人前五本500円になる。煮込み(470円)は次回にすることにした。
 レモンサワーを飲みながら待っていると、女将さんが「サービスですよ」と言いながら、目玉焼きを持ってきてくれた。実にうれしいサービスである。

 やがて、ネギマがやってきた。肉も大きく、凄いボリュームがある。これで5本で400円は安いと思った。ウーロンサワー(370円)を頼んで、ぱりぱり鶏皮一人前(400円)も頼んでしまった。きっと鶏皮も量が多いであろうと予想していたら、やはりその通りであった。香ばしく焼いてありながら、ほどよく柔らかい食感もあり、実にうまい鶏皮であった。鶏皮好きの東京城南居酒屋探偵団団員OZAKI先生に食べさせてあげたいと思う。幸せの一時である。

 こちらのお店のようなスタイルを私は勝手に「城南若鳥焼」と呼んでいる。特徴はボリュームがあること。モモ、手羽焼き、唐揚げなど鶏料理中心であること。このような店を私は他に二軒知っている。一軒は、日本人なら誰もが知っている某有名人の方がかなり昔に通った為、店そのものがあまりにも有名になってしまった某店。もう一軒は、その店と同じ仕入れ先の鳥を使っているという店である。秘密という訳ではないが、今のところはまだ紹介はせずにいる。

 最初のお客さんが帰った後、一人客の方が入ってこられ、続いてなかなかの美男美女のカップルが入ってこられた。馴れた様子で注文をされている。
 大将の手が空くのを待って、もも焼き大(750円)をおみあげにしてもらうことにした。もも焼きが焼ける間、生ビールを飲みながら待とうと思い、「生ビールをミニジョッキ(280円)でお願いします」と言った。
 すると、女将さんが「これですけど、小さすぎません?」と言って、現物のミニジョッキを持って来てくれた。たしかに小さい。気をつかっていただいたので、生ビール小(500円)をいただくことにした。「小」といってもチェーン居酒屋などにある中のサイズである。因みに中は600円、大は750円である。

 生ビールを飲みながら待っていると、ちょうど飲み終わった頃、鳥もも焼きを包んだものがコンビニの袋に入って出てきた。お勘定をお願いする。女将さんが計算をして、小さな紙に値段を書いて、そっと差しだしてくれた。露骨に値段を言わないのである。上品だ。
 午後7時10分から7時50分までの約40分ほどの滞在。お勘定は2,790円であった。

 帰宅後、コンビニ袋を開けてみると、鳥もも焼きの袋とは別に白菜のおしんこが入れてあった。こちらも美味しくいただいた。さりげないサービスがうれしい。私好みの「城南若鳥焼」の店をもう一軒発見してしまったのである。知っていながら、機会が無い為に未訪の店が実に多い。次回もまたそういう一軒を訪ねる予定である。


   池上焼鳥サンキュー看板

池上 焼鳥「サンキュー」
住所 東京都大田区池上2-16-9
電話 03-3754-1619
定休日 日曜祝日休
営業時間 ?
交通 東急池上線池上駅下車徒歩11分・ 東急バス池上橋停留所から徒歩4分

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都立大学 立ち呑み「ホームラン」

居酒屋探偵DAITENの生活 第212回  2009年5月16日(土)   【地域別】  【時間順】



都立大学 立ち呑み「ホームラン」

    都立大学ホームラン外観

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 前回の店「新世界」を出た後、都立大学駅高架下の「トリツフードセンター」を見に行ってみた。一階の一部が工事中になっており、常連の方がおっしゃる通り、カウンターが出来ていた。
 呑み川緑道と東横線が交差する場所の広場に戻ってみると、ワンカップや缶ビールをそばに置いてベンチに寝ている人の姿があった。その脇を通り、公衆トイレを挟んで立ち呑み処「新世界」の裏側にあたる「ホームラン」という立ち呑み店に入ることにした。

    都立大学ホームラン

 外に赤提灯が掛かっており、その左隣の少し離れた場所にメニューが貼ってあった。メニューを見るとホッピーやレモンサワーの価格が「新世界」と同じであった。マグロの尾の身を食材として使っている点も同じ、メニューそのもののデザインまでが同じであった。やはり、「新世界」と同じ経営であるらしい。中に入ると、L字カウンターがあり、12人程度が立てる広さである。カウンターの中に男性が一人で働いている。

 まずは、緑茶ハイ(315円)をお願いした。ぼんじり(105円)、とりかわ(首皮使用)(105円)を頼んだ。割り箸の代わりの黒い箸が箸立てに入っている。もう一人男性の方がカウンターの中と外を行ったり来たりして働いておられた。

 お店の方がちゃんと話しにのってくれる。平日は午前三時まで営業しているそうである。2杯目はスダチハイ(368円)にした。本物のスダチを一つ使っている。スダチの皮を削って細かくして入れているということである。この細やかな手間がうれしい。
 ゴーヤのおひたしを頼んだ。卵の黄身が入っている。「宝夢卵」という銘柄の卵が使われているそうだ。うまい。当たりである。ゆで卵(137円)は名物らしい。常連の方が頼んでいた。その店の一番のものを見つけた時はとてもうれしいものである。

 お店の方が「スダチを皮ごと食べてみてください」という。さわやかな苦みと酸味が口に広がり、素晴らしいうまさである。もう一杯スダチハイ(368円)を頼んでしまった。
 「今はハウス物ですがこれから夏にかけて露地物がでてきますよ」とおっしゃる。お店の方の対応がよい。露地物を試してみたいものである。

 やがて、トイレに行きたくなった。
 「ちょっとトイレに行きますけど、携帯を置いてゆきます、逃げませんから(笑)」とお店の方に声をかけた。
 「気をつかっていただいてありがとうございます」とおっしゃる。

   都立大学公衆トイレ

 店の脇の出口から出て、隣の公衆トイレを使った。綺麗な公衆トイレがあるので、店には自前のトイレは無いようである。たとえ自前のトイレがあったとしても、近くに公衆トイレがあるというのは、周辺に立呑み店が出来てゆくのに最高の環境であろう。

 近くにできるという立ち呑みのワインバーも楽しみである。まだ何も情報はないが、やがて、都立大学駅近くに立呑み激戦区ができるのではないだろうか。ガード下文化が再びここに再燃するのではと期待してしまう。

 安く酒を飲ませてくれるこういった立ち呑み店が増えることは、今の時代、必然かもしれない。着席店よりも高い酒を売る立ち呑み店もあるが私は行きたいとは思わない。

 午後5時から6時まで1時間ほどの滞在。お勘定は後払いで1,570円であった。

 ※  ※  ※

 追記 読者の方から情報をいただき、営業時間を訂正しました。ありがとうございました。(2010.11.8)



   都立大学ホームラン

都立大学 立ち呑み「ホームラン」
住所 東京都目黒区中根1-5-1
電話 ?
定休日 無休
営業時間 土曜~水曜16:00~23:30。木曜・金曜16:00~27:00
交通 東急東横線都立大学駅下車徒歩30秒

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都立大学 立ち呑み「新世界」

居酒屋探偵DAITENの生活 第211回  2009年5月16日(土)   【地域別】  【時間順】



都立大学 立ち呑み処「新世界」

   都立大学新世界外観   ←クリックお願いします。 にほんブログ村 酒ブログ 東京飲み歩きへ ←クリックお願いします。

 土曜日の午後、目黒区碑文谷などを散策して5㎞ほど歩いた。たどり着いたのは、都立大学駅である。都立大学駅に続く高架下には、昔から商店街があった。「トリツフードセンター」といって、二階はスナックや居酒屋などの入ったいわゆる「名店街形式」の飲食街になっていた。
 都立大学駅改札を出て、自由が丘方面に向かって、改札の後ろ側に回り込むように歩いて行くと、すぐそばに呑川に蓋をして出来た緑道が通っていて、東横線と交差している。そのガード下の部分は広場になっていて座ることが出来る場所がある。
 稽古帰り、SAPの役者たちとコンビニで買ってきた缶ビールを呑みながらここで話すことがある。この広場の隣には前述した「トリツフードセンター」の入口があって、そこに「レモンハート」という不思議な名前の立ち呑み店があった。壁が狭いカウンターになっていて屋根の無い立ち呑みコーナーになっていて、客は公道に立ち、焼き鳥を食べながら銘柄の日本酒を飲むことが出来た。激しい雨の日は営業出来なかったのではないだろうか。その場所は現在、持ち帰りの焼き鳥店になっている。なお、「レモンハート」は現在、「トリツフードセンター」の二階でお好み焼き店として営業している。

 広場の手前側、駅舎の裏側にあたる場所に公衆トイレがある(下写真)。ここの広場で酒を飲んでいる人の姿をよく見かける理由の一つは、この公衆トイレの存在が大きいように思う。

   都立大学公衆トイレ

 この公衆トイレを挟んだ外側のスペースに一軒ずつ飲食店が入るようになったのは何年前であろうか。「三崎市場」という海鮮丼を売る店だった時期もあった。
 現在、二つのスペースはそれぞれ立ち呑み店になっている。

 まずは、改札を出て、右に回り込んだ側にある串揚げ中心の立ち呑み処「新世界」に入ってみることにした。カウンターは十人が入れば一杯の横一列のもの。
 縄のれんをくぐり店に入ったのは午後4時半であった。串揚類はパン粉をつけた状態で並べられている。カウンターの中では異国系のママさんが忙しそうに仕込みをしている。
 店内には左端にカップルが一組、私の左側に男性客が一人。それから、私が入ってすぐに入って来られた男性客が私の右隣に立たれた。まずは、黒ホッピーセット(368円)をお願いする。出てきた焼酎の量は多めである。右隣の男性の注文にのって、冷やっこ(210円)をお願いした。さらに、串揚はマグロの尾の身(105円)とレンコン(105円)にする。

 二杯目はレモンサワー(315円)。カウンターの中の大鍋では煮込みのようなものが作られていた。左隣の常連の方が「カレーいい?」と聞く。「もういいよ」と言って、ママさんがさきほどの煮込みのような物をお皿に入れて常連の方の前に置いた。「カレーですか?」と私が聞くと、常連の方が「タイカレーですよ」とおっしゃる。ママさんが小さなお皿に入れて味見をさせてくれた。辛くてうまい。時々しか作らないらしく、常連の方もなかなか食べられないそうである。因みにライスはメニューにない。

 常連の方と、近隣にできる新しい店の話をした。先ほどの「トリツフードセンター」の一階にワインを飲ませる立ち呑み店が出来るそうである。実際に後で行ってみると、新しいスペースが作られ、カウンターが出来ていた。まだ工事中で備品などは入っていない。さらに、「レモンハート」が移転した場所に出来たお持ち帰りの焼き鳥店も、建物の内側で立ち飲めるようにするらしい。この両店が出来ると周辺に4軒の立ち呑み店があることになる。なかなかの立ち呑み激戦区である。常連の方から色々と面白い話を聞くことが出来た。収穫である。

 串揚はそこそこにうまかった。店名が「新世界」であり、「ソース二度づけ禁止」と店内のあちらこちらに書いてあるので、一見大阪風の串揚げ店のように思える。しかし、串揚類はパン粉をつけた状態で並べられている。「二度づけ禁止」は衛生上を考えれば、当たり前のこと。ホッピーがある点、ちょっと変わったつまみがある点など、大阪人の方が満足するような浪速の串揚げ店と考えてはいけないのかもしれない。安く飲める近所の立ち呑みとして考えれば、十分である。
 常連の方やママさんの話から公衆トイレをはさんだ反対側にある立ち呑み店も同じ経営母体らしいことが解った。ママさんは以前、裏側の立ち飲み店が「三崎市場」という海鮮丼の店であった頃、そちらで働いていたという。この後、他にも二つの店が同じ経営である証拠をいくつも発見したのであった。

 午後4時30分から5時まで30分の滞在。お勘定は端数を切ってくれたようで、1,100円であった。


 (つづく)

   都立大学新世界看板

都立大学 立ち呑み処「新世界」
住所 東京都目黒区中根1-5-1
電話 ?
定休日 日曜祝日休
営業時間 16:00~
交通 東急東横線都立大学駅下車徒歩30秒。

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荏原町 居酒屋「一休屋」

居酒屋探偵DAITENの生活 第210回  2009年5月14日(木)   【地域別】  【時間順】


2011年冬閉店

※2009年5月13日 270,000カウント通過 感謝!

荏原町 居酒屋「一休屋」(いっぶくや)

   荏原町一休屋

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 夕暮れ時、散歩をしながら荏原町の商店街を歩くことが多い。今日もこの長大な荏原町商店街を歩いていた。第148回第186回で紹介した居酒屋「鳥竹」が入っている荏原町駅の近くの「古いマーケット」の一角である。そのマーケットのえばらまち商店街に面した部分に小さな居酒屋がある。以前から一度は入ってみたいと思っていたのであるがその度に常連らしき人たちで満席の時が多かった。それが、今日はカウンターの中を覗くと男性が一人座っているだけである。思い切って入ってみることにした。

 中に入ると、カウンター席の一番奥に座っていた男性が立ち上がる。「いらっしゃい」と言う。お客さんだと思っていた人がマスターであったのである。時折、誰も座っていないと入り難いという理由でマスターが御自分で席に座っている時がある。今回もそうであったのかもしれない。

 L字カウンターは6席のみである。テーブルなどはない。
 一見無口なマスターに「レモンサワー(390円)お願いします」と言う。
 「レモンサワーですね」と言って、小さなジョッキにレモンサワーを作ってくれる。ハイサワーのボトルを使っている。
 お通しは白菜おしんこ。つまみとして、もずく酢(250円)を頼んだ。

 メニューにはホッピーもあったが500円という価格から見て、焼酎がたくさん入っているお酒に強い人用のホッピーの出し方と見て止めることにした。
 いかげそ串焼き(290円)を頼み、ウイスキーを飲んでみることにした。
 「ウイスキー(450円)ってのはどんな感じなんですか?」と聞くと、
 「ウイスキーは角瓶で、うちのは最初からダブルで、めんどうくさいので水をつけて、勝手に割ってくださいというやつなんですよ。」と言う。
 ウイスキーのロックグラスに氷とウイスキーが入ったものと、ビアタンブラーに氷と水が入ったものが一緒に出てくる。どちらも一杯入っているので、ウイスキーに氷水を入れて、少し飲み、また氷水を入れて、少し飲みを繰り返す訳である。なにやら懐かしい感じがして、いい感じである。

 マスターは思いの外、饒舌な方であった。最近の景気の話などをする。開店は三年前であるそうである。なんと、午前五時まで営業しているそうで、夜中は水商売関係の人が来てくれるとのこと。
 入口にたこ焼きを焼く台がある。以前はよく焼いて売っていたのであるが、最近はあまりやっていないそうである。焼き台の脇に外テーブルがあり、そこで飲んでいる人を見かけたこともある。
 やがて、まさに御出勤前のママさんという感じの方が入ってこられた。話を聞くマスターのその様子から温厚で面倒見の良い、練れたマスターであることが解る。色々な人がマスターに話を聞いてもらいに来るに違いない。
 抹茶割り(390円)と、ハンペンバター(290円)をもらい、これを飲んで締めとした。

 午後6時45分から7時25分まで40分ほどの滞在。お勘定は2,260円であった。
 「お時間があったらまたどうぞ」と送り出してくれる。
 夜中に寂しくなって、一杯飲みたくなったら、「一休屋(いっぷくや)」のマスターに会いに来るのもいいかもしれない。

 ※  ※  ※

 2011年3月9日 追記

 久しぶりにお店の前を通ってみると、改装工事中であった。飲み屋さんではない、まったく違う業種のお店のようであった。


居酒屋「一休屋」(いっぷくや)
住所 東京都品川区中延5-2-6
電話 ?
定休日 日曜祝日休
営業時間 17:00~05:00
交通 東急大井町線荏原町駅下車徒歩2分。



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学芸大学 居酒屋「さいとう屋」

居酒屋探偵DAITENの生活 第209回  2009年5月10日(日)   【地域別】  【時間順】 


学芸大学 居酒屋「さいとう屋」


 
  学芸大学さいとう屋

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 sakuraと二人、用事を済ませながら東横線沿線の都立大学駅、学芸大学駅、祐天寺駅と移動した。そして、用事を全部済ませた後、銭湯に向かった。学芸大学駅から6、7分歩いた住宅街の中に「鷹番の湯」という温泉施設がある。東京在住の銭湯好きの方ならきっと御存知に違いない。数年前、東京都の銭湯組合を脱退したらしく、料金が以前より安くなっていた。一般の銭湯が大人料金450円なのに対して、大人料金380円で入ることが出来る。庶民にとっては、うれしい話である。一階と二階に浴室があり、男女日替わり制になっており、偶数日には一階が女湯で二階が男湯、奇数日には一階が男湯で二階が女湯になる。
 今日は5月10日である。私は二階の浴室に入った。露天風呂があり、夕暮れ前のまだ青い空を見ながら湯船につかることができた。実に気持ち良い。

  「鷹番の湯」を出て、学芸大学駅の東側にある商店街まで歩いた。商店街を歩いて、良い居酒屋が無いか探して歩く。以前に紹介した「串善」「久慈川」のある路地も歩いてみる。日曜日で休みの店も多い。
 この路地から一度商店街の方に戻り、すぐ目の前の細い路地に入った。この路地は学芸大学駅改札を出て右側に行き、左手のチェーン居酒屋が入ったビルの脇にある。狭い路地を入ってゆくと、右手に赤提灯を発見した。
 目立たない店である。一階はパチンコの景品交換所だ。脇の階段を上がってゆく。前を通っていながら、ここに店があることにまったく気づかずにいたのである。

 階段を上がり左手のガラス張りのドアを開けて中に入る。目の前のカウンター席には6人が座れる。カウンター席の中はお酒などを作る調理場、その右手にはガラス張りの小さなスペースがあり、炒め物や揚げ物をする為の調理場になっており、中にママさんらしき女性の姿が見えた。窓際にテーブル席が二つある。詰めて座ると、全部でちょうど10人がテーブルに座ることが出来る。テーブル席の脇の高い位置の壁には大画面テレビがあり、バラエティ番組をやっていた。カウンター席には四人ほどお客さんが座っていらっしゃる。テーブル席の一つに座った。

 メニューを見ると、ホッピー(420円)がある。ボーダーライン400円を超えているが風呂上がりでもあり、どうしても飲みたくなってしまった。sakuraは生ビール(480円)である。
 長身で坊主頭のマスターがカウンターの中から出てきて、飲み物の注文を取りにこられた。
 「生と、それからホッピーお願いします」と言う。
 「ハイ、ホッピーと生ですね。」と答える。
 「氷なしがいいのですが・・・」と遠慮がちに言う。
 すると、いったんカウンターのところに戻ってから、
 「冷えた焼酎がいいですね」と、声をかけてくださる。
 「はい」と、うれしそうに答える私。
 少しあって、
 「キンミヤの冷えたやつですね・・・」とも、言ってくださる。
 さらには、
 「グラスも冷えた方がいいですよね」と。
 「はい。」と、さらにうれしそうな私。
 「ジョッキにしましょう。」と、言ってくださった時は天にも昇る心地である。
 まさかの3冷ホッピーである。なぜ、こんなにうれしいのであろうか。
 〈ホッピー原理主義者〉とはこういうものである。
 因みにキンミヤボトルは1500円。

 3人連れのお客さんたちが隣のテーブルに座った。「今日は3人です」とおっしゃるところを見ると常連の皆さんらしい。
 つまみは、ねぎ焼きお好み風(380円)、sakuraの好物の塩らっきょ(200円)、たこ唐揚げ(380円)、新玉オニオンスライス(300円)をお願いした。

 お通しのマカロニサラダがうまかった。メニューを見るとペンネアラビアータ(600円)とある。私の一番好きなパスタではないか。他にもバジルとチーズのトマトパスタ、ペペロンチーノなどイタリアンのパスタがメニューにある。
 隣のテーブルの皆さんが焼きそば(600円)をとっていた。こちらも食べてみたい。

 ホッピーを飲んでしまい、もう一杯だけお願いした。ちゃんと、また3冷で出してくれた。
 やがて、カウンターの一番奥の席に、2008年9月24日第142回2009年1月17日第171回の記事で紹介したSAKURAの行きつけの店、祐天寺の居酒屋「まるちゃん」マスターがいらっしゃることにSAKURAが気がついた。お店が休みの日にこうやって周辺の店を歩いて研究をされているのだろうか。

 つまみ類は、値段も手頃で我々の好みのものが多い。Sakuraと二人、これは発見であると意見一致であった。
 ふだん出ないであろう手間のかかる3冷ホッピーを繰り返し頼むのはお店の方の負担になると考え、3杯目を我慢して冷酒(550円)に切り替えた。300ミリボトルの「松竹梅黒麹四段」である。
 私見ではあるが、マスターは学芸大学在住の有名人、ブラザートムさんに似ていらっしゃる。こちらの店に、ブラザートムさんも来店したことがあるのであろうか。一度聞いてみたいと思う。

 お勘定をお願いして店を出る時、カウンター席の一番奥の「まるちゃん」のマスターにお声を掛けて外に出た。「まるちゃん」は御夫婦で経営されている。表にマスターが立って接客をされ、奥まった調理場でママさんが調理をするという点で、こちらの「さいとう屋」さんと、「まるちゃん」は似ている。また一軒、城南地区で行きべき店を発見した。
 7時45分から8時45分までの1時間の滞在。お勘定は2人で3,630円であった。

 学芸大学さいとう屋看板

学芸大学 居酒屋「さいとう屋」
住所 東京都目黒区鷹番3-1-4
電話 044-433-8944
定休日 第一・第三日曜休・祝日休
営業時間  ?
交通 東急東横線学芸大学駅下車徒歩1分。



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武蔵小杉 小料理「鈴屋」

居酒屋探偵DAITENの生活 第208回  2009年5月8日(金)  【地域別】  【時間順】



武蔵小杉 小料理「鈴屋」

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 武蔵新城からJR南武線に乗った私とOZAKI先生は一つ隣の武蔵中原駅前に降り立った。駅の周辺を歩く。改札前のガード下にストアがあるだけで、駅周辺に買物をするような店も無い。周辺を歩いてみても商店街らしきものもまったく無い。駅の北側脇を通る中原街道の向う側に居酒屋が何軒も入ったビルが見えた。看板を見ると、各階に一軒ずつ店が入っている。どこもチェーン店のようである。二人とも最初からチェーンの居酒屋に入るつもりはない。
 ビルの隣にある交番にOZAKI先生が入っていった。しばらくして、OZAKI先生が交番から顔を出して私を呼ぶので、交番の中に入ってゆく。交番の巡査の方が親切に話を聞いてくれた。
 「ものかして、野毛にあるような酒場の集まった地域を探しておられるのですか?」と言う。たしかにその通りである。巡査の方の話によれば、そういう場所も店も周辺には無いそうである。丁寧に礼を言って外に出た。

 「僕たち、きっと普通には見えないでしょうねえ」とOZAKI先生。
 モジャモジャ頭に髭面の痩せた男、坊主頭にハンチング、ズームレンズをつけた一眼レフカメラを持った太った男の二人である。
 「気質には見えないだろうから、きっと、何かの取材だと思ったと思うよ」と私。
 こうして、我々「取材班」は武蔵中原での取材をあきらめ、中原街道でタクシーに乗車、武蔵小杉駅を目指して移動したのであった。

 JR武蔵小杉駅前で車を降りて、周辺を散策、2007年1月19日第5回の記事で紹介した居酒屋「まるみ」のそばを通る。
 さらに、武蔵小杉の有名居酒屋の前を通り、再び、東急東横線と目黒線のガードの脇に出た。ガードの下をくぐって、向かったのが小料理「鈴屋」である。OZAKI先生と入ったのは、今から三年以上前であろうか。もちろん、ブログを始める前である。

 小料理「鈴屋」はガード脇にある小さなビルの一階にある。外観の写真を撮って、入口のガラス戸を開ける。右手に7人ほどがやっと座れる小さなコの字カウンターがあり、その中が調理場になっている。調理場の中に大将が一人。カウンター席には女性客が二人座っていた。
 左手には小上がり席が二つ。手前は子供連れの御夫婦が座っておられる。奥の方の席を見ると、座布団を一部折り重ねないと置けない程の幅の狭さである。大柄の男同士が四人座るには、通路側の二人は片脚を通路に出して座らなければならない。
 すぐに、男性の一人客が次々に入ってこられ、先に来ていた女性客たちと会話が弾んでいた。やはり全員が常連である。

 まず、キリンラガービールの中瓶とグラスを二つもらい、OZAKI先生は焼酎お湯割に梅干を入れてもらった。つまみは、サーモンルイベ(630円)、ひらめ刺身(735円)を頼む。
 いろいろと昔話をしながらゆっくりと飲んだ。
 丁寧に切られたルイベと薄作りのヒラメが美しい。居酒屋で店内写真を絶対撮らないという私のポリシーを知った上で、OZAKI先生が「写真を撮りたくなりますよね」と言う。色も美しいが淡泊な味がうれしい。
 「ホッとする味ですね、北海道の食べ物は美味しいです。北海道旅行をした時、稚内で食べたホッケの皮のうまさを思い出します」とOZAKI先生。
 刺身を食べてしまうと、やはり酒が欲しくなる。我慢出来ずに燗酒一合をもらった。さらに、もう一本燗酒をもらって締めることにした。

 午後9時00分から午後10時30分まで1時間半の滞在。お勘定は2人で3,800円であった。


  武蔵小杉鈴屋看板

武蔵小杉 小料理「鈴屋」
住所 神奈川県川崎市中原区新丸子東2-907
電話 044-433-8944
定休日 日曜祝日休
営業時間  17:00~23:00
交通 JR南武線武蔵小杉駅下車徒歩2分・東急東横線/目黒線武蔵小杉駅下車徒歩3分


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武蔵新城 焼鳥「遠州」駅前店

居酒屋探偵DAITENの生活 第207回  2009年5月8日(金)  【地域別】  【時間順】


武蔵新城 焼鳥「遠州」駅前店

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 久しぶりにOZAKI先生と歩く「南武線飲み歩き」である。お互いの用事や仕事を済ませて待ち合わせたのは、JR南武線武蔵新城駅の改札口であった。
 前回、武蔵新城を紹介したのは、第146回焼鳥「かとりや」新城店の記事である。今回は特に事前の下調べもないまま歩くことになった。噂によれば、武蔵新城には「焼き鳥(もつ焼き)」の業態が多いらしい。前回は改札を出て右側に行き、駅前のローターに向かって右側の方を散策した。今回は左側の商店街の裏側を散策してみることにした。駅前ロータリーを渡り左手に路地がある。その路地に入って突き当たった左手の角地に「遠州」という焼き鳥店を見つけた。名前だけは知っていたがまったく情報がない。

 外観の写真を撮る。表には水車のような形の赤い看板が目に入る。さらに、建物の斜め角には白地に黒文字で「遠州」と書かれた大きな看板も目立っている。縄のれんをくぐり、格子のガラス戸から中に入る。右手には弓形のカウンターがあり、その中は調理場、左手には四人掛けのテーブル席二つ。奥には、座敷席が見える。二階もあるようだ。
 店内には焼き鳥の煙がただよい、美味しそうな甘い匂いが食欲をそそる。大画面テレビではナイター中継が流れている。

 ますば、レモンサワー(400円)を2杯。焼き物は、カシラ、鳥皮、レバをタレで2本ずつたのんだ。
 「全部タレとは珍しいですね」とOZAKI先生。
 一本95円、2本縛りである。さらに、レバ刺(580円)を追加。
 今日も忙しかった。様々な問題との出会いとその解決の日々。レモンサワーで人心地ついて、近況などを話すうちに、レバ刺がやってきた。甘味があっておいしいレバである。
 「このレバ刺しはすごいですよ」とOZAKI先生が言う。
 さらに、めざし(350円)も頼む。どの料理にも、みんなレモンが着いてくる。レモン好きの私は少し絞ってはレモンサワーのグラスに放り込んでしまった。

 さて、焼き物である。やわらかくうまい鳥皮だ、OZAKI先生の好物である。レバもカシラも美味しかった。焼きとりおまかせ盛り合わせ10本で1本サービスになる。隣のテーブルの二人連れは20本をおまかせで頼んでいた。合計22本焼き鳥が来ることになる。スポーツマンタイプのお二人であるから当然かもしれないが我々にはとても真似出来ない。

 瓶ビールは大瓶でサッポロラガー(赤星)、アサヒスーパードライ、キリンラガーの三種類があり、どれも580円である。ビール好きには程良い価格であろうか。
 二杯目は、玉の光純米吟醸(580円)でお願いする。ビアタンブラーに入り、ちゃんと皿に「おこぼし」の状態で出てきた。
 さらに、OZAKI先生がエシャレット(400円)とポテトサラダ(480円)を追加した。OZAKI先生としては珍しく注文する量が多い。出てきた料理も分量がどれも多かった。
 お酒をOZAKI先生に進呈して、私はチューハイ(400円)にした。まさに、血糖値の上昇を恐れるオヤジの姿である。
 OZAKI先生と飲むと、ゆっくりと酒を飲むことが出来る。そして、お互いの健康を気遣い、肉、魚、野菜をバランスよく食べることが出来る。ましてやシメの炭水化物なども彼は食べないので、この点でもとっても助かるのである。

 7時15分から8時15分まで1時間あまりの滞在。お勘定は二人で4160円であった。

 武蔵新城の街を少し歩いた。なかなか良い店がある街である。次回の課題として残し、JR南武線に再び乗った。次の店を探して、隣の武蔵中原駅に向かったのである。しかし、この時点では、この後の展開を少しも想像できない二人であった。

 (つづく)

武蔵新城 焼鳥「遠州」駅前店
住所 神奈川県川崎市中原区新城3-7-20
電話 044-751-2180
定休日 火曜休
営業時間  平日 17:00~23:45 土日祝日 16:30~23:45
交通 JR南武線武蔵新城駅下車徒歩2分


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洗足池 居酒屋・季節料理「一藤」

居酒屋探偵DAITENの生活 第206回  2009年5月1日(金)   【地域別】  【時間順】


洗足池 居酒屋・季節料理「一藤」

   洗足池「一藤」外観   にほんブログ村 グルメブログへ ←「東京食べ歩き」参加中。


 銭湯に行きたいと思い、夜道を歩き始めた。東急池上線の洗足池駅前から商店街を南東方向に歩き、ちょうど商店街の終わり辺りである。
 そこに「小松湯」という銭湯がある。「小松湯」の周りには中華料理店、そば屋、寿司店、沖縄料理居酒屋など飲食店が集まっている。
 その「小松湯」の斜め前に一軒の居酒屋があった。この店は何年も前から気になっていた店である。しかし、何度行ってみてもその度に営業していないのであった。営業していても急いで帰らなければならない日であったりして何故か縁の薄い店であった。実に三年がかりでついに中に入ることが出来たのである。このことは、第133回西馬込 居酒屋「とんちゃん」の回でも書いている。

 古い店構えである。アクリル製の白い看板には「季節料理 一藤」と書いてあった。赤い小さな提灯には「居酒屋 一藤」と書いてある。

   洗足池「一藤」提灯

 ガラス戸を開けて中に入ると、左手には四人掛けのテーブルが一つ。右手には六人が座れるカウンターがある。奥には座敷があって、座卓に六人は座れるようである。しかし、座卓の上には植木が置いてあって、なにやら生活用品が置かれている。客が座ることはあまりないようである。
 カウンターの一番奥に女性一人、その手前に男性一人、左手のテーブル席に男性二人が座っている。年齢層は高い。カウンターの中にマスターとママさんがいらっしゃる。お二人とも年輪を重ねたご様子。

 まずは、レモンサワー(350円)をお願いした。ママさんがゆっくりとレモンサワーを作ってくださる。カウンターの上にはネタケースが乗っていて、魚介類がたくさん入っており、白地に赤文字の値札が添えてある。こちらの店は刺身類が主な食材のようであった。レモンサワーと一緒に出てきた突き出しは、ポテトサラダと佃煮であった。レモンサワーを受け取る時に、生まぐろぶつ切り(500円)を頼んだ。この日、夕食に「まぐろの串焼き」を食べているというのにまた頼んでしまう。「マグロ好きの日本人」の一人である自分をつくづく感じる。

 ママさんは品が良い。カウンターの上から生まぐろが出される時、私の隣に立って「お父さん、こちらからお願いします」とおっしゃる。マスターから器を受け取ると、丁寧に私の前に置いてくださる。ゆったりとした微笑ましいやりとりである。
 最近、東京城南居酒屋探偵団のメンバーであるcroquettepunchさんのブログでこちらの店が紹介されていた。その中でも書かれているように、生まぐろの刺身の上に、青唐辛子と貝割れ大根がのせてあった。青唐辛子と一緒にマグロをいただくと美味いことをここで発見したのである。

 一人客の方が入ってきた。マスターがそばに行って声を掛ける。皆さん楽しく話していらっしゃる。ママもマスターもお客さんたちと話し込む。お客さんたちがママを誉める。ママが謙遜する。そして、ちょっとした合間にママがマスターをいたわる様子が微笑ましい。
 話の間を推し量って、焼酎緑茶割り(350円)と美味うるめ(500円)をお願いした。 常連の一人客の方が「大根おろし、味噌入れて」とおっしゃる。細かいリクエストにちゃんと答えている。

 うるめいわしは本当に美味であった。やはり、お酒を飲みたくなってしまった。しかし、これから銭湯に入るのである。我慢をすることにした。
 緑茶割りもなくなった頃、男性二人客と女性客が帰られた。店内は、私の他に男性の一人客二人だけになった。ママとマスターがこれから遅いお食事をされる様子である。
 「たしか、○○が残っていたでしょ、あれを食べようよ」といった日常のやりとりが微笑ましい。お食事を邪魔してはいけないと考え、お勘定をお願いした。支払いを済ませると、ママさんが丁寧に送り出してくれた。穏やかな一時を過ごすことが出来た。

 午後9時25分から10時25分まで1時間の滞在。二杯二品を守ることが出来た。支払った金額は1,900円であった。

 さて、銭湯である。すぐに斜め前の銭湯「小松湯」さんに入った。お客さんが少ないので、ゆったりした気分で風呂に入ることが出来た。実は私は「居酒屋巡り」を趣味とする前は「銭湯巡り」を趣味としていたのである。大田区、品川区、目黒区、世田谷区等城南地区の多くの銭湯を巡り歩いた。少なくとも「黒湯」の出る銭湯は全て入ったように思う。
 そして、銭湯の近くには良い「大衆酒場」があることを経験的に知っているのである。
 銭湯と居酒屋をセットで歩くシリーズを始めようとも思うのであった。

 追伸 こちらの店内の様子を味わいある写真で御覧になりたい方は、croquettepunchさんのブログのこちらの記事を御覧いただきたい。

  洗足池「一藤」看板

洗足池 居酒屋・季節料理「一藤」
住所 東京都大田区上池台3-37-17
電話 03-3728-5170
定休 ?
営業時間 ?
交通 東急池上線洗足池駅下車徒歩6分

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ホッピー原理主義者とは?
ホッピービバレッジが推奨する飲み方【3冷】を【原理】として、どこの酒場でもできるだけ原理通りの飲み方をしようと努力する酒飲みのこと。特に、大量の氷と多すぎる焼酎を入れたホッピーは、焼酎のオンザロックのホッピー味であって、本当の「ホッピー」ではないと考える。ホッピービバレッジの「飲み方いろいろ」を参照。

「ホッピーを原理主義的に飲む方法」はこちら


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テーマ : 居酒屋
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プロフィール

新岳大典

Author:新岳大典
新岳大典(ARATAKE DAITEN)
作家・コーディネーター。

居酒屋探偵daiten(izakaya detective DAITEN)として活動。劇集団咲良舎制作。多目的スペース「かたびら・スペース・しばた。」クリエイティブ・ディレクター。
演出家守輪咲良のブログ「さくらの便り」ブログ「人間日和」を運用中。
2011.7よりfacebook参加。2011.8より「ブクログのパブー」にて居酒屋短編小説を中心に発表開始。
 2014年9月6日より独自ドメイン取得によりURLがhttp://daitenkan.jp/に変更。

 なお、ブログのプロフィール写真は仙台四郎(せんだいしろう)の人形を撮影したもので新岳本人ではない。
 その時代、仙台四郎が訪れる店は繁盛するとして各地でもてなされたそうである。没後は商売繁盛の「福の神」としてその写真が店に飾られるようになったとのこと。

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